Staff BlogSoka

Izumi Hashimoto
草加店

橋本泉

こんにちは!
草加店の橋本泉です。あだ名は『はっしー』です!
アニメやマンガが大好きなので、そこをきっかけに皆さまと楽しくお話できたら嬉しいです。
この写真を撮る時ガチガチになってしまい、カメラを向けられるって本当に緊張することだと実感しました。
来てくださる皆さまにはそんな思いを忘れて楽しい一日にしていただけるよう精一杯頑張ります!

影と光

投稿日:2021/9/3

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「草加店の写真といえばどんなものか。」

 

これをライフスタジオのスタッフ、そしてライフをよく利用してくださるお客様に聞けば、

「緑がある」「明るい雰囲気」

こんな回答がみなさんから返ってくるでしょう。

それは草加店に窓が多く且つ天井が高いため室内に光が多く取り込めることと、奥行きのあるワンフロアに効果的にインテリアが配置されていること。

そして歴代カメラマンがその特色を活かした写真を生み出し続けてくれたことで築きあげられた草加店の魅力です。

しかし、つくりあげられた魅力は時に思考の停滞を生みます。

日が差している時の素晴らしさを知っているからこそ、その条件が整わない時無闇にライトをつけ平面的な写真を作ってしまう。

設置したライトが被写体にどうあたっているか吟味せずに撮影してしまう。

結果晴れた日の写真よりも質の低いものを提供してしまっていることがデビューしてからずっと続く悩みでした。

 

「天候など関係なくその時の条件で被写体を最大限魅力的に写したい。」

 

この思いを胸に試行錯誤し生まれたのが今回の写真です。

 

ハーフ成人と七五三のご記念でのご来店。
被写体の彼女は10歳と思えぬ落ち着きぶりで、話していても高校生と会話をしているような気持ちになりました。


すでに少女から大人への階段を踏み出し始めている彼女には無暗に明るくするような撮影ではなく、陰影を活かした雰囲気のある写真を残してあげたい。
そう思い、影を使いシルエットが印象的に写った写真を撮影することを決めました。

 

撮影した時刻は18時過ぎ。
あたりはすっかり暗くなり、いつもならば蛍光灯をいくつも点けているような時間帯。
今回は明かりの数を絞り被写体に対して逆光になるものをメインライトとして多く点けました。逆に順光側のライトはシルエットを際立たせるために暖色の蛍光灯を一灯のみ点け、
シルエットがきつくなり過ぎず女性らしい柔らかさを表現できるようにしました。

 

イメージのライティングができるのはドレッサーのあるエリアのみだったので、場所はドレッサーに決定。

よりシルエットに注目してもらうためにあえて鏡のある場所は写さずライトの正面に横向きで立ってもらい、

後ろにある円と連動して見えるように上を向いてもらい、より女性らしい印象を持ってもらうためにあごの下に手を添えてもらうポーズをお願いしました。

 

彼女がいつもよりさらに大人びて見えるようなイメージ写真にしたかったので、あえて着物の全身は写さず視線の先に想像力を働かせてもらえるように画面の上部にゆとりのある構図を選択しシャッターを切りました。

 

イメージの写真になるようにいつもよりも細かく顔の角度や目の位置を「こうしてほしい」と伝えていました。そんな時でも彼女はとても落ち着いた自然体で、私よりも絶対大人だよな、なんて感想が心の中に出てくるほどでした。
動じず受け入れてくれたことに改めて感謝を伝えたいです。

 

そんな彼女の協力があり生み出すことができた今回の一枚。光に照らされながら静かにほほ笑む彼女がとても綺麗で、きっと十年後にこの写真を見た時も変わらない笑顔だと思ってもらえるのではないかなと密かに思っています。

 

「草加店の写真といえばどんなものか。」

 

「緑がある」「明るい雰囲気」

 

この答えが返ってくることはこれからも変わらないと思います。
けれども日々お客様と向き合いその魅力を引き出すための努力を怠らなければ、今後新しい草加店の強みとできる写真も生み出していけるのではないかと思います。

 

今回の写真をそのための第一歩として刻み、
これからも一歩一歩進んでいきたいです。

 

ISO800

70mm

f/3.2

1/125s

 

Photo by Hashimoto

 

Coordinate by noripi-

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