Staff BlogSoka

Ayako Kai
草加店

甲斐あや子

福島県出身、かいちゃんです。

年中無休で趣味を募集中です。
皆様の趣味、お勧めを是非教えてください!

最高の思い出作りのお手伝いをさせていただければと思いますので、宜しくお願いします!

【写真分析】一瞬のその先

2019/11/29

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子供の写真は難しいという声を聞きます。

理由は
止まっていてくれないから、
こちらの思うように動いてくれないからと。

では止まっていてくれたら理想の写真が残せるかと言うと
次に表情が硬かったりこちらを向いてくれないという悩みが出てきて…。

なかなかベスト写真を撮影する事は難しいように感じます。

私達の撮影でも同様の事が言えます。
遊びながら進めるスタイルの撮影では子供たちは自由に動き、
時には集中して下を向く。

その中でしている事と言えば先を「予想する事」です。

私達は撮影前にご家族の皆さんと話をする中で見せてくれる姿
兄弟とじゃれ合う姿
スタッフと話す時に見せる姿を観察します。

そこで予想するのです。
カメラマンだけではなく、コーディネータも共に。

その子が自然体でいられるよう、自ら自由に動けるように私達はどう接するべきなのかを話します。


写真の少女はまだ3歳。
自分なりの遊び方もあるし、やりたい事がはっきりしていました。

そしてお喋りもとっても得意。
だからこそ一方的に話すのではなく、
こちらのお話も聞いてくれる姿勢がありました。

その時の澄んだ目元。
真剣な表情。

まだ頬に丸さがあり年齢相応の幼さを残すものの
どこか大人っぽい雰囲気を漂わせます。

美しい瞬間でした。

撮影が進み自ら傘を差した彼女。
傘で顔が隠れてしまった彼女に対しコーディネーターが声をかけました。

「次にくる」

そう感じました。
きっとこれまでのように彼女はコーディの声に耳を傾けるはず。

傘が少し傾いたその瞬間がチャンスです。

ちらりと覗くあどけない少女の顔。
その表情が視線を引き寄せるように顔が見えるギリギリのラインでシャッターを切りました。

彼女自ら出た動作を遮らないように傘を握る手は一緒に写し込む事。
また少し緊張感を表現しようと目線側に被写体を寄せた配置にしました。
この偏った構図のバランスを取るように左下には前ボケを。

予想をしていたからこそ残せた瞬間です。



たまに予想の斜め上の動きを見せてくれる子供達もたくさんいますが、
それはそれで嬉しい反応。

ハプニングは撮影の中で良いスパイスとして残させていただきます。


Photo by Ayako Kai
Coordinated by Namika Kubo

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