Photogenic
草加店
ふんわりじゃない、でも確かに彼女らしい一枚
投稿日:2025/4/29
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卒業記念の撮影に来てくれたのは、お洒落が大好きな女の子
この日をとても楽しみにしてくれていて、私も自然と背筋が伸びました。
私は普段、柔らかい光やふんわりとした空気感の写真が好きで、
そういう雰囲気を大事にして撮る事が多いんですが
―この日はあいにくの天気。
自然光が弱くて、いつもの「ふわっとした」光ではなかなか撮れない。
でもそれがかえって、「いつもと違う表現をしてみよう」と思うきっかけになりました。
順調に撮影が進み、お着物撮影も終盤
ドレッサーの前に座ってもらい、思い切ってスタジオの灯りを全部消してみました。
正面にだけ、ほんのりとオレンジ色のライトを一灯
すると、光と影がくっきりと浮かび上がって
レトロで落ち着いた雰囲気に
直感で「これだ」と思いました。
あえて笑顔にはせず
少しだけ伏し目がちな表情になるように声を掛けます
彼女の表情に自然と目がいきつつも、周りのインテリアや袴の質感も写るように構図を整えてシャッターを切る。
彼女の内面にふと触れたような、そんな瞬間。
そしてその表情が、静かにこの「節目」を語っているようにも思えました。
インテリアや空間も含めてフレームに収めたその一枚には
彼女らしさと、
“これからの彼女”の姿が、そっと写っているように感じます。
この撮影を通して、私は改めて
「光と影のバランスで、写真の空気は大きく変わる」
ということを実感しました。
そしてふんわりとした写真とはまた違う、陰影のある表現にも心惹かれている自分に気付きました。
これからも、こうした静かな強さを感じる写真に挑戦していきたい。
そんな新しい一歩を、彼女との卒業写真が後押ししてくれたように感じます。
photographer:Noripi-
coordinator:Ku-chan
*fin*
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