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投稿日:2017/10/1

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ライフスタジオに入って、子供達と接する機会がとても多くなった。

それ以前の僕は、赤ちゃんは可愛い人であり、見てるだけだ癒される人だという考えだった。

しかし、ある事をきっかけに僕は子供に対する考え方が変わった。

それは、赤ちゃんは正国(マーくん)をみると必ず泣くだ。

この時から、赤ちゃん=怖いとなった。

入社当時の僕は、親戚に子供達が多かったので、意思疎通が出来る子供達と遊ぶ事や、その世代が何を考えているのかという経験があったので、その世代と一緒にいることは問題はなかったが、意思疎通ができない1歳未満は経験がなく、また身長と性別のせいか、目があった瞬間に泣くという事が多かったので、その都度何をどうしたらいいのか分からず、てんてこ舞いであった。

そんな時に、当時一緒に働いてた先輩に言われた事に脱出口をみつけた。

先輩「正国は初めて会う日をどういう目でみるの?」

正国「この人はどういった人なのか知ろうとしてみます。」

先輩「赤ちゃんもそうなんじゃないの?ただ感情が豊かなだけで、本当は知ろうとしてるんじゃないの?」

正国「……たしかに!」

それらは、僕自身も泣かれたら一歩ひくのではなく、この子に僕を知ってもらうために、どあいう風にしたらいいのかという考えをする様になった。

それは、自分の中で赤ちゃんという考え方が変わり、そして赤ちゃんに対する僕をみせる表現方法が変わったという事だ。

まさか、この歳になって赤ちゃんに人との接し方を学ぶなんて…と思ったが、それからも僕は子供達や赤ちゃんから学ぶ事が多くあった。

それは、僕をどの様な人なのか相手に伝えるという重要性とその方法であった。

僕が子供と大人に対する表現方法は一緒ではないが、僕が相手をみる目は一緒だ。

自分の正直な気持ちを相手に伝えるという事だ。

この心得も赤ちゃんに教わったといえる。

正直な気持ちで相手とせっする事は、相手もこちらを正直な気持ちでみつめてくる。

それは始めてお互いがお互いを知る事ができる機会の始まりではないかと考る。

だから、僕はこれからも人と接する時は正直な気持ちで相手と向き合っていこうと思う。

そしてまた僕自身道に迷ったら、子供達にまた学んでいこうと思う。


Photo & Written by Masakuni Kikuchi

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