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Triple P Project 「観念の制約」

投稿日:2015/6/21

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観念の制約, Choi Eunpyo (Triple P X Interior in LIFE)
 
私たちは数多くの社会的観念の中で暮らしていて、それを通じて世の中を眺めている。
そしてその観念を実体化しながら生きている。このような原理と似ているのがインテリアである。
インテリアは私たちの観念と生活パターンなどを反映して空間をデザインし、その中で生活する人たちの活動を規定する。
室内空間インテリアと言えば、キッチン、リビング、テラスなどの規定になるだろうし、都市インフラレベルのインテリアと言えば、歩道、車道などがその例になるだろう。

人は、歩道に歩いていなければならず、車は車道に走らなければならないのがそのような規定の例として挙げられる。

このように私たちは知らず知らず多様な環境と空間で活動の規定を受ける。
私たちを取り囲むスペースや環境は我々の観念が実体化されて作られたものだが、その枠組みの中にて我々の観念は再び制約を受ける。
このような実体化された空間と環境は私たちの環境を便利にしてくれて、我々の思考を簡単にできるように助けてくれる。
家であればキッチンがあるからご飯を簡単で便利に作れるし、写真館ではインテリアがあるから便利に写真が撮れるようにしてくれる。そして都市では車道と歩道が区別されているため、事故なく安全に生活できる。

しかし、このような利便性のために我々の観念がその環境と空間の中だけに閉じ込められていて、これ以上新たな観念を生産できない状態にする時もある。
そして、そのような社会的観念の実体によって私の欲求も強要される場合も発生する。私たちが着たいと思う洋服、乗りたい車、住みたい家など、私たちの欲求と考えの多くの部分が社会的環境と観念の影響を受けるということだ。
 
このような環境の中で自分の考えと観念を完成していくことは重要である。但し、決まった枠組みの環境や社会的観念の中で自分の考えと観念を訪ねるのは容易ではないだろう。
しかし、少しでも自分自身の変化を望んで前に進んでいきたい欲求があるのであれば、今自分を取り囲む環境と社会的観念について疑問を投げかけてみる必要がある。
それが自分の考えと観念を作っていく始まりであるからだ。

このような意味でインテリアも眺め方も大きく変わらないと見ている。
撮影現場のインテリアの制約が我々の助けになっているか、それとも我々の観念を固定させているのか考えてみる必要がある。
それが我々のインテリアへの認識転換の始まりであるからだ。
 

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