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草加店
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​写真がかもちだす雰囲気

投稿日:2014/7/10

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写真は撮る人によって映し出されるもの、写真がかもちだす香りがまったく違ってくるとよく言われる。カメラマン一人一人の感性違えば、被写体となるモデルが持つその子らしさも一人一人違ってくる。写真は1カットを構成する光や、フレーミング、前ボケ、空間感、露出、絞り、小物などといった、すべての要素を効果的に用いることによって、被写体に合った雰囲気や香り、イメージを1枚の写真の中に表現することが出来る。
淡い白のドレスにふわふさわのファーベストそれから花の冠、私がこの少女を見たとき、こう表現したいというイメージが瞬時に湧いた。
「心地の良い光につつまれる、森の妖精」だ。
この抽象的なイメージを表現するために、被写体を逆光が降り注ぐところに連れて行き、ふわふわのファーのじゅうたんをひき、前ボケとして使う植物を持ってきた。
静かに眠りに落ちる少女、彼女の後ろから降り注ぐ暖かい光、手前にやわらかく入るじゅうたんの前ボケと植物の緑、彼女のマショマロのように柔らかい肌の質感、すべての要素が思い描いていたイメージにマッチした瞬間であった。
顔全体が写っていなくても伝わる雰囲気がある。
その雰囲気によって彼女がどういう子なのか伝わってくるものがある。
写真を構成するすべての要素を使うことによって表現することが出来る写真1枚がかもちだす雰囲気や被写体の雰囲気。被写体をよく観察し、与えられた条件の中でいかに表現するのか、カメラマンとアシスタントの息を合わせながら1つずつ演出していくのである。
だからこそ写真を撮ること、写真で表現をすることはおもろいのだと思う。
 

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人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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