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草加店【会計】-第一弾-~私たちのお金の使い道を私たちで決めよう!!~

投稿日:2017/4/27

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「会社のお金を好きに使っていいですか?」 

  

もし、こんな質問を誰かにされたら、私たちはどう答えるでしょうか。。。。  

ほとんどの人が「この人なにを言っているんだ?だめに決まっているだろう。」と答えるでしょう。
ごく普通の答えかもしれません。私たち労働者からすると『会社のお金』というのは、労働を提供してその対価として『給料』という形でしか接することがありません。

私たちにとって給料は生活の水準を維持するためにとても重要であり、通帳に印字される金額を気にします。今月はいくら残っていくら使えるのか?とスーパーで買い物をする時に頭に浮び、“半額”とシールが貼ってあるお惣菜を探したりもします。 

給料は私たちの生活にとても直接的であるため、気にすることは当たり前のことです。 

この私たちの給料は誰から貰っているのか?と考えると『顧客』です。 

顧客に来ていただけているから給料が貰うことができて、顧客に来ていただけていなかったら給料を貰うことができません。 

しかし、私たちの銀行口座に入るのは、顧客からではなく会社から振り込まれています。

当たり前のことを言っていますが、ここが重要だと考えます。 

なぜなら

「会社は私たちにお金をあげている側であり、私たちは会社からお金を貰っている側である。」

このような関係が一般的になっているからです。

これが会社と労働者の関係であるため、会社のお金を好きに使える立場にはないのです。

そして、会社は私たちのものではなく、社長という人のものです。 

会社のお金は社長のお金であり、好きなように使うことはいけないことです。

例えば、自分のお金を誰かが好きなように使おうとしたら、抵抗と抗議をするでしょう。
なぜなら、誰かのお金ではなく、自分のお金だからです。 

つまり、会社は私たちが「所有」していないので、好きなように使える権利がないのです。 

  

会社は誰のものでしょうか?経営学にはこんな命題があります。 

社長?社員?顧客?株主? 

いろんな意見がありますが、法的には株主が所有している、というのが正しいようです。 

結論は単純なのにも関わらず、なぜこんな命題があるのでしょうか・・・。 

結局は、「所有」が問題になるからです。 

例えば、ブラック企業です。 

自分が勤めている会社の社長に「ああしろ。こうしろ。」と仕事を命令されたとします。
まるで会社の利益のための利用されるように扱われるという話をよく聞きます。 

現実に表現されているのが、長時間労働・非正規雇用・残業代未払いなどです。 

その結果、体と心が壊れていき、最悪なケースは過労死してしまいます。 

これは、会社が社員を所有物として扱ってもいい。という認識があるから起こってしまうのです。 

所有というのは、自分のものであるから好きなように利用していいのでしょうか? 

いろんな考えがあります。 

例えば、自分のお金は誰のものか?ということでも、いろんな考え方があるでしょう。 


Aさん「自分で稼いだお金なんだから自分のものだ!」 

Bさん「愛する人のために使うお金だから、家族のものだ!」 

Cさん「社会がなければお金なんてないのだから、社会全体のものだ!」 


どう考えるのかは自由です。あなたはどう考えますか?

所有することは悪いことのように使われてしまいますが、決してそうではありません。 

所有することによって典型的な問題になってしまうブラック企業は、所有する人やモノを自分のためだけに利用または支配しているから問題になってしまうのです。 

所有している人やモノの価値を大切に扱う責任があるのです。 

その責任を乗り越えて権限に姿を変えて、本当の自由の権利を手にすることができると私は思うのです。
それが本当の意味で所有する権利なのだと思うのです。

 

所有は価値を支配するではありません。 

所有は価値を分配ことなのです。 

 

では、会社を所有することは価値を分配することであるならば、私たちにできるのでしょうか? 

おそらく、できることとできないことが区分されます。 

ライフスタジオのカメラマンになるためには、決められた水準を超えなけばなりません。 

きちんと事務作業もできなければならなく、きちんと顧客を対応もできなくてはなりません。
それを超えて、一定期間の写真教育を受けながら、個人的にも撮影練習をしなくてはなりません。これはカメラマンになるための責任です。やりことのためにやらなければならないことの過程を経なければならないということです。この過程があるからこそ、シャッターを切った瞬間に「平凡な写真」から「特別な写真」へと写真の価値を分配することができるようになり、ライフスタジオのカメラマンという権限が与えられるのです。 

言い換えれば、ライフスタジオのカメラマンを自分が所有したことになるのです。 

会社を所有することは、たくさん利益を増やすことだけではなく、来店してくれる顧客、働いている社員、また恵まれた社会に対して、会社のすべてを活用して価値を分配できることです。
これが、会社のお金の使い道だと思うのです。 

 

「私にそれができるだろうか?」 
 

「できるんだったらやってください。」と社長がよく言います。 

ライフスタジオは普通の会社ではありません。
自分たちでインテリア工事もして、自分たちでお昼ごはんを作って、自分たちで会社の政策も考えます。
そして、辛ラーメンとキムチもキッチンにあります。

所有することがライフスタジオには開かれています。 

責任と権限ができるのであればできるのです。 

つまり、「ライフスタジオは私たちのものだ!」という割合のほうが高い会社ではないでしょうか。

店舗の運営はある程度、社員に委ねられています。 

写真・インテリア・衣装・小物・会計・・・・・。 

これらの水準であれば、私たちの責任と権限で行使できるからです。 

ですが、ライフスタジオ組織全体の運営という基準で考えてみると、現実的にできそうもありません。現在、運営しているのは李社長と本社になります。 

2017年1月に李社長からこんな文章が発されました。 

タイトルは「お金を持って逃げろ!」です。捕まっちゃいますね。 

この文章でこんな内容があります。 

10万円の利益が出た場合、店舗の構成員が決定し執行します。 

1人1人分ける事もできれば、集めておく事もでき、寄付をすることもできるでしょう。 

もし、インフルエンザが流行し撮影のキャンセルが増え赤字が出た場合、給料を下げるのか、次の月に持ち越して挽回させるのかについての決定をします。 

少し考えただけでも、100種類以上のアイディアが浮かびます。 

今とは全く違う状況が演出されるかもしれません。自ら決定することが権限であり、その決定による結果を受け入れることが責任です。店舗の店長が集まった運営委員会は、各店舗から出てきた様々な意見と実践の内容を確認し、交流しながら「別々に共に」の原理を作用させる必要があります。 

「会計」は強制事項ですが、その結果、表れる人生の変化は、店舗ごとに異なる場合があります。目的意識を持ち行動しなければならず、現実では、各構成員に直接適用される事であるため、各店舗の明暗が分かれるかもしれません。   


簡単に言えば「私たちのお金の使い道を私たちで決めよう!!」ということです。 

これは会社のお金の所有がスタッフに移譲されたことを意味しています。 

ならば、責任と権限はどうやって得るのか? 

例えば、自動車を運転する責任と権限のために、私たちは教習所に通って試験を行い合格をしなければなりません。この過程がなければ、自動車の運転ができません。 

会社のお金も同じように、責任と権限を得るためにやるべきことがあります。 

まずは【会計整理と分析】です。 

なので、第二弾は「草加店の会計を公開します!!」



 

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
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