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草加店
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2017年・・・・草加店は「青春」します。

投稿日:2017/4/7

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草加店計画書
 
鈴木裕之
 
あの日のことを考えると、キーボードで
 
「S・O・U・K・A・T・E・N・K・E・I・K・A・K・U・S・Y・O」
 
と打つ日がくるなんて考えもしませんでした。
 
 
2014年12月ー
水戸店で「店長」の限界を知ることになりました。
おそらく、自分にはここまでしかできないだろうということを知りました。
自分に足りないことはなんなのかはっきりとしていましたが、どうしていいのかがよく分かりませんでした。
だから、「なにか足りないまま」生きていこうとライフスタジオを辞める決意をした年です。
その決意を聞いた李社長と蒔田さんが水戸に来てくれて「2014年から越谷で経営を学ばないか?」と、もしかしたら足りないことを知ることができると考え本社に異動することを選択しました。
 
2015年1月ー
本社では、私たちが変化発展するための2013年体制が再スタートをされました。
2013年体制運営委員会が作られ、論文と哲学を行いました。
越谷店では、「店長」を経験した人たちがいました。
そこには、自分と同じ道を歩き、同じ道で立ち止まり、同じ道を踏みはずそうとしていた人たちがいました。
だからなのか、自分と同じ水準で仕事の話がすることができ、ここには「自分ではない自分」がいたんだと感じたことを覚えています。
また、今までの自分とは違うの1日で仕事をしている仲間でもありました。
このような人たちと2013年体制を越谷店で共にしたことは「なにか足りない私」を埋めてくれたのです。
 
2015年6月ー
ライフスタジオをリードする勢力が形成されず2013年体制は「なにもなかった」と終わりを告げ、本社管轄店舗はすべて「なにもしない」営業店舗になりました。
越谷店で哲学と論文にエネルギーを注いでたあの頃に、すべての終わりを告げられた無力感を今でも覚えています。「なんのために越谷店にきたのだろうか・・・?」と、社長の四大原則解説本と三木清の哲学入門を、そっとダンボールにしまいガムテープをしました。
そして、2013年体制中止に伴い越谷店が休業となり、新たな人事編成が行なわれました。
人事面談は、越谷の3階でヘヨンさんと行い「草加店はどうですか?」と聞かれ、はっきりと「行かないです」と言いいました。別の日に社長にも「草加店行かないのか?」と聞かれ、もう一度はっきりと「行かないです」と言いました。
特別な理由はありません。
ただヘヨンさんの価値観の枠に入ってしまうのだという観念から断りました。
そして、代々木店3ヶ月と川口店3ヶ月を「なにもしないこと」にしました。
なにかしたことがあるのだとしたら、大人の撮影練習をしたぐらいです。
 
2016年1月-
スタジオから本社に、仕事内容も人も大きく変わりました。経験もありスタジオはある程度、予測可能であるが、本社は予測不可能だと感じました。
なぜなら、全体に関わる話合いが多いからです。
なにが正しくて、なにが間違っているのだろう・・・?
こんなことが頭の中をぐるぐると混ざっていたのです。
しかし、全体のことなので時間は待ってくれず「決断しなくては・・・」という壁が迫ってきます。
社長によく言われたことは「チンチャシバッ」です。
本社の仕事は、「木」だけ見ていたらだめで、「森」を見なければなりませんでした。
ライフスタジオ・本社管轄店舗・FC店舗・オーナー・スタッフ・顧客・・・・・自分。
どこかの視点だけに偏って考えてはならず、すべては繋がっている視点で考えなくてはならないのです。
つまり、現実の条件と構造を正しく理解して、個人と組織に対して適切に判断をして、案件を投げ出し、すぐに行動をすることです。
これが、本社で学んだ「仕事」でした。
私は思いました。
「あぁ、これが自分の限界を突破できなかった理由だったんだと。」
そして・・・・
 
2017年1月-
 
1年半前に「行かないです」と行った草加店に行くことになりました。
プレッシャーはあります。草加店はヘヨンさんの考えが生きているからです。
また、見えない霧で覆われたのです。
「草加店のイメージを崩してはいけない。」
「ヘヨンさんと同じようにしなくてはいけない。」
と、「〜しなくてはならない」と思ったのです。
それをヘヨンさんに言うと「私の匂いを消してください。」と言われました。
「えっ?ヘヨンさんの匂いってなんだろう?そもそも草加店ってなんだろう?」
自分が現実を歪曲して作り上げてはないかと思い、草加店の報告書をすべて読みました。
LOVEinSOKA・写真と人・ポートフィロソフィー・triple P・forest・six-pack・ベンマ・・・。
これらは2013年から行ってきた草加店の事業です。
 
2015年8月の報告書にはこんなことが書いてありました。
 
草加店が[実践する組織]を志向する理由は、構成員各自が人生の主体、つまり自分の人生のリーダーになるためです。
 言い換えれば、自分の人生の主人公として自ら成長する人になって、そうした人たちが集まって、何かを一緒に作っていく共同体を希望しているためです。
 
これを読んだ時に「たぶんヘヨンさんの考えって、俺とそんなに変わらないんじゃないか?」
「この考えを表現したのがLOVEinSOKAとかなんだろうな」と思いました。
正直、ヘヨンさんが鬼の子ではなく、普通の女の子ということにほっとしました。
じゃあ私は「どこに向かっていきたいのか?」・・・つまり、草加店の方向性を私の言葉で規定するとこうです。
 

-青春の草加店-
 
    
青春という言葉は聞いてなにを思いますか?
学生のときの甘酸っぱい恋?倒れるまで走った部活?人には言えないような悪さ?
今思えば、あの頃にしかできなかった忘れられない経験を青春というのではないでしょうか。
サミュエル・ウルマンという詩人は青春をこう定義しました。
 
-青春とは人生のある時期ではなく、心持ちを言う-
 
なるほどなと思いました。
青春とは、あの頃の学生時代だけではなく、いくつになっても経験できると思ったのです。
しかし、青春が経験できるのは私たちが呼吸をしている「今」です。
過去には戻れず、未来には行くことができません。
 
私がライフスタジオで存在している今。
ワンポイント・そして自立経営店舗をしている今。
そして、草加店の人々と共にする今です。
 
この今を生きる草加店の青春をするためには重要な原則が3つあります。
 
1つ、欲望を主張すること。
2つ、現実を突破すること。
3つ、感動を希望すること。

 

この1、2、3が草加店の原則とします。
 
私たちが望んでいる人生にそんなに違いはありません。
誰だって、不幸にはなりたくないし、誰かに必要とされたいし、孤独にはなりたいと思っていません。
そうならないために、自分の足りないことをゆっくりと満たしていきながら、時には涙して時には笑って、そうやって自分の人生を生きていくのです。
それが、青春だと言えるのではないでしょう。
下手くそでもいいんです。
今よりも先に、もっと先に、前に、共に、行きたいと思っています。
 
では今なにをしていくのか?
 
当たり前のことですが、ONEPOINTで青春の草加店を表現していくと同時に青春の草加店はONEPOINTで表現されなければならないと考えております。
ONEPOINTとは、ライフスタジオの事業の一つです。
事業を簡単に言うと、私たちの道を私たちで作っていこう!!です。
その道とは、私たちの日常であり、以下の6項目です。
 

 ①写真 ②会計 ③環境改善 ④業務マニュアル ⑤HP ⑥人間関係形成
 

ONEPOINT以外にたくさんのことをしようとは思っていません。
この6項目と個人のプロジェクトに対する汗と涙の奮闘記録が青春であると考えています。
 

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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