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草加店
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2015、SOKA & six-pack project Story~

投稿日:2016/10/30

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2015年11月16日


7月から始まったsix-pack projectを振り返る・・・

9月中旬に行われたBenmaを振り返ってみると二つの目的がありました。
一つ目は3周年記念の感謝の気持ちを込めた草加店からのおもてなしをさせて頂くという事でした。二つ目は草加店が、今現在何をやっているかということを立体的に整理し発表していくというものでした。
2013年体制が中止になった今、なぜ草加店はこのような目的を掲げ実行に移したのでしょうか?理由はシンプルなものだと思います。草加店は、組織の目的を実践する店舗として存在しているからです。目的達成の為に存在しているからこそ時として組織の変動にも影響を受けずに変わらない信念をもって、常に実践する店舗として堂々と運営をしているからです。そのような中でBenmaは草加店の現在(six-pack projectの存在)を象徴する集まりだったのではないでしょうか。また、それらを共有して共感するやりとりを通じて私達にできることは何かをもう一度見つめ直す機会になったのだと思います。
 
10月の草加店はBenmaを無事に終え、six-pack projectの実践も4ヶ月という期間を通過しました。その中で個人としてもペアとしてもそして、店舗としても4カ月間を懸命に過ごしてきた中でsix-pack projectに対する長所と短所を確認することができました。
 
長所としては、six-pack projectを通じた実践が一つの文化になったということです。もちろん初めから実践を上手く進行していく為の文化があったわけではなく、実践を通じた過程の中で一つの文化が形成されたのです。文化を他の言葉で例えるのなら共通認識ではないでしょうか。この共通認識は私達が常に大切に実践してきた共通メントに全て含まれています。ライフスタジオとは何か?ライフスタジオの写真とは何か?ライフギャラリーとは何か?私とライフスタジオの関係とは何か?私とは何か?これらの内容を自分の全てを使って伝えるという実践を通じて、この共通言語が自然と私達の心と身体に沁みこんでくるようになりました。始めた当初はお客様の前で真っ赤な顔をしていた私達が今では希望している姿に近づいていることが確認できたこの過程がsix-pack projectが文化になった大きな要因だったのだと考えます。
そしてその文化を店舗単位から組織にも適応しようという行為の中で今現在も進行中のライフギャラリープロジェクトという企画も立ち上がりました。一つの店舗の文化をもとに組織に対する起案書が作成されそれが全体に適応されていく過程で店舗と組織が連結されていく楽しさを感じることもできました。また、実践が習慣化されスタッフ一人一人の個性も目に見えて分かるようになりより仲間の存在がこのsix-pack projectにどのような作用をしているのかということも確認することができました
 
今までの話をもう一度整理すると、目的達成の為の目標があり、それを実行するための実践があり、その実践を絶えず全力で行うことで数位的な記録も残り、人と人との関係を結んだ証となる共通の記憶も残り、その積み重ねが私達の日常になりそれが習慣化され、やがては文化になったことがこのsix-pack projectの成果ではないかと考えます。
 
次に上記の内容に対する異なった側面からもsix-pack projectを分析してく必要があります。なぜならば、常に私達は客観を取り入れて持続的な実践をしていくことを希望しているからです。
習慣化されたことが固定されるとそれが形式的になり残念なことにそれが私達の固定概念を生み出す結果にも繋がります。これが私達を停滞させる大きな要因になります。これはどの店舗でもどんな組織でも起こりえることではないかと思います。ですから今までやってきた積み重ねに慣れてしまうこの期間がもっとも危機的な状況だと考えます。
現に店舗内の会話の中で販売に対する会話だけで互いのコミュニケーションが終わってはいないだろうか?習慣が文化になり日常が安定的になった時の会話がある一定の範囲から枠を超えなくなったのではないだろうか?
正直、思い当たるふしがあるのは事実です。
また、撮影現場では常に実践をしている私達ですが、撮影を終えたあとでもどのような姿で私達が居るべきなのかというところまで実践内容が連結されていなければ本当の意味での実践はなされていないのです。現に、お客様の目の前では心から接し積極的に自分を見せる行為を行ってはいますが、オーダーのやり取りではコメントの返信がコピペという形式的なものであれば私達の言っていることとやっていることに差異が生まれてしまいます。実践を通じて一本の太くて強い木が出来たのであれば、これに連動した幹や葉を形成していかなければなりません。
つまり私達は常に原点に戻って始めなければなりません。日本語の有名なことわざで『初心忘れるべからず』という言葉があります。このことわざの意味は、物事に慣れてくると慢心してしまいがちではあるが、物事を新しく始めた時の新鮮で謙虚な気持ち、そして志を忘れてはいけないという想いが込められています。このようにsix-pack projectの現状を私達でもう一度見つめ直し、それに対して新しい代案を考えまた新しい実践を行い自らがつくった固定概念を壊しまた新しい文化を生み出していく先に、私達の未来が待っているのだと考えます。
よってsix-pack projectに終わりはなく絶えず変化と発展を繰り返していく私達そのものなのです。

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