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草加店
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LoveStory in SOKA

投稿日:2016/10/28

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2013年4月27日


ラブストーリー in 草加

 

皆に意見を聞いた。

この写真を見ると、どんな印象を受けるか?

思いつくことを一つの単語で表現するならば?

 

大体が、華やか、きれい、暖かい、雑誌のようだ、光が美しい、春のワルツなど。

聞くだけで気分がよくなる表現だった。

草加店がオープンし、すぐにサンプル撮影をする子供たちに連絡をして撮影をした。

店舗をオープンし、サンプル撮影をする理由は、その店舗の印象をお客様に紹介するための、商品政策という理由ももちろんあるが、今後の撮影方向に対する基準や骨格、テーマを立てるためである。

目標設定という事もできるが、明確なテーマなければ何を表現しなければならないかもわからないまま、ずっとさまよっていく可能性があるからだ。目で確認できる基準、それがサンプル撮影だ。

例えば、店舗のインテリアをするとき空想だけで作業をしていない。それは、あまりにも広範囲であり、曖昧だからだ。「このような形」に作ろうという材料をたくさん収集し、頭の中の想像物とできるだけ似たイメージの物を用意し、インテリアを行う。完成した姿をまったく同じにすることはできないが、目で確認することができる基準が必要である。

写真の話に戻り、草加店を表現するテーマを考えたとき、私たちの姿が含まれていなければいけない。私達の姿はまるでコメディを撮っているような雰囲気。写真をそれだけで表現するならば愉快な傾向に行きそうであった。でもそれが私達の望んでいる本質の姿ではなかった。

草加店のテーマを写真に帰結すべきなのか?だとしたときに帰結することができると考えた。

つまり、写真と自分の仕事が一致しなければならない。

その店舗のテーマは、すなわち、内部文化と一致する必要があるということだが、写真と内部文化の密接さは当然のことだと思うからだ。だから表現できる言葉を見つけるのは容易なことではない。

 

店舗では、内部文化を作っていくために、構成員達が多くの努力をしている。

一緒にいれる時間等の条件を作り、その時間でできる内容を最大限探している。

しかし、そのように作っていくものが、いざ私達が撮っている写真とは別物の場合も多くある。

一緒にやるために、いろいろな素材を探そうとするが、最終的に構成員が最も多く結びついている時間は、撮影時の時間である。共同作業から作り上げるものが写真であり、そこに最も多くのエネルギーを出しているためにどのように内部文化と写真が別物だといえるのだろうか?

別々に作っていくこと自体が困難である。すなわち、内部文化とは私達から離れているものではないと思う。

サンプル撮影をし、写真を見ながら、パッと浮かんだタイトルは「ラブストーリー」だった。

事実草加店のメンバーの特徴だけを見ると、ドキュメンタリーの印象が強くもある。表面上に見える姿は違うかもしれないが、内面を見てみるとそれぞれ個性が強く、今少しずつそれぞれの香りを濃厚なまでに噴出している。

そして、それを草加店に浸透させていきながら、自分も知らないうちに歴史を書いている。

それは、跡を残しているということであり、このようなものが草加店に記録されるものだと確信している。

風のように通り過ぎる瞬間のスナップではなく、意味が付与されたドキュメンタリーの性質が強いのだ。

しかしドキュメンタリーは普遍的ではない。だから、今私達が行っているプロジェクトに、よりふさわしく、特別なものとしたい。

私達は、常時撮影することは一般的なことである。したがって、ドキュメンタリーよりは、「ストーリーつまり物語」というのが写真と私達が合わさることのできるものだと考えた。

 

ならば、「どのような」物語が私達に似合うのか?

サンプルで撮影された子供たちが、異国的で撮影に慣れている姿を見せてくれる雰囲気をもっているからではなく、サンプル撮影をしながら草加店の私たちを規定するためのヒントを得ることになった。

現在草加店を構成している4人の写真を見ると、共通のものがあるが、それは「繊細さ」である。

全体のカットすべてがそうではないが、75カットの中に繊細さを感じるカットが必ず入っている。

4人の性格にも共通するものがあるが、鋼鉄のように堅い面もあって、ぴりぴりコーラのような面もあり、冷たく冷静な面もあるが「柔らかさ」が一様に見られる。

繊細で柔らかいというのが私たちの唯一の共通の分母である。そして、それは「愛」を表現する言葉とよく一致することもある。

 

撮影した写真を具体的に分析してみると、写真に華やかさが見えるということは、光の流れが柔軟であるか、それによって良い感情を残してくれるということだ。

草加店は、撮影空間の天井が高く窓が大きいが、中に作られた造形物により光がまとめられ、きれいに移しだされるという大きな長所を持っている。高いところまで光が入ってくるため、撮影者のアングルによって、多様に光を調整することができることも大きな長所である。

また、中に入ってくる光が内部にある木で作られたセットの茶色と、鉢に植えられた緑の葉が出会ったとき、室内ではあるが、屋外の印象または、おおげさに言うと、森の印象さえも表現することができる。

光が表現してくれる神秘さと、なだらかに混ざった色のバランス、そして私たちの被写体である子どもたちの多彩な表情は、「美しさ」と「可愛らしさ」に直結され、写真が極大化された。

 

草加店の写真について何人かの人々の前で大胆な表現をした。これがライフスタジオの写真の結晶体ではないかと。

私の大胆な表現は、その当時の人々の語義が喪失されるようにしたが、自ら赤面していく顔がばれないようにした。はっきりと言うが、自慢ではなく、現実を直接ちゃんと見て確認し、認識しようという意味だった。

草加店の写真を見る人々に「愛」という印象を与え、それを「ラブストーリー」として説明することができれば、それ以上のものがあるだろうか。

ライフスタジオが業種の内容を変えない限り、ここを訪れてくれるお客様は、赤ちゃんと子供と家族である。家族の関係、それが美しさや幸せならば、私たちが可能な限り表現することができる価値は、家族に対する事、または家族を成していく「愛」以上のものがあるだろうか。

しかし、私達は未だにこの関係を適切に表現することもちゃんと解析できないまま他のものを探そうとする。さらには、写真が持っている技術的な要素により、その次を探そうとしたりする。

光、色、面、線、空間、アングルなどは写真を作り出す要素である。

写真というものの本質は、それがなければ、写真と言うことができない、つまり変わらない本質なのである。

しかし、「愛」とは、見る人によって感じるようになる人間の感情のひとつである。だから、変わることもあるが、「家族」という関係から愛は本質的なものでもある。

そのため、写真で表現する家族の愛は本質であるため、その次、またはそれ以上はないということだ。つまり、ライフスタジオの次の写真を話すためには、「家族」ではなく、新しい別のものでなければならず、家族の関係を美しさや愛で表現できる75カットの、現在未完成されていることを規定して作って行かなければならないということだ。

 

店舗が増え、撮影者が多くなり、本当の意味が付与されていない写真があふれかえっている。しかし、確かなのは否定的な見解ではないということ。写真に対するライフ人たちによる努力は、国籍を問わず積極的だと思うからだ。ただしカメラマンの写真に対する関心度に応じて、またはその日の撮影環境の条件に応じて、自分が持っている経験や感覚的な促進に応じて、または、個人が持っている写真に対する自身の定義により、頂上を被写体の「美しさ」とするならば、表現しようとすることが、ある人は階段の下で、またある人は階段の三番目で、またある人は階段の上から空に登りたがるというような差があるということだ。

もし私たちが表現しようとするのが家族の関係、被写体の美しさが一致した考えならば、多くの写真から、それが見れるように差を減らさなければならず、継続的なコミュニケーションも必要だと思う。

 

再び草加店を見てみると、草加店のメンバーは、始めて出会い今から始まる。

終わりが何なのかすぐには見えないだろうが、自分に、またはお互いに美しい関係になって行くことを望んでいる。

自身の存在を確認し自立できるように、この場所に新たな根がはっていくように、振り返って見たとき自分の人生を後悔しないように、そのような会社が構成員達にとっての安息所になることを願い、共に歩いているということが美しい関係を作っていく過程だと思う。

まだ終わっていないストーリー、私達が生きていくストーリー、未来を想像し走って行くストーリー、綿菓子のように甘いだけではない現実のストーリー、まさにこれが「ラブストーリー」ではないだろうか。

また、私たちが作っていく文化がライフ写真75カットに浸透していくようになるだろう。

人と人が出会い作っていくことのできる美しい人生。その何かが。

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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