お恥ずかしながら今さらながら、今年初めてフェスに行ってきました！

仕事柄土日のイベントはスルーすることが多かった今まで。

チェックはしていたものの、憧れすぎて日にちなんて全然忘れていたある日、kawaさまから

フジロック！

とだけLINEが。

なんだべ？と思ったらフジロックの日休み！！我ら！！

の意！

おおう！思わずひるむ私、

超行きたい、けど、チケットもない、宿もない、新幹線…？？？

どーにかなるなる！

で弾丸で行くことになりました( ´ ▽ ` )

前テレビで「旅行はトラブルがあった方が満足度が増す」って誰かが言ってたけれど、

チケット取るより先に越後湯沢に向かっちゃった私たち。

トラブル以前に小田急乗るくらいの気持ちで上越新幹線に乗るという。

そして入れるのかもわからないのにyoutubeで予習。

無謀、でもとにかく…それくらい行きたかったんです( *｀ω´)

野外での音楽はほんとーに最高でした。

なんだか夢のようで。

踊り狂うKEMURI族たち、

畠山美由紀の生歌の美しさ、

セクシーなベンジー、

政治のことまで絡めてメッセージを伝えようとするBRAHMAN、

雷雨を呼びそれすらも演出のようなNine Inch Nails、

うれしいcharaの選曲。

歩いて歩いて歩いて

しかもリサーチ不足でビーサンで足もとビシャビシャで

旅としてはほんと行き当たりばったりだったんだけど、

ひたすらしあわせ時間。

色とりどりのライトにガーランド、空間も人も現実味がなく。

帰りの始発新幹線待ちで宿も健康ランドも埋まり駅前で野宿♡という思い出おみやげつき(￣▽￣)

今年何歳になるか？とかは聞こえません。

さすがに次の日体がばきばきでした。 ははは

なんで新潟なのにフジロックなのかなと思い軽く調べたら、

第一回が1997年、山梨県の富士天神山スキー場で開催されたからなのだそうです。

それでロゴも富士山をかたどってるそうですね。

第一回は台風が来ていてものすごく天気が大荒れして、

山だから屋根もないしトイレも整備されてなくて、

とにかく大変な混乱状態だったそうです。

あまりに荒れて2日目が中止になり、

運営に対しても疑問や批判が相次いだと。

それが今や、日本を代表するロックフェスになったわけです。

って…知ったように言ってみますけど、

それを知ったらますます感慨深いのでした。

会場のゴミは細かく分別されていて、

トイレットペーパーは「昨年のゴミを再利用して作りました。」と表記がありました。

山で行うデメリットをもれなくメリットに変えてしまう機転の効かせ。

ゴミひとつ落ちていない山路を見たらお客さんの意識が「離れてるけど同じ」なのだとわかりました。

フェスのムーブメントはすごいんですね。

そしてそして単純に、何も考えず音楽でゆらゆらする時間は必要です。