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湘南店
3years_Nanami
投稿日:2021/10/18     更新日:2021/10/20
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私は、人間の自由が、自分のしたいことをすることにあるなどとは、一度も思ったことがない。
それはしたくないことをけっしてしないことにある。
_ルソー
撮影においても
自然に…
自由に…
というけれど、そういうことなのでしょう。
自由はやりたいことをやるだけではなく
やりたくないことをやらないということでもあるわけです。
それを思うと、自由にしていることは
不自由の中にこそ存在しているということで。。。
「やりたくないこと」を意識した時
それから解放されたくて、人は自由を求めます。
じっと立って待つことが「やりたくないこと」だとしたら
自由を生むためにそこから解放してみる、
すると新しい、その子だけの自由を手にした生き生きとした表情を得られることもあります。
何より大切にしたいのは
本人が、やりたい、やりたくないことが明確な場合ほど
慎重に見守って、まずそれを基盤に置くこと。
間違ってもそれをこちらが思うように誘導することだけに
固執していてはいけないなと思うのです。
狙い通りの写真ほど面白くないものはない。
予想外の事が起きてそれがエピソードと共に刻まれていくのも面白いし
それが人を撮るということの醍醐味で
思い通りにいく、いかないは
結局自分の思い込みだから。
最低限のルールは守りながら、
選択の連続で頭をギュンギュンに回転させる撮影ほど
思い出深く、楽しいものです。
ママの妹さんが着た被布を着た彼女。
被布を着ている事をどう思っていたかわからないけど
楽しそうに傘を持ったり座り込んだり。
ママの方へ何度も駆け寄る姿も多くありました。
これこれ、これぞ3歳の七五三。
この姿は7歳の時には絶対にやらないであろう動きで
やったとしても体の大きさが違うし、
この小さな体でめいっぱい動く無邪気さが良いのです。
不自由の中に見つけた彼女だけの自由な姿は
見ていても笑っちゃう愛おしさがありました。
3歳おめでとう!
普段とても慎重派なのに、最後は本を読んでと膝に乗ってきてくれて嬉しかったなー。
また一緒に遊ぼうね。
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