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湘南店
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ヤン(横山)さんのこと

投稿日:2016/4/30

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4月も終わり。
今までここで出会って離れて、また別の形でつながっている人がいる。
ちえとは湘南店が始まった直後くらいに出会い、それから本当に数え切れないほどご飯を一緒に食べた。
特にお気に入りの中央林間のカレー屋さんにはもう何回行ったことか。
顔も覚えられて、しばらくぶりに行くとインド人のおじさんに「お久しぶデスネ~」と言われたりして。
名前も知らない彼を私たちは親しみをもって勝手に「ダルさん」と呼んでいる。

「変わらないって、これからもご飯には行くんだよ!オンニ!」
そう言っていたちえだけど
4月はプライベートでは一度も会っていない。
今彼女は以前より計画していた日本周遊旅行中で日本各地を旅しているのだ。それでなかなかつかまらないのをわかっているので私も2回ほど誘って予定が合わなかったのでそれ以上は誘わなかった。

変な感じである。

毎日一緒に過ごしてほぼ毎日ご飯を食べていた「相棒」がいない日々。
さみしいという感じよりも時間が長く感じるようになったということが今は近い。
一人で過ごす退屈な時間が増えてしまったので、サボっていたジムにもまた登録し直した。
しかししんみりする暇もなく、同じように日々は続いているが、ふと見るとちえはいつもの机にはいない。
ああ、そうだった。ちえは今金沢か~。
そういう感じだ。
もう私の中でちえは単なる同じ会社の同僚というだけにとどまらず、おそらく、家族のような感覚に近い存在になっていたようだ。
どこにいても何をしていても良い。
ただ元気でいてくれれば良い。
困ったことがあったら連絡してほしいこと、
こちらも困ったら連絡するのでほんの少しだけで良いので応えてほしいこと。
そんな感じだ。

社会に出てから「友達」と呼べる存在ができることは多くはない。
しかも30過ぎてから特に、自分が自然と先輩という立場になることが多くなったのもあって、
うまく人との距離がとれないことにもどかしく思うこともあった。
先輩とか後輩とか、そういうものは社会に出てからはあるようでないようなものかもしれないが
何より自分が「しっかりしなければ」と思うからこそ素がなかなか出せなかった。
そんな時、いやいやみんな同じだから~そのままで良いんだよと教えてくれた人が何人かいるが、その中の一人がちえだった。

「今が幸せでなければ。見えない未来に幸せを得ることなんてできない」

ちえはよくそう言っていた。
今、この時に、自分が自分らしくいられないのならばどんな状況になっても結局疲れてしまうんだ、
だから怖くても自分の本来の姿を周りに理解してもらう、そういう生き方をしていたちえの姿に私も何度となく刺激を受けたものだ。
面と向かっていったことはないけど
そういう人とともに働き関係を築けたことに心からラッキーだったなと思う。
しっかりもので生意気なちえは、年上の私のこともそういった意識を持たせずに間違いは間違っていると指摘してくれた。
逆にこちらが指摘をする時には、きちんと耳を傾けてくれた。
余計なものは必要ない、
人と人としての付き合い方。
シンプルで聡明な考え方を持ちつつも、たまに雑でおちょこちょいで末っ子体質。
愛されキャラとくくるにはあまりにも言葉が足りないが、
愛すべき存在。
きっとこれから先も長く付き合いは続いていくのだろう。
とりあえず、おつかれさま。
今まで支えてくれてありがとう。
いつでも味方でいてくれてありがとう。大好きなちえ。これからもよろしくね。

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人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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