Staff BlogShonan

Satomi Sugawara
湘南店

菅原 理美

目に見えない大切なものも大切に。

友達の家に来たような
親戚の家に来たような
そんな距離感でリラックスしてもらえれば嬉しいです。

湘南店のテーマである
「幸せ」
それを
見つけるよりも
気付けるような人でありたいと思っています。

遊びも
仕事も
全力で!

いくつになっても日々勉強!

残す意味

2015/4/17

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幸せは目に見えないものが多い。
時間だったり、空間だったり、人との関係だったり。
目に見えたなら、きっともっと大切にできるということも多いだろう。
ガラスを丁寧に扱えるように。
でも見えると、壊さないようにと慎重になっていろいろ制限されてしまうから、見えないものに幸せを感じられるようにうまくできているのかもしれない。
人は何より自分らしく生きることを望んで生きている。

写真は、見えないものを目で見て感じる取ることができる代物だ。
正確には、少しは見えているけれど、それをいちいち立ち止まって味えるほど私たちはのんびりと生きていられなくて、写真に写るものを見てはいつの日にかその時間に想いを馳せることになる。
そこに確実に存在していたという記憶を残すもの。
それを見るのは写る本人かもしれないし、その先の人かもしれない。
このお2人は、これから生まれてくる我が子にも伝えるように、凛として私たちの前でも確かな愛情を表現してくれた。
正直それだけでも満たされてしまったが
私は、このご夫婦の姿をただただ素晴らしく尊いと感じた。
見つめ合う目と目を見ているだけで、互いを思いやる愛情ほど美しいものはないなと教えてもらっているようだった。
写真に残す意味があると、確信させてもらえた。
撮影する側は被写体からそうして発信される見えないものを常に受信して自分の中で混ぜている。
その空気を壊さずに心地よく、お互いの存在だけを感じてもらえるように集中する。
会話は最小限、ただ心のやりとりだけ。
美しい2人の姿は美しい1つのオブジェのようだった。

未来に対する希望は生きる希望であり生きる理由だ。
静かな幸せと希望に満ちた記憶、それがいつの日か、時間を越えて誰かの胸にも届くことを。
撮影者として、言葉にならないところはすべて写真に頼るように託した。

photo:sugawara
codi:mayu

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