photo at Cambodia 2018



カンボジアは決して貧しい国ではないと思う。
とんでもなくお金持ちのカンボジア人も街にはざらにいる。

ただ皆が皆、飢えに苦しむほどの貧しい国ではないと思うが、子ども達が夢を見るのには乏しい国であると感じる。

アンコールワットでお土産を売り歩く5、6歳の少女。
日本で小学生ぐらいの女の子が街で物を売り歩いていたら私達は「どうしたの？」と声をかけてしまうだろう。
ハンモックに揺れながら一人お札を握りしめる子ども。
そんな光景をごくごく普通に目にするカンボジア。




夢を見るのは子どもであり、その夢を見させるのは大人なんだろう。
それさえ叶えられればこんなに良い国なんてないだろう。
この国に必要なのはお金でも食料でもなく、子ども達の「明日見る夢」。