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湘南店
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「 カンボジアの友達へ 」 〜カンボジア日記〜

投稿日:2018/3/1

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photo at Cambodia 2018


湘南店で数年前より取り組んでいるカンボジアへのボランティア活動。
2018年の今年は四回目の渡航となりました。
この活動の目的としては、カンボジアに写真館を設立し写真文化を根付かせるということがあります。
そのためには写真学校もなくてはならない。
そしてその前段階として写真に興味を持ってもらわなければならないということがあります。

今までの活動を振り返ってみると、
一回目、ゴミ処理場で生活する子ども達の身体を洗ってやり、日本から持って行った服に着替えさせたり、
小学校を訪れ子ども達と運動会をしました。
二回目、村に子ども達が勉強出来る学び舎を作りました。
三回目、前回の村と中学校に訪れ、牛乳パックと虫眼鏡で作る「手作り日光写真機」を現地で一人一人に作らせ、写真の面白さに興味を持ってもらいました。
そして四回目の今回は、高校生になった前回の中学生たち50人各人にコンパクトデジタルカメラ手渡し「自分の大切なもの」という主題で撮影をさせ、現地でプリント、学校内での写真展示までを行ないました。
カメラはライフスタジオのお客様やスタッフの皆様に募り集まったものです。
寄付をして頂いた皆様には心より感謝を申し上げます。
本当にありがとうございました。

合わせて、今回は村にも訪れそれぞれの家族写真とお年を召した方の遺影写真を撮影しこれもプリントと額装をして手渡してきました。
今回は特に現地の方々の喜ぶ笑顔を沢山見る事が出来たかと思います。

高校生になった彼らも展示された想い想いの写真を観てそれぞれに何かを感じているようでした。

カンボジアに訪れ毎回一番心に残る光景は、何かを見ている子ども達の「眼」です。
彼らの気を反らせてしまわぬよう、少し離れた場所からカメラを通して見る「彼らの眼」。
その眼を見ていると時折息をする事も忘れてしまうほど見入ってしまいます。

彼らの眼差しは真剣であたたかく、その奥底には何か寂しさのようなものも見え隠れする。
そしてそれは不思議と懐かしい気持ちにもさせてくれる。
彼らの撮った写真もそれぞれに個性があり見応えがあったが、それ以上に彼らの眼もとても見応えがあるものだった。
彼らの眼はまさに「今を生きる眼」そのものであり、多くの事を学ばせてくれる。

毎回、カンボジアに訪れる度に与える事よりも与えられている事の方が多いのではないかと感じます。
元気にたくましく生きるんだよ。
俺も頑張るからさ。
























 

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人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
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