あなたの撮る写真はなに？　

そう問われた時に、すぐに答えられず自分の写真ってなんだろうと改めて考えてみました

 

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日常で歩いている時に、ふと路上で見かける落し物

「なんだこれ」と思いながらそのままスルーしていく人が大半だと思います

そんな落し物を見かけるとスマホを構えている自分がいます

どうしてこれがこんな場所で落ちたんだ、わざと落とした？

などどんな経緯があってここにあるのかと考える時間が好きです

例えば落し物の他にも、一癖ある店の看板やポスターも

 

『変』・『不思議』・『特別』

 

と感じさせてくれるものに惹かれてしまいます

普段の撮影をしているときも、時折子ども達が見せる「なんだそれ」とつっこまずには

いられない仕草や表情　その瞬間を目の当たりにすると写真に納めなければ！と

必ず自分の中で使命感が生まれます

その場で偶然見せてくれた瞬間だったとしても

ただの記録にならないように、その一瞬をちゃんと写真という思い出の形に残したいと

想いながら納めた写真が今の自分の写真なのかなと再確認しました

 

 

 

 

そしてこの写真に写っている男の子、今年で会うのは４回目

会う度にレベルアップしていくお兄ちゃんの姿に相方であった森谷と歓喜しながら

これは今しかないかもしれないから残してあげたい！と私達からパパママにお願いをしました

その様子を見ていたお兄ちゃんも嬉しそうにモジモジしていたのを今もちゃんと覚えています

 

 

 

大事に伸ばしてきたこの眉毛さん

抜けては生えてを繰り返し、今生えているのは４代目

ひと目見ただけでは「なんだこれ」と感じるものであるかもしれない

でもこの眉毛は他にはない、ボクの大事な個性であり宝物なんだよと

撮影をしながら教えてもらいました

 

 

 

 

彼が大きくなってこの写真を見返したときに、どんな事を思うんだろう。。。。

そんなことを考える時間も私は好きです

 

 

 

 

 

photo & write : Shoko Yaguchi
Coordinate : Kimiko Moriya