私には歳の離れた兄が2人います　

血は繋がっておらず

小さい時からほとんど会う機会がなかったので

正直言うと遠い親戚の様な存在です。

 

写真の中のお姉ちゃんは12歳

末っ子の赤ちゃんは1歳

私の兄とも同じ位の歳の差でした。

 

彼女達はカメラを向けていない時も

我先にと、末っ子の弟君の面倒をみたり

じゃれあって一緒に遊びながらリラックスモード。

 

その光景は私にとってとても眩しく

憧れの感情がありました。

 

私自身がこの家族に抱いた　憧れ　という感情

どうにか家族写真で形に残したい。

 

そう感じました。

 

そして私が感じた感情を写真に残すには末っ子である弟君を主体にし、目線を弟君に集める事でした。

 

その時、ファインダー越しに自然と笑顔になる姿を見て無我夢中でシャッターを切りました。

その家族だけにしかない空気感や、瞬間的に見せてくれる表情。私が残したいと思う家族の形を目の当たりにした瞬間でもありました。

 

家族によって感じる事、思いも人によってさまざま。

 

そんな気持ちを撮影を通して一緒に共感する事が出来て本当に嬉しい気持ちです。

 

また新たな出会いを楽しみに。。。

 

photo & write : Shoko Yaguchi
Coordinate :Izumi Saito