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札幌白石店
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感謝の気持ちで・・・
投稿日:2014/1/20
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人と人が、人や空間や関係性を作り上げることに集中している・・・.with
新しい風を感じるためには、新しい価値を生み出していくことが必要です。
カメラと人が揃えば、誰かが誰かを、人が人をつくっていくような美しい光景を思い浮かべることができます・・・。
「思い浮かべることができる」というフレーズにこの写真は集約されているのではないでしょうか?単なるイメージ写真ではなく、人と人々との想いが重なり合っている一枚。
これこそが.withの存在理由でもあります。
カメラに映り込むその人は、私たちにたくさん語りかけます。信念をもって沢山の想いを伝えてくれます。自分の中に眠っていた『何か』に絶え間なくノックをしてくれている感覚・・・。気がついたら、心の温かいところをずっと温めてくれいていました。時には厳しく、時には心地よい安心感で全てを包み込んでくれます。
沢山の時間を私たちと共有していく中で、誰かの人生が、誰かと過ごしてきた時間の流れが、カメラを通して広がっていく・・・。それは誰かの人生と、一緒に作ってきた時間を共有していくということ。そのことを人生をかけて全身全霊で伝えようとしてくれています。その姿に、人の美しさを感じとることができます。
人の美しさは、単純に容姿だけではないことをはじめに述べたいと思います。人の美しさとは、その人に歴史があることを言います。その歴史とは、人との出会いで常に発展していきながら、自然に周りにも影響を与えていき、その影響さえも自身の歴史に刻まれていく状態のことを表します。なので、自分の歴史がどうやって創られていくかという原理を理解しているとも言えます。
では、生まれつきその原理を理解していたのでしょうか?最初から理解していたのかもしれませんし、そうではなかったかもしれません。もしかしたら、産んでくれた両親のおかげ、育ててくれた周りの人達のおかげ、沢山のことを教えてくる人たちのおかげ、今まで出会った沢山の人たちのおかげで成り立ってきたのかもしれません。
ひとつ言える事はその全ての人たちが繋がって影響しあっていることに一番重きを置いて生きているからではないでしょうか?人の歴史は、その人の信念によって様々です。しかし、人の美しさはその信念が明確であれば明確であるほど、輝きを増すのではないでしょうか・・・。
被写体の歴史を知るためには、どうすればいいのでしょうか・・・?
私なりの答えがひとつあります。それは、共に生きるということではないでしょうか?
つまり、『共存です』
その人のスキなもの、大切なもの、貫いている信念、今までの出会いのエピソード、好きな
スイーツ、お気に入りのブランド、とっておきのストレス解消法、旅行の醍醐味、影響を与えてくれた存在、愛する人の話、話、話、・・・会話をしていくことから始まると思います。
それを映し出した過程がこの一枚になりました。
被写体と撮影者が日常会話を楽しむように、シャッターを刻んでいく。
これが、共に過ごし共に歴史を作っていくことなのではないでしょうか?
写真の色合い、帽子、アクセサリー、ベルト、メイク、右横にあるネイビーのカーテン、ポージング、表情、全てがこの被写体からにじみ出てくる世界観で成り立っています。。
カメラマンは、被写体の歴史を良く理解し、その歴史を共に作り上げていく人だからこそ、
『こんな写真』のイメージが自分自身で出来上がってくることも自然な流れだったのだと思います。お気に入りの写真がここに映し出されていることが偶然ではなく、必然だったのだと確信をもっているカメラマンと被写体の関係性はなお美しく、見た人に様々な影響を与えてくれます。
イメージを具現化することは容易ではありません。その過程で様々な段階を踏んでいかなくてはいけません。
初対面の人と人が何をもって距離を縮めていくことできるのでしょうか?特に成人の写真では、子どもの撮影と違って、いないないばぁで、はにかんでくれませんし、自然な表情を引き出すのも簡単なことではありません。だから、私達は言葉を使ってコミュニケーションをとっていくのです。ですが、今日はいい天気ですね。程度の会話では、被写体との距離を縮めることはできません。だからこそ、私たち撮影者側は、人に深く入っていく技術を持っていなければなりません。その技術が何によって身につけることができるのか?単純に人のことを良くしらないといけません。そして自分自身のことも良く理解していなければなりません。だから、撮影者に必要なのは、カメラ技術以外にも人を撮るカメラマンであれば人に対しての知識をもっていなければなりません。だから、その理解を深めるためにも日々努力を惜しまず学習をしていくのです。時として襲ってくる自分の限界や苦しさ、面倒なことにも耐え、人を構成する要素を理解していくのです。それが、自分自身が人間らしく生き、そして人間らしい写真を映し出していくひとつの方法なのです。
カメラを通して、あなたの人生に入っていく過程で責任というものが生じてきます。それを正しく認識し、自分の中に適応させていかなければいけません。そして、新しい価値を創造することで本当の自由さえも得ることができるかもしれません。責任感ではなく、責任を実践していける人にならなければいけません。責任感を感じることは誰もが当たり前のことであり、ある種の義務であるとも言えます。これらは、仕事をする上での条件にも繋がっていかなければいけません。
仕事をするということは、単純に誰かの為になることであり、誰かに対して責任を持つということにもなります。そして、自分自身もその対象になっているということも理解しなくてはいけません。
例えば、家族が子を愛するように、私たちも子どもの頃は家族に愛されてきたのです。自分もいつか家族を築く時になり、この子の為に生きようと思ったときにはじめて、自分の家族に感謝するときが来るのです。そして、自分が家族と愛を育んできたことを改めて実感し、その対象が自分から自分の子どもへと繋がっていくことを理解します。それは、特別なことではなく当たり前に昔から受け継がれてきたことです。もしかしたら、これこそが人が創られていく原理なのかもしれません。愛を感じ、愛を知り、愛を育み、愛を伝え、愛をもって行動し、愛を形成していく。そして、愛を強くしていく。そして、愛を与えていく。その中で私が生まれるのです。
哲学者ルソーの有名な言葉で、人は2度生まれるという話があります。一度目は存在するために、二度目は生きるために生まれるのです。
自分自身の青年期を振り返ってみて頂ければ充分に理解できると思います。
つまり、「第2の誕生」というのは、自我が芽生えてきて「自分の内側にあるもう一人の自分」を意識するようになることから始まります。自我ができてくると、ただ単に、生物として生きてきただけのそれまでの自分とは異なり、自分を見る自分が存在することで自分についての認識が深まるとともに自分の外の世界をもあらたな視点で見ることができるようになっていきます。
そうなると、自分をとりまく世界=社会の存在が判り、その社会の中の一員として自分が存在していることが判ります。そして「その社会の中で自分は生きている」「自分はその社会の新たな一員である」ということが自覚されるようになり、社会と自分との位置関係を理解しようとします。こうして「第2の誕生」となります。「第2の誕生」を狭い意味で捉えればそれは「自我の誕生」を意味しますし、広く捉えれば「社会を構成する一員としての自覚を持ち、積極的に社会に参加するようになる」ことを「生まれる」という言葉で表しています。
今後も引き続き、写真通して生まれるものを今後もより深く理解していきたいと思います。そして、その魅力を一人でも多くの人に伝えていきたいと思います。
新しい風を感じるためには、新しい価値を生み出していくことが必要です。
カメラと人が揃えば、誰かが誰かを、人が人をつくっていくような美しい光景を思い浮かべることができます・・・。
「思い浮かべることができる」というフレーズにこの写真は集約されているのではないでしょうか?単なるイメージ写真ではなく、人と人々との想いが重なり合っている一枚。
これこそが.withの存在理由でもあります。
カメラに映り込むその人は、私たちにたくさん語りかけます。信念をもって沢山の想いを伝えてくれます。自分の中に眠っていた『何か』に絶え間なくノックをしてくれている感覚・・・。気がついたら、心の温かいところをずっと温めてくれいていました。時には厳しく、時には心地よい安心感で全てを包み込んでくれます。
沢山の時間を私たちと共有していく中で、誰かの人生が、誰かと過ごしてきた時間の流れが、カメラを通して広がっていく・・・。それは誰かの人生と、一緒に作ってきた時間を共有していくということ。そのことを人生をかけて全身全霊で伝えようとしてくれています。その姿に、人の美しさを感じとることができます。
人の美しさは、単純に容姿だけではないことをはじめに述べたいと思います。人の美しさとは、その人に歴史があることを言います。その歴史とは、人との出会いで常に発展していきながら、自然に周りにも影響を与えていき、その影響さえも自身の歴史に刻まれていく状態のことを表します。なので、自分の歴史がどうやって創られていくかという原理を理解しているとも言えます。
では、生まれつきその原理を理解していたのでしょうか?最初から理解していたのかもしれませんし、そうではなかったかもしれません。もしかしたら、産んでくれた両親のおかげ、育ててくれた周りの人達のおかげ、沢山のことを教えてくる人たちのおかげ、今まで出会った沢山の人たちのおかげで成り立ってきたのかもしれません。
ひとつ言える事はその全ての人たちが繋がって影響しあっていることに一番重きを置いて生きているからではないでしょうか?人の歴史は、その人の信念によって様々です。しかし、人の美しさはその信念が明確であれば明確であるほど、輝きを増すのではないでしょうか・・・。
被写体の歴史を知るためには、どうすればいいのでしょうか・・・?
私なりの答えがひとつあります。それは、共に生きるということではないでしょうか?
つまり、『共存です』
その人のスキなもの、大切なもの、貫いている信念、今までの出会いのエピソード、好きな
スイーツ、お気に入りのブランド、とっておきのストレス解消法、旅行の醍醐味、影響を与えてくれた存在、愛する人の話、話、話、・・・会話をしていくことから始まると思います。
それを映し出した過程がこの一枚になりました。
被写体と撮影者が日常会話を楽しむように、シャッターを刻んでいく。
これが、共に過ごし共に歴史を作っていくことなのではないでしょうか?
写真の色合い、帽子、アクセサリー、ベルト、メイク、右横にあるネイビーのカーテン、ポージング、表情、全てがこの被写体からにじみ出てくる世界観で成り立っています。。
カメラマンは、被写体の歴史を良く理解し、その歴史を共に作り上げていく人だからこそ、
『こんな写真』のイメージが自分自身で出来上がってくることも自然な流れだったのだと思います。お気に入りの写真がここに映し出されていることが偶然ではなく、必然だったのだと確信をもっているカメラマンと被写体の関係性はなお美しく、見た人に様々な影響を与えてくれます。
イメージを具現化することは容易ではありません。その過程で様々な段階を踏んでいかなくてはいけません。
初対面の人と人が何をもって距離を縮めていくことできるのでしょうか?特に成人の写真では、子どもの撮影と違って、いないないばぁで、はにかんでくれませんし、自然な表情を引き出すのも簡単なことではありません。だから、私達は言葉を使ってコミュニケーションをとっていくのです。ですが、今日はいい天気ですね。程度の会話では、被写体との距離を縮めることはできません。だからこそ、私たち撮影者側は、人に深く入っていく技術を持っていなければなりません。その技術が何によって身につけることができるのか?単純に人のことを良くしらないといけません。そして自分自身のことも良く理解していなければなりません。だから、撮影者に必要なのは、カメラ技術以外にも人を撮るカメラマンであれば人に対しての知識をもっていなければなりません。だから、その理解を深めるためにも日々努力を惜しまず学習をしていくのです。時として襲ってくる自分の限界や苦しさ、面倒なことにも耐え、人を構成する要素を理解していくのです。それが、自分自身が人間らしく生き、そして人間らしい写真を映し出していくひとつの方法なのです。
カメラを通して、あなたの人生に入っていく過程で責任というものが生じてきます。それを正しく認識し、自分の中に適応させていかなければいけません。そして、新しい価値を創造することで本当の自由さえも得ることができるかもしれません。責任感ではなく、責任を実践していける人にならなければいけません。責任感を感じることは誰もが当たり前のことであり、ある種の義務であるとも言えます。これらは、仕事をする上での条件にも繋がっていかなければいけません。
仕事をするということは、単純に誰かの為になることであり、誰かに対して責任を持つということにもなります。そして、自分自身もその対象になっているということも理解しなくてはいけません。
例えば、家族が子を愛するように、私たちも子どもの頃は家族に愛されてきたのです。自分もいつか家族を築く時になり、この子の為に生きようと思ったときにはじめて、自分の家族に感謝するときが来るのです。そして、自分が家族と愛を育んできたことを改めて実感し、その対象が自分から自分の子どもへと繋がっていくことを理解します。それは、特別なことではなく当たり前に昔から受け継がれてきたことです。もしかしたら、これこそが人が創られていく原理なのかもしれません。愛を感じ、愛を知り、愛を育み、愛を伝え、愛をもって行動し、愛を形成していく。そして、愛を強くしていく。そして、愛を与えていく。その中で私が生まれるのです。
哲学者ルソーの有名な言葉で、人は2度生まれるという話があります。一度目は存在するために、二度目は生きるために生まれるのです。
自分自身の青年期を振り返ってみて頂ければ充分に理解できると思います。
つまり、「第2の誕生」というのは、自我が芽生えてきて「自分の内側にあるもう一人の自分」を意識するようになることから始まります。自我ができてくると、ただ単に、生物として生きてきただけのそれまでの自分とは異なり、自分を見る自分が存在することで自分についての認識が深まるとともに自分の外の世界をもあらたな視点で見ることができるようになっていきます。
そうなると、自分をとりまく世界=社会の存在が判り、その社会の中の一員として自分が存在していることが判ります。そして「その社会の中で自分は生きている」「自分はその社会の新たな一員である」ということが自覚されるようになり、社会と自分との位置関係を理解しようとします。こうして「第2の誕生」となります。「第2の誕生」を狭い意味で捉えればそれは「自我の誕生」を意味しますし、広く捉えれば「社会を構成する一員としての自覚を持ち、積極的に社会に参加するようになる」ことを「生まれる」という言葉で表しています。
今後も引き続き、写真通して生まれるものを今後もより深く理解していきたいと思います。そして、その魅力を一人でも多くの人に伝えていきたいと思います。
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