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札幌白石店
photogenic57
投稿日:2013/11/21
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人に、写真に、自分自身にもっと深く入っていきたい・・・。
撮影を3年以上続けていくと、自分の形式というものが出来上がってきます。
形式とは、時間が経過していく中で積み上げられる習慣のひとつです。
出来上がってくるという言葉の意味合いは、固定概念が存在するということです。
習慣と固定概念のバランスで自分の写真スタイルが確立されます。
つまり、撮影の技術的な部分では解放されたことを示します。
形式に安定感が発生してくると、原本75cutの全体的な質は上がってきます。
もう少し時間が経過していくと、その形式を更新していくよう努めていくようになります。
しかし、形式だけを更新し続けてもある一定の段階までくることはできても
『何か』が自分に必要だという事を感じざるおえない思いになってきます。
その『何か』を探すためにいろんなことを考えたり、研究をしていくようになります。
それが、自分を変化・発展させる方法を考え出そうとする一種の悩みにあたると思います。
4年前に、このような言葉を頂いたことがあり、ふとその時のことを思い出した。
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自分自身に向き合うとき、「これは幸運だ」と考えてみてください。
そうやって悩まずに、どうやって成長できますか?
今も毎日をつまらなく過ごしていく、多くの人々がいます。私をはじめとして。
自分自身と向き合うということは、
一種の幸福であり ライフスタジオがあなたにできる最高の贈り物です。
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写真を通じて自分自身に向き合う悩みがあること自体、とても有りがたいことだということを改めて感じました。
時として、悩んでいてもそれを自分の中だけで解決していくことに限界を感じるときがありました。
そして出した答えは、自分の写真を他者に批判してもらうことでした。
今までは積極的に自分の75CUT全ての原本を見てもらう努力を特にしていませんでした。
いや、して欲しいと思っていなかったのだと思います。
理由は、簡単で自信がないのと、掴めそうで掴めない『その何か』を他者から言われることによって、
それをどこまで自分自身が受け入れて行動に移すことができるのかという部分でも不安でした。
つまり自分でも相手の批判を受け入れる準備ができていなかったのだと思います。
もちろん、そのような経験が豊富にあるというわけではないので正直、苦手意識もありました。
でも、やってみたことが無いことを認識しているにも関わらず、
やらないのは自分自身を否定する行動なのではないかと考えました。
だからこそ、その部分に集中するべきだと思います。それが今回の写真を通じて発見することができた、
『批判からの実践』という変化発展プログラムです。
被写体の内容に集中するという実践を元に、シャッターを切る瞬間と被写体の内容に深く入っていくことを意識して実践しました。
今までも被写体に深く集中しなかったわけではありませんが、冒頭でも述べたように、
自身の形式が先行してその後に被写体の内容が入っていくという流れで撮影をしていました。
その流れを、逆にして内容を先に確認した後、形式を当てていくというスタイルで実践してみました。
そして、この一枚の瞬間を収めることができました。
少し分かった気がするその『何か』をこの一枚の中から強く感じることができます。
Photo by Ouchi codi by Kinoshita in Koshigaya
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