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5月主題 世界の半分が飢えるのはなぜ? ジャンジグレール
投稿日:2012/4/28
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5月主題 世界の半分が飢えるのはなぜ? ジャンジグレール
今回の課題本は父と息子の対話というカタチを通じて、飢餓とその周辺にある問題に対して多面的な見方を示し、育ててくれる、そういう本であった。
二回目の出会いということもあり、また違った面で内容を受け取ることができた。
議題①各自が考える社会正義とは何か?
社会と生活がひとつのベクトルの中で小さく小さく連結され、やがて人と人との関係性の中でよりよい相乗効果を生み出せるものこそが、社会正義なのではないかと考える。
例えば、日常生活レベルまでこの社会正義を落とし込む為には揺るがない精神が必要である。それが、ひとつの真理にならなければならないし、言動と行動が一致している完璧な社会性が備わっていなければならない。あなたが付与してくれる価値、あなたに付与できる価値、その矢印が互いに向かう事が軸となっている社会こそが未来を想像豊かなものにしてくれる本来目指すべき社会正義なのではないか。
しかし、今の日本社会は豊かになりすぎている。感覚が鈍っているというか自分の生活と隣にいる人の生活とが極端に違っていないせいもあるが、そこまで貧困の差を感じにくいコミュニティの中で私達は生きているのだ。ある意味幸せなことかもしれないが、このままでいいのかという思いにもなる。自分が明日から貧困生活を通じて社会を見直せと言われても現実的ではないので少し無理がある。では・・・?
正義を社会で適応させていく為には様々な方法があると思うが、それを自分の生活とあなたの生活の中で育んでいけるようなものが理想的であると考えた。
議題②。韓国や日本が採用している「新自由主義政策」と、自分が考えている社会正義が一致する部分と、異なる部分は何か?
センターの蒔田高徳さんがまとめていた文章がヒントを与えてくれました。
(下記参照)
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自由主義の熾烈な競争の中で生き残りながらも、人を大事にしなければ生き残っても意味がないことを知った部分があるのではないだろうか。
日本が世界に誇れる尊敬されるような企業達は、新自由主義の「お金」で勝って生きているのではなく、あくまで「お金は手段としてあり、理念を実践しながら生きている」と感じるのだ。
これからもずっとそれは学ばなければいけないことだが。
社会正義が不一致な部分・・・。
極端な構図を産んでしまっていることは、それが私たちの目指す社会なのだろうか?
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市場は弱肉強食の世界なので、新自由主義によって強者と弱者への二極分解が進むことも否定できない。
強者が本当に手にしたかったものは何だったのだろうか?
弱者が人として本来与えられている何かを失ってしまったのだろうか?
両者の気持ちは永遠と分からないままなのか?
どこで何が理想的な社会正義と一致いるのか?またはそうではないのか?
ひとつ挙げるとすれば行動を移している部分は一致しているのではないか?
皆ではじめて皆で繋がっていければいい。
人はそんなに難しい生き物だったのか・・・。
社会と私を繋ぐ太いパイプがわたしには必要だと感じています。今後も勉強して理解を深めていかなければなりません。
新自由主義vs.新福祉国家 (今後の参考資料)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/images/4406055169/ref=dp_image_0?ie=UTF8&n=465392&s=books
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