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札幌白石店
2012年 計画書
投稿日:2011/12/30
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2012年 計画書
■2012年の計画書を作成するにあたって
この3年間で私は沢山の人達と出逢う事ができました。
その中で、大きな変化を与えてくださった人達に改めて感謝したいと思います。
3年間働いていたスポーツショップから次のステップへと転職を考えていたときに、MIXIのコミュニティーで成城店の募集を見つけ、ライフスタジオの存在を知ったのがちょうど3年前の冬。私がライフスタジオにいれるのも何かの縁かもしれません。
今こうして3年前を振り返ってみると、これが自分の運命だったと強く感じます。
自分の居場所が見つかったこと、ここにいれば私も何か・・・。そんな希望を持って生活できる社会に私は出逢ったのです。
どうして、ここにいることが私の運命だと言えるのでしょうか?
このような話があります。
追われる人生ではなく、追っていく人生を目指していくために、自ら決定し、行動し自身の道を作っていく傾向に自らを転換しないといけない。
慣れていることを好きになっているということも知らず、自分にとって全ての基準になることを探しまわっている。ある日、それはふと訪れることであり、特別努力してできるものではないと感じた。与えられた人生を生きているのであり、選択した人生ではないという話しになる。
きっと私がライフスタジオを選択したのは、誰かにきめられた道ではなく、自らの意思で決定してきたという自負を持っているからであり、自分の運命と言うものは、自身の決断力で左右されていくのかもしれないし、その過程で常にいろんな角度から自分の人生を見つめていくことが私達はどのように生きていきたいかという問いに対する答えであり、態度であり、そのもの自体が私達の人生と呼べるのだと考えています。
2010年のライフ人の定義が『変化・発展の原理そのものを理解し、自由意思による人生を志向するために関係を作りながら共に実践していく人』と規定された。真面目に物事、そして人に接していくこと、説明できないような状況の中でも、過ぎてみればそれが最善の道であったということに気がつくこと、そしてもう一度、小さな妥協と前進を繰り返しながら自分の存在を確認し、他者に対する配慮を深く意識するようになっていく過程が私達の生きていく方法だと考える。
自分が自分として生きていく為に最も良い方法は何か?自分が社会の中で生きていて良かったなと実感する為にいい方法は何か?共に歩んでいく為に最もいい方法は何か?
わたしとあなた、そして社会に真面目に対していく事。その過程を一緒に経験し、発見していくこと。そして人生の価値を創り出していくこと。
適当に何となく自分を慰労するのではなく、真正という視覚からもう一度、自分自身、他者、社会、顧客、写真、関係を再解釈することが最も正しく効果的な方法だと考える。
これらの内容に対して一生懸命向き合おうとしていた意欲を評価してくださった結果、その年にライフ人新人賞を頂きました。これは周りに居てくださった皆さんのおかげでこのような賞を頂けたと思っていますし、共に頑張ってこれた仲間や信頼してくださっているリーダーのサポートがあってこその形だと思っています。この場を借りて改めて感謝したいです。有難う御座いました。
そして、2011年熱心にやる人から、2012年は良くやる人へという願いは、
ライフスタジオから与えられた素敵な贈り物です。この言葉の意味を深く掘り下げていくことが今後の課題だと受け止めています。だからこそ、本当に自分にとって必要な主題を自分で決めていかなければならないと考えています。
3年目にして見えてきた壁。それは私の内部にあったということ。それを受け入れることに半年以上はかかりましたが、自分の能力がここまでだったということを実感できた過程でもあり、必要な時間であったことを感じています。
他者に対して配慮する姿勢が足りなかった事。広い視野で物事を客観視することができず、感情のバランスを崩し沢山の心配をかけてしまった事。
つまり、能力と意欲の関係において自分が中庸を保つことができていない姿を発見したのです。
その為にも一度原点に戻る必要があるという結論に辿りついています。
受け入れることができない自分も受け入れてあげること。
自分を解放してあげるという方法を知った事で私はまた少し変化することができたのではないかと思っています。
そして、今年の後半から始まったライフサークルを通してリーダーシップを学習しています。
リーダーシップを学びながら、自分を知る方法を掴んでみようとしたときに、
まず、考えていったのが私の強みとは何か?
強みを知ることは、そんなに簡単な事ではありません。さらに自分の能力は?と考えたときには、今まで以上に自分を深く見つめなければならないし、自分の内面を他者に見せていくという事を通じて自分のフィルターを一枚一枚剥がしていく作業をしていきます。そして、本当の自分を知っていく経験を経て、次の段階に進んでいくのです。
今までの私は自分を理解するというよりかは、受け入れることができていなかったという表現のほうが近いかもしれません。私自身、あまり人と比べることもしないし、ライバルを作って切磋琢磨していくというのも得意ではありません。肯定的に考えて一番大事なのは、主観的な部分と客観的な部分でのバランスであり、他者から見た自分も自分であり、自分で考える自分も自分であること。能力も意欲も、主観も客観も、中庸が大切であることを念頭に置かなければならなりません。
そんな中で抱いている希望は沢山あります。もっと沢山の人と会話をしたいし、繋がっている感覚を強く感じたいし、今まで学んできた事を、伝えていきたいし、人の心が動いている瞬間を共に感じていきたいし、温かい愛情をもって生きたいし、前向きな行動をしていきたいし。
でも、ここで必ず決めなくてはいけない事は自分の方向性であり、そこを明確にすればきっとなりたい自分になれるはず。そんな希望を抱いて2012年を迎えたいと思っています。
来年は「希望と意識」を持って前進していくことが自分の道を決めていくための方法だと考えています。
■2012年の主題と目標
4年目にあたる来年は、自分の能力を高める事を主題とします。
限界を突き破るような大きなイメージではなく、今あるエネルギー(意欲・情熱)と足並みを揃えて自身の内面を強化していきたいと考えています。そして、些細な行動の内容ひとつひとつを丁寧に良くしていくことを念頭におきたいと思います。
そして、良くやるということは、一生懸命ただやるのではなくそのやり方を理解している人になりたいと考えています。ちゃんとやるという言葉を耳にしますが、そのように頑張るだけではなく物事の主題を捉え、深く考えてやれるような能力を身につけていく事を目標にしたいと考えます。
■2012年の計画
これまでにも年末に計画書を作成してきましたが、実際に一年、また一年経って
その時に立てた内容を振り返ってみると、今までの過程はある程度整理されていますが、
結局それで自分がどうしたいのか?
一年前の自分はどうだったのだ?
計画を立てた時の自分に戻ることができない自分では意味がないこと。
振り返った時の自分とも対等に話せない計画は無駄な時間を過ごすだけだと考えます。
過去・現在・未来とどの私でもわたしでありたい。そういう自分でいたいのです。
自分は何をこの一年通して見出していきたいのかという対象をきちんと定め、いつでも確認できるようなものを計画として掲げたいです。つまり集中する対象を決めないままに計画を立ててしまうと、曖昧なまま生活が進んでいってしまう可能性が高いのです。
集中とは真に意味あることは何か?
最も重要な事は何か?
という観点から時間と仕事について自ら意思決定をする勇気の事である。
この集中こそ、時間や仕事の従者となるための唯一の方法であるとピーター・ドラッカーも本で述べていました。
これらを整理して、来年は自分の為のスタジオオープン計画書を作成することを計画として掲げます。
■計画書を書くための自分の態度
・否定的な思考から卒業
常に相手へ矢印が向いている私は、肯定的な部分よりも否定的な部分に意識が向きやすいのです。それはなぜか?
自分の能力以上に、正しいものは何か?と感じてしまうことが問題にあるからです。それが原因で心のバランスを崩し感情的な部分が剥き出しになってしまうのです。
世の中には受け入れられないことが沢山あります。受け入れられない、分からない、理解できないと嘆いていてもそこから何も生ません。それよりも、受け入れられない自分を受け入れていく為の努力が必要だと考えています。
・迷った時、悩んだ時のルール
本に書かれていたのですが、自分に必要なルールを決めること。
そのような事を考えた時に高校時代お世話になったバスケ部の顧問の先生の言葉を思い出しました。迷ったり、悩んだりした時は自分の心に手をあてて、
『辛く険しい道と、楽で簡単な道があるなら、辛い道を自ら選択していけるような強さを持ちなさい』。その言葉を聞いた時の事を良い感覚として覚えいたいですし、そのように自分を正す方法を今後も身につけていきたいです。
・無条件の愛を信じていく事
自分の心を常に理解してくれようと沢山の人達が私を愛してくださっている事を信じていかなければならなりません。今、そんな事を言っても遅いかもしれません。時間がかかったかもしれません。けれど今の私はそのおかげでこの道にいれることを感謝しています。
今後も、自分の為にと言うことも、相手の為にと言うことも、同じ認識でいる愛を育んでいきたと考えます。
・誠実な人へ
考えても分からない限界にいるとき、その事を伝えていけない弱さは誰にでもあります。その虚しさや辛さは他者に理解してもらうことは難しいし、してはいけない事なのかもしれません。しかし、少なからず会話を通してその主題を共有していくことはできます。それが人と人との会話であり、自分よりも経験や考えが深い人への態度や質問の内容を改めて自分が振り返ったときに、その質問で私は何を求めていたのか?何を得たくて話をしたのか明確ではないままに進んでいくのは生産的ではないと考えます。
お互いが自分の可能性に対して、将来のビジョンを対等に話していける事で始まる関係性を私は望んでいます。
誠実な人は、周りの人達をも誠実にさせてくれます。
自分だけの価値観ではない、共に創り上げていく価値観を一緒に生みだしていける態度でこれからも生活していきたいと思います。
そして、最後に。
私達にとって、一緒に働いていくこととは?
そこに対しての価値を深めていきたいという思いを強く持っています。
私にとって、働くということは生きる事と同じ意味を持っています。
ライフスタジオで生きてきた今までもそうであったし、これからも、
「一緒」にという部分に自分が強く動かされていく真理を今後も確認していきたいです。
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