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2011年評価

投稿日:2011/11/3

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2011年 自己評価


 成城店 大内あかね

今年の初めに掲げた私の目標は『本質を理解できる人』になりたいという主題でした。

『本質を理解している』という事がどうして私に必要なのか?

それが、一年経って要約理解できたように感じています。

本質とは特別な事ではない。

本質とは個人個人に存在しているものでそれを本人が理解しているか、していないかの問題ではないでしょうか。

根本的に存在している価値を理解すること。

その事について自分で考える時間が必要であるし、そのような時間がなければ目に見える物だけで

全てのことを判断してしまう固定概念の自縛から自由になれない可能性があるからです。

たとえば、物質の成分に関心を持っている人にとっては、

目の前にある石の本質とは、その石を構成する化学物質なのかもしれません。

その石がなんらかの鉱物を含んでいた場合、それを利用したい人にとっては、その石の本質はそれが鉱物を含んでいる、

ということであって他のことについてはどうでもよいかもしれません。

その石をどこかに飾りたいと考える人にとっては、その石の形が美しいかどうかが本質的なことになるかもしれません。

ある人にとっては、その石が途方もなく長い年月を得て目の前にあること、この事実が本質となるかもしれません。

物事の「本質」というものが物事そのものに内在しているのではありません。

人間が何らかの目的意識を持ったときに、はじめて物事の「本質」が生じてくる、ということなのです。

目的意識、つまり物事・現象を見る人の欲求、欲望の方向性によって、「本質」というものも規定されるのです。 

これは、「意味」というものについても同じです。意味というものも、まず人間の欲求・欲望(つまり行為・認識の目的)があり、

それに基づいて世界を見る場合に初めて生じてくるものなのです。

このように、本質を理解しなくてはいけないと同時に、『目的意識』つまり自分決定の上での

自己実現も同時に頭に描きながらこの本質の意味を深めていく必要があります・・・。

今年はそのような深みを少し見出すことができた年だったように感じます。


先ほども述べたように本質の深さについて評価することができたのにも二つの理由があります。


それは、失敗と経験です。


今年一年、感情的な発言や行動で自分自身を見失ってきました。


そして、周囲の人達に対して謙虚な姿勢でいることも、


心がけて配慮することが困難なときもありました。


涙を流しながら痛みを伴う経験もあれば、

人とぶつかり合い、気付きあう経験もありました。

一人で解決しようとも出来ない問題もあり、

言い出すまでの時間をかけなければならない大切な事もありました。

しかし、常にクリアしたい大きい問題があったという状況ではなく、

ただ目の前に見えているものと遭遇し、それに対して自ら反応をし、経験を積んできたように感じます。

それは、主体性のある経験かと言われたら少し話がずれているように思います。

全て受動的だったのかもしれません。


自ら進んで向き合う物事に、向き合えない原因はそこにあったのかもしれません。


 来年はそのあたりも含め前向きで柔軟!!


そして、健康的な自信をつけていけるような計画を立てていきたいと思います。


 

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