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人生の物語を書きたいあなたへ:はじめに

投稿日:2011/10/10

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予習:読みながら書く

 

 

本書は、課題の練習によって、創作フィクションと呼ばれるようになった大きな領域中のいくつかの分野に辿り着くことを目的として、

とりわけ、回想記(メモアール)の書き方に重点を置いている。

初めのうちはあまり効果があるように思えないかもしれないが、自分を信じ、練習を信じて着実にやっていくようにすれば、

求めていたものを見出すことができるはず。

記憶、素材、アイディア、無意識

を捉え、最後には意味を掴み取ることができます。

 

 

重要でないものに、どうして時間をつぶすのか?

文章はどうでもいいのか?さもなくば、非常に重要なものかのどちらかで、

そのような文章は活力に満ち、やむにやまれず書かれるべきだと。。。

規則を覚えるような練習なら、わたしだって時間の無駄だと思う。

しかし、練習によって書く素材が見つかるなら、また人の生と心のありようそのもののような、

重圧なストーリーを書くきっかけを与えてくれるものなら、賭けるものは非常に大きいと言えるだろうし、

ただの練習で書いたものがきわめて圧迫感のある文章になってくることも理解できます。

 

教わるからには、進んで学ばなければならない。

自分のやり方を時には根本から変えてしまう事も必要。

『学ぶことは変わる事』

次のステップへと進み、成長をとげたいと切に願うなら、既に自分は技術を身につけているという考えや、

もうやり方は分かっているという考えを捨てなければならない。

 

ドナルド・ホールが『野心について』というエッセイの中でただ一つだけ勧めている練習方がある。それは、

『今まで書いた最高のものよりも、良いものを書くこと。好きなだけ時間をかけること』

 

本書の課題は、皆さんにうまみのある素材をたっぷりと見つけだしてもらうためのものです。

もちろんいい練習にもなるはずですし、それによって自己を開発し、更には批判的な眼を育もことにもなるでしょう。

しかし、そこにある目立たないが重要な目的は、あなたのこれまでの書き方、これまでの素材の見つけ方、そして経験。

 

素晴らしい結果を生み出していく為にもこれまでの方法を問い直すことから始めなければならなりません。

 

 

では、、、書き始めることにしましょう^^

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