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老人と海
投稿日:2011/6/26
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海と魚と主人公の関係性のなかで感じたひとつの情熱。
私は、この作品を通じて今自分が本当にやらなくてはいけないことを再確認することができました。
①何か自分の目標の為、そしてその運(魚)を捕まえる為にどのような準備をし、行動をしていますか?
何と表現したらいいか分からないが、たまに虚しい気持ちになるときがある。きっとそれは、自分の事を一番理解している自分に失望しているときだろう。結局人と人は分かり合うことなんて出来ないんじゃないかと・・・。でもそう思えば思うほど自分が大切にしたい思いが明確になってくることがある。それは突然やってくる。電車の中や仕事の合間、人と話をしているときでも。。。
だからと言って毎日暗い気持ちで生きている人は少ない。人には見せない想いを抱えながら平然と生活している人もいるかもしれない。ただ、自分の思い描く目標があるならば老人のようにそれでも前に前に進まなければならないし、培われた経験や感覚も日々研ぎ澄ませていなければならない。
自分の中に芽生えた目標は日々積み重なる日常生活の活力になることを私は信じている。
些細な目標であっても、それに対して真っ直ぐに生きる姿勢が私にとっての美徳であるように
掴みとりたい目標の為には日々の生活から変化させていく必要があるし、
その為の材料や道具などは日常生活の中での『気づき』から得ることができると私は考える。
だから、自分の中でやりたいことがあるならまずそれを日常生活の中で実践し経験していく事が一つの方法だと私は考える。
②老人が言った敗北とはいったい何を意味して、何が彼に敗北を感じさせたのでしょうか?
本気でひとつの事に対していく姿をこの作品から読み取り、本当に老人は何を求めて海に出たのでしょうか?結局勝負というものは、勝者と敗者が必ずでるように、勝者となった老人が大魚に対して感じた敬意があまりにも自分の心に大きく存在し、それを素直に受け止めたからではいかと考えます。
それをどんな言葉で表現したらいいのか・・・。この部分はもう少し沢山の人と意見を交えながら確信をついていきたい主題であると感じます。
③「失敗はしても敗北を知らない人物」と言うのはどんな人間像を言うのだろうか?
挑戦し前を見ている人はいつも見えない所で努力や失敗をしているはず・・・。それが自分にとっての準備であるしきっとそれは自分に戻ってくることを知っているのだろう。
今の環境であっても例えば別の会社で働いていたとしても、本気で人に向き合うことができていないという事実が、今の自分にとって完全に主体性をもってやれない一つの要因になっているのであればそれは失敗や傷つくことを恐れて何もできないただの敗北者だと考えます。
沢山の失敗を通過しそのなかで自分の勝利したイメージを具体化させる力を身につける為には、本気で人に対していくという人間像が当てはまるのではないでしょうか。
少し主題から内容がそれてしまいますが・・・他者の為に何かしてあげたいという思いで何かを失敗したとしてもそれは敗北とは違うという考え方も持ちました。
要は何のために向き合うのか?
その個々の主題設定が大切なのではないかと思いました。
2011年残り半年の計画と目標を練り直す為にもこの一冊はわたしに熱い情熱とひたむきな姿を見せてくれました。
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