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Photogenic 15
投稿日:2010/11/30
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藍色
SEIJO photo by OOUCHI,assistant NAKAYAMA
人に、写真に、自分自身にもっと深く入っていきたい・・・。
カメラマンは撮影中様々な構成要素を適切に使用するということが必要であると考えます。
つまり写真の根源に近づくということです。
写真の根源に近づくということは結局、その中のポイントを探すことであり、
いつも同じ空間で撮影をしながら機械的な反復過程になることがないよう
自分の世界観について集中していく必要あるのです。
この事を忘れてしまうと、自分の成長を止めてしまう事にもなります。
更には、自分の写真に飽きてしまい本当に良い瞬間を見失なってしまいます。
結果、方向性を誤って写真を撮ってしまうことにもなりかねませんし、
機械的な写真を生みだしてしまう可能性も増していきます。
だからこそ、私達は自分の世界観を客観的に見る行為が重要なのです。
自分の世界観を自分が理解する為にはまず自分を説明しなければなりません。
自分の言葉を探していかなければなりません。
それと同時に私の課題でもある他者に自分を見せ、
他者の中に自分という存在がどう写っているのかを“知る”為の方法を
今後学ばなければなりません。
他者の中にいる自分とも向き合わなければ
一人前の自分というものを完成させることはできないと考えるからです。
その中で変わらない自分を受け入れていくのでしょう。
それが可能になれば、被写体の自然な動きやあるがままの存在感を瞬時に
引き出すことができるのだと考えます。
.
上記の写真は、光の存在で子供らしい肌の透明感を演出し
デニムの風合いと右側にぼかされている藍色の暖簾を利用し色の統一感を表現しました。
更に被写体の愛らしい表情でこの一枚を完成させることができました。
.
写真を通じて私がどんな人間なのかを表現できるよう
今後も様々なことに集中していきたいと思います。
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