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札幌白石店
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2010年の自分
投稿日:2010/11/28
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2010年の自分とは?
成城店:大内あかね
2010年皆様お疲れ様でした。
そして、来年も宜しくお願い致します!!!
自分を探す為、自分を知る為、自分を変えていく為に、どんな物事に対しても真正面から向き合ってきた。それは、人にも写真にもライフスタジオにも。。。
ポイントを人に絞り、今年一年を振り返りたいと思う。
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今年を振り返る為の材料。
それは、ライフ手帳・スタッフブログ・MIXI・Education Programなどに綴ってきた私の言葉。読み返してみればその時の思いが鮮明に蘇ってくる。今後も大切にしていきたい私そのもの・・・。
■今年最初の全体会議・教育チーム・支店別討論。
真新しいライフ手帳の1ページ目は沢山の希望と不安が詰まっていた。『変化・発展の原理そのものを理解し自由意思による人生を思考するめに関係を作りながら共に実践していく人』という定義のもとライフ人という言葉が飛び交うようになった2010年。変化発展の真理を理解しているのか?自分自身の世界観を持っているのか?まずはそこから考えていくことがスタートであるという話を聞いた。では、自分の世界観を作る為にはどうしたらいいのか?どのような態度をとるべきなのか?その答えは、自由意志である。自分の意思で物事を決定し自分でやっていくことが重要。適切な方法として、人と人との関係性があげられ、悩む力という本にも出てきたが相互理解を通じてライフスタジオのマインドを繋げていくことが重要であるという話だった。これから新しく入ってくるスタッフと手を取り合っていく事も大切。また、言葉を言葉通りに受け止めるのは問題であり、各個人の努力も大切である。「別々に・・・そして、一緒に。」これが2010年の教育チームのテーマでもあった。別々にやっていくが、それを続けていく事で共に変化していく姿をみていきたいとその時感じた。教育プログラムの本はそういう事をテーマにしていくということだった。
■今年最初の課題本は次郎物語。主題は『あなたは、何でいつ、どうやって戦うのか』主人公の次郎が、様々な境遇に育ち自分の運命を受け入れながらも沢山の人から得た愛を見失わないよう懸命に生きる姿を書き出した物語である。
初めての支店別討論の事を振り返る。最初は、討論をする文化も形成されていなかった為、どうやって主題の答えを出していけばいいのか?どのような方法で話を進めていけばいいのか?どうしてこの主題が今、私達に与えられているのか?なぜ本を読み討論をしていくのか?全てが手探りであった。初めての支店別討論を進めていくうえで、成城店スタッフ3人の境遇をお互い見せあう作業を行った。それぞれの戦いをふりかえることにより、今回の主題により深く向き合えるようになった。物語の中でもキーワードとなっている“ひきょうもの”の部分にポイントを当てて振り返ると、自分の気持ちを隠す(次郎の反抗の部分にあたる)いたずらや、人に迷惑をかけた経験を人生の中で繰り返してきたことが明らかとなった。他人との関係で自分自身の世界を形づくり、自分自身を理解することで主題でも掲げた戦いへと繋がるのだと考えた。戦いの柱になるキーワードは自分の価値観である。今後は自身の価値観を把握したい。そこから戦いが始まり成長へ繋がるのだ。という結論に至った。
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■自由が丘のインテリア工事。何度かシュークリームの差し入れを持っていったことを思い出した。みんなで美味しいものを一緒に食べたいという気持ちは去年学んだことでもある。それがなんだと言われれば何でもないが。そういう思いと行動が大切だと私は考えている。つまり、自分がしてあげたい事をしている。他者にも喜んでももらえたらいいなと。自分がしてもらって嬉しいことは、人にもしてあげたい。自分の幸せとは何だろうと深く考え始めたのもこの頃だった。
スタッフブログの紹介文をこのように記している。「私にとって喜びとは、他者が喜んでこそ実感できるもの」誰かの為に何にかをするというより、共に何かを一緒にやっていきたい。そんな気持ちで毎日を過ごしています。私のできることはそんなに多くありません。何でも良いからやれる事がその瞬間瞬間で見つかるのであれば、それを一生懸命やっていきたいと意欲が増していく自分を感じた。
■4月からは成城店の店長となった。未熟な情熱を抱えながら本当に私でいいのか?私が店長になって意味はあるのか?悩んだ時期もあった。
そんな中、年初に掲げた自分の目標を思い出す。
「従業員満足度とお客様満足度、この二つを形に残すこと」この言葉が店長としての自覚を少しずつ芽生えさせ、あらゆる場面での判断基準になってきたように思う。どうして、お客様と従業員双方が喜びを感じなければならないのか?その理由は、私がなぜ仕事をしているのか?という問いの答えにも似ている。また、私が仕事をしていく為の土台になっている部分でもある。私の発言や行動が独り善がりにならないためにも、自分が何を意識しているのか自分自身が理解することも重要だと考える。現場で働くスタッフの意欲を継続させる為に必要な文化や店舗スタッフ間の交流、スタッフの育成、他店舗との交流など、行動そのものが自分の目標と繋がっていなければならない。だからこそ、考え行動していかなくてはいけない。昨年は全てを受け入れただけで終わってしまい、結局そこに自分の意思や考えが無かったという反省があり、自分に不足な部分を受け入れることができたからこそ、自分の基準を立てることができたのだろう。
■LIFEBOOKとの出会い。
販売当初は全ての事に対して不満を感じ、考えすぎて夜眠れなくなることもあった。どうして、システムが完成されていないのに販売がスタートしていくのか?なぜ販売方法やお客様に対してのセールスポイントを全店で共有せずにサンプルが勝手に送られてくるのか?いつから販売していいものなのか?マニュアルがないことを指摘しているのではないが、順序が整っていないことに自分が不安を感じたのか。Life studio特有のペースで進められていく新商品に対してどうも受け入れがたい部分があった。ある日、デザイン室の蒔田さんから一本の電話を頂いた。数時間色々な話を交わしたのち確認と核心を持つ事ができた。それゆえになぜ私が腹を立てていたのか・・・自分でも意味が分からなくなる始末。その事に対して深く反省をし、自分から何もしようとしていない、何もやれない自分の未熟さを痛感させられました。LIFE BOOKを通じてLIFESTUDIOを一つにしていこうという社長の熱い思いと、それを行動に起こし商品化まで進めた渕本リーダーの力とデザイン室の懸命な努力。現場と力を合わせてひとつにしていく協力的な気持ち、それらの想いをお客様の前で伝えていくスタッフ一人ひとりの情熱。それを見守り支えてくれるリーダー達。そして一つの形になって行こう、行きたいんだと進む方向に
LIFE STUDIOが行くべき道があることをその一連の流れで感じることができた。
■数ヶ月に一度ある新大久保での飲み会に参加しながらわたしはある事を感じた。韓国からのお客様に対してどれだけ深く入っていくことができているのか?通訳を通しての会話なのでスムーズにコミュニケーションをとることは難しいが日々の業務に終われて見失いがちな“何か”を気づかせてくれる時間でもあった。ある日、韓国から来たお客様に対して社長が質問を順番にしていけと急にお題があたえられ、私は「自分の将来を決めたターニングポイントはありましたか?またそれはどんな時でしたか?」という質問をした。見ず知らずの外人にこんな質問をしてしまうのもどうかと思ったが・・・。その日の帰り道に、自分のした質問について振り返ってみると、自分の気持が発言にきちんと繋がっている事を感じた。つまり、私も求めているのだ。質問をする行為こそ、自分の思考を確認できる事なのだと改めて思った。また、ある見方では質問する=イコールこれに対する答えが欲しいですという情報を他者に伝えることにもなっているのだと感じた。発言と思考は繋がっているものだし質問をする行為こそ、人が成長する過程では重要な行動だと感じた。
■Life studioに入社して1年以上が経ったある日。前の職場を訪れる機会があった。私にとって社会人としての常識、接客の基本、商品管理、お金を稼ぐ事、責任感などなど色々学んだ場所だった。私にとって、実家や母校以外に環境が変わっても、たまに戻ってこれる場所があるということは人との関係性が続いている。そんな事を前の職場に出向いた事で再確認できた。少し大げさかもしれないが、そういう場所はこれからの人生あまり多くないかもしれない。なんらかの形でお世話になったりお世話したりそういう関係をこれからも大切にしていきたいと強く感じた。
■Life studioは写真館の定義を「美しさを表現し思い出を記録する楽しみの空間」と規定している。私たちは自由/関係/楽しみを優先している。その次に、写真だと考えているのだ。Life studioが写真と撮影のサービスでつくられた経済活動の空間だとは考えていな。ゆっくりと、そして原則を守りながらお客様とスタッフが”一緒に楽しむ”。”人生の写真館”になっていくことを、希望する。とHPにLife studioのマインドが紹介されている。「楽しみの空間と楽しめる空間」言葉の持つ意味、ニュアンスが若干違う。Life studioは楽しみの。。。と完結していないところが、その後は一緒に創り上げていきたい。と、メッセージが込められているのではないかと自分なりの考えを持つことができた。教育チームを通して再度Life studioの本質に向き合う時間を作ることができた。本質に向き合うということは、そう簡単な事ではない。HPに書かれている言葉のマインドではなく、自分の意思で実践し経験として得たからこその自分の言葉。それを自分で伝えることができなければならないのだ。究極的な答えはやはり自分の人生に深く入っていく事と通じているのだろうと私は考えます。
■カメラマンになったことで、やっと私の本質が見えてきたようだ。精神的な面での弱さや周囲への配慮が足らなくなってしまうこと、気持ちの安定をはかることが難しくなってしまうことなどあげればキリがない。要は未熟な人間であるということ。写真の技術についての話をする以前の問題が明確になってきたのである。もちろん写真についての指導も基本的な事は受けるが、ある一定のところまで行くと写真というものは“自分との闘い”だということに気がつく。誰からか教わって撮っていくものではなく自分で探して、壊して、生みだしていくという事の繰り返しであることを今年一年通じて学んだ。カメラマンとは、ここに居る自分は今何をすることができて、何をすることができていなく、今後どうなっていきたいかという自分の道を作っていくひとつの手段なのかもしれないと今は考えている。
■今年から始まった集中討論。マイケル・サンデルが指導する「Justice(正義)」正義とは何かという本との出会いが私に大きな課題を与えてくれた。真理+αのαの部分を追求していた日々の中。。。自分の中に存在していた真理というものを生かせていない、動かしていない、表現していない、変化させていない・・・ということに気がついたのである。パソコンの中にソフトウエアが無いという状況であった。真理が活動停止のままで、果たしで自分の成果だったり目標が見出せるのか?それは難しい事だと思う。だからこそ、真理+自分のαをその状況に合わせて自由に選択し
生かしていけるよう、私たちは学習しているのだと思う。
それが、人間の能力を開花させるひとつの方法なのかもしれない・・・
真理+共通善
真理+幸福
真理+自由
真理+美徳
真理+知識労働者
真理+信念
真理+自由意思
真理+成果
真理+価値観
真理+別々に一緒に
真理+愛
真理+自己実現
真理+世界観
真理+独創性
真理+自我
真理+客観的
真理+確信
真理+原動力
振り返ってみると。。。
今までの教育が全て繋げることができる。
何をもって、自分の変化を変化とよべるのか?
自分がどうなったときに自分が変わったと他者に伝える事ができるのか?という本質の部分に今後も深く迫っていく必要がある。
■南リーダーとの関係性。常に言いたいことは正直に伝えてきた。今年から店長となり、今まで以上にリーダーの立場で物事を考えなくてはいけないのにも関わらず、主観的な意見や態度が強くなってしまった時期があった。その点は今年一番深く反省するべき点だと考える。南リーダーの気持ちを誰よりも理解してこようと思って今までも共に働いてきた。業務的なことから些細な日常の会話まで、多く言葉は交わさなくともリーダーの気持ちは理解してきたつもりだった。だが分かっているのだけれど・・・分からなくなってしまう時があり、その都度私は今の気持ちを懸命に伝えてきた。それを真剣に受け止めてくれたことは本当に感謝している。私がどんな事で傷つくかも良く知っている、私がどんなタイプの人間かも理解してくれている、わたしが休日に教育チームや集中討論でどんな事をしているかも知っている。言葉では伝えてこないが本当に私を誰よりも心配してくれている。私をいつも支えてくれているリーダーに対して今後も尊敬の意を込めて接していかなくてはならない。
■八山との関係性。
新入社員として4月から共に働いている大切なスタッフ。働き始めてから私が伝えていることは変わらない。私が教えてあげられることはそんなに多くない。様々な事を共にやっていきながら、共通の部分で幸せを感じることができた時から、彼女の笑顔の変化に気がついた。その共通の部分を今後も増やしていきたいと考える。みんなから愛されている八山をもっともっと大切にしていきたいと思う。彼女がやりたいことを伸び伸びとできる環境をこれからも考えていくのが私の課題でもある。
■中山との関係性。
彼女は私の高校時代からの友人である。自分の力で何かを始める楽しさを共に分かち合いたい。一緒にやっていきたいという思いで、静岡にいる彼女を私はライフスタジオに誘った。中山の為にも私の力が役に立てば良いなと思っている。私にとって、仕事がどういうものなのか良く理解している人だから、『一緒にあかねと働きたい』と言ってくれたその一言で中山の素直な気持ちが伝わってきた。今後、彼女の変化を一番近くで見守っていきたいと考えている。
今年一年、自分はどんなこと考え、何をしてきたのかは全てライフ手帳・スタッフブログ・MIXI・Education Programに残してきたつもりだ。
上記に書かれているのはほんの一部の話である。
だから、今年を振り返り結果がどうだったのかという質問に対して答えを出す事が少し難しい。逆に過程がどうだったのかという質問に対してはライフ手帳・スタッフブログ・MIXI・Education Programなどに残してきたと答えることができる。
つまり、決定的な結果を自分の中で見出せないのだ。今年の初めに掲げた2010年の目標が『私の人生の目標が、LIFE STUDIOで送る日常生活の中で生み出されたらどんなに幸せだろうか・・・。つまり、自分の人生の目標をLIFESTUDIOの中で見出していく。』ということであったがその答えはいまだ明確にわかっていない。
目標と合わせて具体的な計画を掲げたがそれも、時間が経つに連れ方向性が変わってきた。つまり、年の初めに立てた計画を変更しそれを持続させることもできず一年が終わってしまった部分もある。しかしこの一年間をもう一度深く評価・反省することで、私がやっていきたいことが漠然とみえてきたようだ。それは他者に自分を見せ、他者の中に自分という存在がどう写っているのかを“知る”為の方法を今後学ばなければならいということだ。他者の中にいる自分とも向き合わなければ、一人前の自分というものを完成させることはできないと考えるからだ。更には人生の目標とは決して自分一人で決めることではないと今年を振り返り強く感じた。人生が同じ流れで進み、そして続くように・・・。こうした反省や評価ということも持続的に続けていきながら変わらない何かを永遠と求めていくのかもしれない。
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