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Photogenic 8
投稿日:2010/9/26
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人に、写真に、自分自身にもっと深く入っていきたい・・・。
自然な写真と演出された写真の境界線はどこにあるのだろうか?
例えば、写真+αのアルファーの部分が重要だと考える。
その答えを探し出すためにも私たちは毎日様々な事に情熱を注いでいる。
母親の少し寂しそうな声を聞いて、心が揺れた。
なぜだろうと考えみた。
距離の問題だろうか・・・?
最初にその事が頭に浮かんだ。
家族の在り方とはどのようなものだろうか。
自分と両親の距離を考えてみる。
今は離れて暮らしている。
近くに住んでいないからと
距離のせいで問題が起きた事はない。
何を言いたいかと言うと、
写真というものは何があっても色褪せないことを伝えたいのだ。
家族の距離が離れていくことを心配するのではなく
互いの距離を確かめる事に集中していくことが
良いのではないかと考える。
この写真と出会って、私はそういう事を感じた。
この写真は父親と娘がおでこを合わせている仕草と表情がポイントである。
被写体に集中できるよう背景はシンプルな白を用いた。
横顔は、見た人に自由な「イメージ」もたらす。
家族は、何があっても変わらないこと被写体は確認する。
写真は何があっても色褪せないことを私たちは確認する。
自分自身と家族
自分自身と写真
自分自身と+α
確かめ合うことで私たちは新しい価値を生み出すことができるのだろう。
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