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アリストテレスに恋をした
投稿日:2010/9/24
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今月の課題本:『これからの正義の話をしよう』
著者:マイケル・サンデス
本書に、出てくる古代ギリシャの哲学者 アリストテレスの理論に感銘を受けた。
人間の営為にはすべて目的があり、それらの目的の最上位には、それ自身が目的である「最高善」があるとした。
人間にとって最高善とは幸福、
それも卓越性における活動のもたらす満足のことである。
幸福とは快楽を得ることだけではなく、政治を実践し、または人間の霊魂の固有の形相である理性を発展させることが人間の幸福であると説いた。
↓アリストテレス名言集↓
(カッコにはどんな状況でわたしの心に響いたかを記しています・・・)
*なぜ、健全な道徳の原理を自宅や哲学の授業や倫理学についての書物で学び、必要に応じて使う事が出来ないのだろうか。アリストテレスは、そういうやり方では美徳は身に付かないと述べている。『道徳的な意味での美徳は習慣の結果として生まれる』。実践する事によって覚えられる類なのだ。『美徳を身につける第一歩は実行することだ。それは技能を身につけるのと同じ事だ』(本を読んでも現実に結び付ける事が困難だ編)
*新しい状況は常に現れ、われわれはそれぞれの場面でどの習慣が適当かを知る必要がある。したがって、美徳には判断が必要だ。判断は、アリストテレスが『実践の知恵』と呼ぶ一種の知識である。(私に不足している編)
*論議する力と実践的な知恵を磨く必要がある。傍観者の立場で、選択を迫られたらどんな政策を支持するべきかを考える事は出来る。だがそれだけでは、重要な活動に参加してコミュニティ全体の運命に責任を負う事は違う。論議に長けるには、土俵に上がり、選択肢を秤にかけ、自分の言い分を主張し、支配し、支配される必要がある。要するに、市民でなければならないのだ。人間の本質の表現。人間の能力を発揮する機会であり、善良な生活に欠かせない要素なのである。(全体会議の参加について編)
彼と対等に話せる日が来る事を・・・(笑)
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