Staff Blog
札幌白石店
scrollable
to photogenic 107
投稿日:2018/2/28
1999 0
新横浜店写真分析
人に写真に自分自身に深く入っていきたい。
どうやったら良い写真を撮れますか?
突然の質問でしたが、頭の中を独り占めした質問でした。
お蔭でその後何度も自問自答した日々が続きました。
これまでの経験の中で唯一私にも人に教えることがあるとすれば、
『良い写真を撮るためには、人に写真に自分自身の深く向き合っていくということです』
つまり、目の前にいる人と良い関係を築くことが良い写真に直結する考えます。
例えば、自身がカメラマンの場合であれば、共に撮影を創り上げるコーディネーターとお客様
この二つの対象に向けて自ら良い関係を創らなければいけません。
今回は直接的に自分の写真を変化発展(良く)させるための方法について思考してみました。
結論から言うと写真をもっと良く撮りたいのであれば、顧客対応(接客)を変えなければいけません。
つまり、私たちの撮影スタイルの傾向を大きく変えることが必要です。
今現在ライフスタジオはカメラマンとコーディネーターの二人一組で撮影をしています。
先ほど話した撮影スタイルの傾向を大きく変える極端な例として
例えばコーディネーター不在で、カメラマン一人で全てのことをやるという設定になったら必ず写真が変わると思います。
想像してみてください。お出迎えからカウンセリング、要望を聞いて衣装提案
家族写真の時の声掛けとして目線表情ポーズを引き出すこと、またソロ撮影になったときは
被写体を自らの言動で動かして、時にはお父さんお母さんを巻き込みながら撮影に協力してもらうことをしなければなりません。
また、モニターも自ら行い自分の写真について想いを述べたり商品を提供することなどなど
撮影の1から10までを自分一人でやることになったら・・・。
確実に自分自身の環境と条件が変化せざるをえないと思います。
具体的には、撮影前は、お客様をもっと深く見ようとするし、もっと話しかけたり質問すると思います。
また、撮影中は沢山の動作で投げかけると思います。つまり、自らの言動が通常の10倍は増えると思います。
2時間という短い時間の中で、自分自身の頭の先からつま先まで全神経を稼働させお客様と向き合うことが
私の考える人に深く入るという事です。一度、試してみてください。必ず良い汗かけます。
ちなみにこのYuiちゃんの撮影ではおいちゃんがコーディネーターで入ってもらっていますが
ほとんど一人で撮影させてもらっていて、ポイントが欲しいときにおいちゃんにサポートしてもらっています。
もちろん、現実的に一日3件の撮影を一人でやるというのは難しいですが
そのような気持ちで撮影をすることは可能だと思います。
まずは、深くお客様と向き合うことの意識を持つという事が必要です。
そうすると人や家族はみな違うように、お客様の反応は十人十色です。
その反応に合わせて自分がもう一度投げるというときにいかに自分の人に対するレパートリーが試されるのです。
そのレパートリーについては、ライフスタジオの学習や教育が関連してきます。
つまり、人を深く知らなければ人を本当の意味で映し出すことが出来ないというこです。
今までライフスタジオは読み・書き・討論という方法を用いて様々な学習を行ってきました。
しかし、その学習にかけた労力と現場での結果物がリンクしているかという評価については、
ある一定の時期は効果的に写真にもその学習効果が表れているように感じることがありましたが
ここ数年ライフスタジオ全体的に写真の変化発展が停滞しているように感じます。
具体的には、1枚の写真に対してはライフスタジオ全体の質は10年前よりも確実に成長していると思いますが
75CUTの原本という観点で見るとここ数年変化が鈍くなっているように感じます。
Nasの普及で気軽に他店舗の原本が見れるようになったお蔭で
ライフスタジオの写真の質を今一度見つめなおす機会を貰えた気がします。
これから写真の話を深くする機会をもう少し増やしていきたいと思います。
次は、技術的な側面からも話していきたいと思います。
今回の写真を構成要素のポンイントを3つに絞りたいと思います。
写真に対するマインドと技術を繋げて説明していきたいと思います。
まず初めに、『人が主体となる写真を撮りたいと考えた末の主体と副主体のバランス』について考えた事を話していきます。
私達ライフスタジオは被写体の美しさを表現するという事を念頭に撮影をしています。
目的は人であり、美しさを表現する技術はあくまでも目的ではなく方法であると考えます。
しかし、ここ数年の写真を見てみるとそうですが私自身も含め目的の人が置き去りとなっている写真が増えているように感じます。人が置き去りになっている写真というのは
写真の構成要素の中で被写体以外の要素が被写体よりも目立ってしまうという意味です。
例えば、インテリアとあまり関連性のないコーディネートで何となく撮影している写真や
被写体と色味の合わない前ぼかしを用いて被写体を隠してしまっている写真や
光の特徴だけが先行してしまい被写体と光の効果がミスマッチな写真など
被写体をより引き立たせるための技術を用いらなければいけないのに技術だけが先行している写真を見かけると
写真から伝わるライフスタジオらしさが薄れてきているように感じます。
今回の写真はそのようなライフスタジオらしい写真とは何かを追及していった過程で生まれた写真です。
私の考えるライフスタジオらしい写真は『被写体が主役になっている写真です』
今回、主役の人を引き立たせるために効果的な表現方法として主体と副主体を一枚の四角に適切に取り込んだ手法です。
この写真の場合、被写体であるYuiちゃんが主体でそのYuiちゃんの左斜め後ろにある茶色い椅子が副主体になります。
この副主体があることによって、縦写真の重心が下に来ていることがより強調されますし、写真が安定して見えます。
もし、被写体と椅子の配置が逆になっていたら、写真が不安定に見える事が予想されます。
不安定な写真は基本的に人の心に響きにくいと考えます。だから私は基本安定的な写真を残すよう心がけています。
また、椅子の効果により空間の立体性が感じられより写真に奥行き感が得られました。
その効果により、Yuiちゃんの存在感がより引き立って見えるよう演出することが出来ました。
なので主体をより引き立たせるための副主体は効果的に用いることにより写真を見たときにより人の存在感を強調させることができます。
次に、『被写体とどう向き合うかという想いが伝わるカメラアングル』という事について話をしていきたいと思います。
基本的にカメラアングルとは撮影角度のことを言います。
また、その角度によって被写体の意図的な見方を意味します。
またそれぞれのアングルによって異なった表現方法をすることが出来ます。
基本的に子供の撮影は子供の高さに合わせて撮影されていきます。
何故ならば、子供の立場に立って同じ目線で同じものを見つめることで被写体との親近感を生み出すことが出来るからです。
よく、保育園や幼稚園の先生が子供たちに真剣に話しかけるときは先生たちが子供の目線と同じぐらいになるように
先生がしゃがんで話しかける光景を見かけたことがあると思いますが
その時の先生と同じように私達撮影者も子供と真剣に向き合うためには自分のアイレベルで話しかけるのではなく
相手のアイレベルに自分が合わせて話しかけるという動作が誠実な人柄の行動に繋がると考えます。
ですので、今回の写真のカメラアングルは身長90㎝のYuiちゃんが寝っ転がって遊んでいる光景を
172㎝の私が最大限しゃがんでしゃがんでYuiちゃんと同じ目線で見つめあおうとした結果が
このカメラアングルに繋がったのです。
例えばこの瞬間私がしゃがまずに上から見下ろすようなカメラアングルだったら、
Yuiちゃんとの一体感が生まれずらかったと思います。
何故ならば、Yuiちゃんがこの態勢で172㎝のわたしを見上げようとしたら体の構造状首を上げずらいと思います。
また、声を掛けて目線を引いた瞬間、首を上げずらいと思うので
きっとYuiちゃんは起き上がって私の返事に反応すると予想できます。
そうした場合この態勢だから撮れた、Yuiちゃんも丸々した可愛いヒップラインや
白いセーターからチラリと見えるムチムチした子供らしい手足など美しい要素が奪われてしまいます。
このように、被写体とどのように向き合うのかという姿勢とカメラアングルは密接な関係があると考えます。
最後に『事前準備のクッションとラグ効果により被写体の自然な動きを引き起こそうとした被写体を動かす力』
について話をしていきたいと思います。ライフスタジオのカメラマンとして必要な能力として良く話される
被写体を動かす力ですが実際どんな力なのかと考えると、私なりの解釈になりますが
被写体の性格と性質を見極め写真のコンセプトやイメージに合わせた環境と条件を提示しながらも被写体の動きを予測したうえで
の準備と投げかけがもっとも重要だと考えます。
今回の一枚で説明すると、この写真のイメージは『無防備な寝起き女の子』というイメージを抱きました。
それに合わせて自分の部屋によくありそうな、椅子やクッションや毛布やラグや簡単な家具などをインテリアの色味に合うようにセレクトして無造作に配置しました。皆さんもそうですが、休みの日に二度寝したいときや休みの日に
リビングでグダグダしているという日常の光景があると思います。
そんな時心地よく二度寝できるような条件が身近に揃っていると思います。
それが、枕やクッションや毛布などがある空間です。そのように撮影空間という日常からかけ離れた環境ではありますが
私の撮りたい写真イメージが日常の一コマだったので、なるべく日常を象徴するようなインテリア小物を準備しました。
この準備というのが撮影者自ら作る環境と条件を意味します。
また、Yuiちゃんの性質や似あう雰囲気など予測してここに寝っ転がってみてと言ったときに
きっとその通り、それ以上にいい感じで寝っ転がってくれると予測して声掛けをしました。
よってこのような寝起き態勢を引き出すことが出来たと思います。
ここまで沢山の話をしたのでもう一度整理すると、
良い写真を撮るためには
それに対して持続的に考え、規定し、実践し続けることで今日よりも明日、明日よりも明後日
そのようにして自分の成長や写真の成長を感じることができるのだと思います。
人に写真に自分自身に深く入っていきたい。
どうやったら良い写真を撮れますか?
突然の質問でしたが、頭の中を独り占めした質問でした。
お蔭でその後何度も自問自答した日々が続きました。
これまでの経験の中で唯一私にも人に教えることがあるとすれば、
『良い写真を撮るためには、人に写真に自分自身の深く向き合っていくということです』
つまり、目の前にいる人と良い関係を築くことが良い写真に直結する考えます。
例えば、自身がカメラマンの場合であれば、共に撮影を創り上げるコーディネーターとお客様
この二つの対象に向けて自ら良い関係を創らなければいけません。
今回は直接的に自分の写真を変化発展(良く)させるための方法について思考してみました。
結論から言うと写真をもっと良く撮りたいのであれば、顧客対応(接客)を変えなければいけません。
つまり、私たちの撮影スタイルの傾向を大きく変えることが必要です。
今現在ライフスタジオはカメラマンとコーディネーターの二人一組で撮影をしています。
先ほど話した撮影スタイルの傾向を大きく変える極端な例として
例えばコーディネーター不在で、カメラマン一人で全てのことをやるという設定になったら必ず写真が変わると思います。
想像してみてください。お出迎えからカウンセリング、要望を聞いて衣装提案
家族写真の時の声掛けとして目線表情ポーズを引き出すこと、またソロ撮影になったときは
被写体を自らの言動で動かして、時にはお父さんお母さんを巻き込みながら撮影に協力してもらうことをしなければなりません。
また、モニターも自ら行い自分の写真について想いを述べたり商品を提供することなどなど
撮影の1から10までを自分一人でやることになったら・・・。
確実に自分自身の環境と条件が変化せざるをえないと思います。
具体的には、撮影前は、お客様をもっと深く見ようとするし、もっと話しかけたり質問すると思います。
また、撮影中は沢山の動作で投げかけると思います。つまり、自らの言動が通常の10倍は増えると思います。
2時間という短い時間の中で、自分自身の頭の先からつま先まで全神経を稼働させお客様と向き合うことが
私の考える人に深く入るという事です。一度、試してみてください。必ず良い汗かけます。
ちなみにこのYuiちゃんの撮影ではおいちゃんがコーディネーターで入ってもらっていますが
ほとんど一人で撮影させてもらっていて、ポイントが欲しいときにおいちゃんにサポートしてもらっています。
もちろん、現実的に一日3件の撮影を一人でやるというのは難しいですが
そのような気持ちで撮影をすることは可能だと思います。
まずは、深くお客様と向き合うことの意識を持つという事が必要です。
そうすると人や家族はみな違うように、お客様の反応は十人十色です。
その反応に合わせて自分がもう一度投げるというときにいかに自分の人に対するレパートリーが試されるのです。
そのレパートリーについては、ライフスタジオの学習や教育が関連してきます。
つまり、人を深く知らなければ人を本当の意味で映し出すことが出来ないというこです。
今までライフスタジオは読み・書き・討論という方法を用いて様々な学習を行ってきました。
しかし、その学習にかけた労力と現場での結果物がリンクしているかという評価については、
ある一定の時期は効果的に写真にもその学習効果が表れているように感じることがありましたが
ここ数年ライフスタジオ全体的に写真の変化発展が停滞しているように感じます。
具体的には、1枚の写真に対してはライフスタジオ全体の質は10年前よりも確実に成長していると思いますが
75CUTの原本という観点で見るとここ数年変化が鈍くなっているように感じます。
Nasの普及で気軽に他店舗の原本が見れるようになったお蔭で
ライフスタジオの写真の質を今一度見つめなおす機会を貰えた気がします。
これから写真の話を深くする機会をもう少し増やしていきたいと思います。
次は、技術的な側面からも話していきたいと思います。
今回の写真を構成要素のポンイントを3つに絞りたいと思います。
- 人が主体となる写真を撮りたいと考えた末の主体と副主体のバランス
- 被写体とどう向き合うかという想いが伝わるカメラアングル
- 事前準備のクッションとラグ効果により被写体の自然な動きを引き起こそうとした被写体を動かす力
写真に対するマインドと技術を繋げて説明していきたいと思います。
まず初めに、『人が主体となる写真を撮りたいと考えた末の主体と副主体のバランス』について考えた事を話していきます。
私達ライフスタジオは被写体の美しさを表現するという事を念頭に撮影をしています。
目的は人であり、美しさを表現する技術はあくまでも目的ではなく方法であると考えます。
しかし、ここ数年の写真を見てみるとそうですが私自身も含め目的の人が置き去りとなっている写真が増えているように感じます。人が置き去りになっている写真というのは
写真の構成要素の中で被写体以外の要素が被写体よりも目立ってしまうという意味です。
例えば、インテリアとあまり関連性のないコーディネートで何となく撮影している写真や
被写体と色味の合わない前ぼかしを用いて被写体を隠してしまっている写真や
光の特徴だけが先行してしまい被写体と光の効果がミスマッチな写真など
被写体をより引き立たせるための技術を用いらなければいけないのに技術だけが先行している写真を見かけると
写真から伝わるライフスタジオらしさが薄れてきているように感じます。
今回の写真はそのようなライフスタジオらしい写真とは何かを追及していった過程で生まれた写真です。
私の考えるライフスタジオらしい写真は『被写体が主役になっている写真です』
今回、主役の人を引き立たせるために効果的な表現方法として主体と副主体を一枚の四角に適切に取り込んだ手法です。
この写真の場合、被写体であるYuiちゃんが主体でそのYuiちゃんの左斜め後ろにある茶色い椅子が副主体になります。
この副主体があることによって、縦写真の重心が下に来ていることがより強調されますし、写真が安定して見えます。
もし、被写体と椅子の配置が逆になっていたら、写真が不安定に見える事が予想されます。
不安定な写真は基本的に人の心に響きにくいと考えます。だから私は基本安定的な写真を残すよう心がけています。
また、椅子の効果により空間の立体性が感じられより写真に奥行き感が得られました。
その効果により、Yuiちゃんの存在感がより引き立って見えるよう演出することが出来ました。
なので主体をより引き立たせるための副主体は効果的に用いることにより写真を見たときにより人の存在感を強調させることができます。
次に、『被写体とどう向き合うかという想いが伝わるカメラアングル』という事について話をしていきたいと思います。
基本的にカメラアングルとは撮影角度のことを言います。
また、その角度によって被写体の意図的な見方を意味します。
またそれぞれのアングルによって異なった表現方法をすることが出来ます。
基本的に子供の撮影は子供の高さに合わせて撮影されていきます。
何故ならば、子供の立場に立って同じ目線で同じものを見つめることで被写体との親近感を生み出すことが出来るからです。
よく、保育園や幼稚園の先生が子供たちに真剣に話しかけるときは先生たちが子供の目線と同じぐらいになるように
先生がしゃがんで話しかける光景を見かけたことがあると思いますが
その時の先生と同じように私達撮影者も子供と真剣に向き合うためには自分のアイレベルで話しかけるのではなく
相手のアイレベルに自分が合わせて話しかけるという動作が誠実な人柄の行動に繋がると考えます。
ですので、今回の写真のカメラアングルは身長90㎝のYuiちゃんが寝っ転がって遊んでいる光景を
172㎝の私が最大限しゃがんでしゃがんでYuiちゃんと同じ目線で見つめあおうとした結果が
このカメラアングルに繋がったのです。
例えばこの瞬間私がしゃがまずに上から見下ろすようなカメラアングルだったら、
Yuiちゃんとの一体感が生まれずらかったと思います。
何故ならば、Yuiちゃんがこの態勢で172㎝のわたしを見上げようとしたら体の構造状首を上げずらいと思います。
また、声を掛けて目線を引いた瞬間、首を上げずらいと思うので
きっとYuiちゃんは起き上がって私の返事に反応すると予想できます。
そうした場合この態勢だから撮れた、Yuiちゃんも丸々した可愛いヒップラインや
白いセーターからチラリと見えるムチムチした子供らしい手足など美しい要素が奪われてしまいます。
このように、被写体とどのように向き合うのかという姿勢とカメラアングルは密接な関係があると考えます。
最後に『事前準備のクッションとラグ効果により被写体の自然な動きを引き起こそうとした被写体を動かす力』
について話をしていきたいと思います。ライフスタジオのカメラマンとして必要な能力として良く話される
被写体を動かす力ですが実際どんな力なのかと考えると、私なりの解釈になりますが
被写体の性格と性質を見極め写真のコンセプトやイメージに合わせた環境と条件を提示しながらも被写体の動きを予測したうえで
の準備と投げかけがもっとも重要だと考えます。
今回の一枚で説明すると、この写真のイメージは『無防備な寝起き女の子』というイメージを抱きました。
それに合わせて自分の部屋によくありそうな、椅子やクッションや毛布やラグや簡単な家具などをインテリアの色味に合うようにセレクトして無造作に配置しました。皆さんもそうですが、休みの日に二度寝したいときや休みの日に
リビングでグダグダしているという日常の光景があると思います。
そんな時心地よく二度寝できるような条件が身近に揃っていると思います。
それが、枕やクッションや毛布などがある空間です。そのように撮影空間という日常からかけ離れた環境ではありますが
私の撮りたい写真イメージが日常の一コマだったので、なるべく日常を象徴するようなインテリア小物を準備しました。
この準備というのが撮影者自ら作る環境と条件を意味します。
また、Yuiちゃんの性質や似あう雰囲気など予測してここに寝っ転がってみてと言ったときに
きっとその通り、それ以上にいい感じで寝っ転がってくれると予測して声掛けをしました。
よってこのような寝起き態勢を引き出すことが出来たと思います。
ここまで沢山の話をしたのでもう一度整理すると、
良い写真を撮るためには
- 良い関係性を自ら主体的につくること
- 良い関係作りを深くするために自分の顧客対応に変化を加えること
- ライフスタジオらしい写真とは何かを考え実践すること
- ライフスタジオらしさを学ぶために読み書き討論を持続的におこなうこと
- 被写体を主体とした撮影をするために適切な技術を用いる事
- 持続的に自分の写真を分析し続け誰かとそのことについて対話すること
それに対して持続的に考え、規定し、実践し続けることで今日よりも明日、明日よりも明後日
そのようにして自分の成長や写真の成長を感じることができるのだと思います。
この記事をシェアする
サイト内投稿の検索
- トップ
- Staff Blog
- トップ
- スタジオ紹介
- 札幌白石店
- スタッフブログ
- akane ouchi
- to photogenic 107