今回でyuiと会うのは2回目。

正直、撮影前緊張していました。

何故ならば、前回以上の何かを表現したいけどできるのか？というプレッシャーと

あとはyuiとの対話がどこまでできるのかということです。

これはこの前の撮影の時に響いてきた声なき声をまた聞き取ることができるのかという不安です。

前回はそのメッセージがあったから自分が突き動かされたというのもあったからです。

でも、そんな他力本願な撮影じゃだめだと思い
前回もそうでしたが今回もコーディネートはおいちゃんにお願いをして
二人で撮影前に衣装とインテリアとどういう写真を撮りたいかについて打ち合わせをしました。

おいちゃんは私の『いい』を良く理解してくれているし
私が１言ったら10理解してくれる大切なパートナーです。


yuiはスタジオに到着したとき寝起きだったそうで
無造作な寝起きヘアとほっぺたが赤くなっていて
相変わらず可愛かったし会うのは2回目だけどと愛しくも感じました。

7月に会った時以来、目に見えてyuiは成長していて
自分の言葉で自分の意思をちゃんと伝えられていた。

『いや』と『うん』この単語二つで撮影やお着替えが進行していった。

とってもシンプルだけどそれがyuiらしくてそれが良かった。


新横浜店のメインのインテリであるプライベートリゾートは

『大きなベット・質感と色味にこだわった小物・白樺の木』
この3つの要素から成り立っていて
お客様にとって一番心地よさを感じて欲しいし
リラックスしてもらえる空間であってほしいと構想した。

まさにyuiはそれを知っていたかのように伸び伸びとそして自由に過ごしてくれた。

撮影だけど撮影じゃなくて。。。

新横浜店のこの空間でyuiが
まるで自分のお家で過ごしてくれているような姿を垣間見れたし
冬のあったかくてきめ細やかな光が相まって本当に美しい瞬間を見せてくれた。

立っててもいいし
座っててもいいし
隠れてもいいし
転がってもいいし
休憩してもいいし
背中を向けてもいいし

何でもいいからyuiの呼吸に合わせてシャッターを切った。

あぁぁぁ～たまらない。たまらない。何度も連呼していた。

いつの間にか夢中になっていて
こんなにも心と体が軽くなる撮影は本当に不思議な体験だ。


ライフスタジオは75CUTのストーリーを考えて演出されていると良く話されるが
そのストーリーとはどんな意味なのか私なりに考えてみた。

ストーリーとは辞書的な意味を見てみると、物語・話・映画・映画の筋書きなどを言います。

そして、ここにライフスタジオらしさを加えると

被写体の人生の物語や被写体の関係性まで範囲を広げて見ることが出来ると思います。

そして、ストーリーにおける一般的な概念とライフスタジオならではの特殊的な概念を
二つ合わせて半分に割ると、

75CUTのストーリーは

『一瞬一瞬の美しさがあなたの人生の物語になる』
という事を伝えるために写真で表現している。

と自分なりの規定してみました。

だからyuiが一瞬一瞬生きて動いている中に
光っている魅力を掬い上げること。
これが私のやるべきことだと教えてくれました。

ありがとうyui
わたしのmuse

また、3.31に会いましょう。