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to photogenic 95
投稿日:2017/5/30
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人に写真に自分自身に深く向き合っていきたい。
以前、UPさせていただいたフォトジェニックにこのようなコメントを頂きました。
返事をするのがかなり遅れてしまったので、
この場で謝罪の意味もこめて少し自分の想いを綴らせて頂けたらと思います。
以下の文章は谷津さんから頂いたコメントです。
『大内さんの眼には、
人の表情が変わる瞬間をスローモーションで見れる能力が備わっていると思います。
大内さんの写真を温度で表すと、ちょうど人肌なんだと思います。
僕の中で、雰囲気のある写真は人肌よりもちょっとだけ高い温度だと思っています。
そういう写真を撮る人は五万といますし、それが必ずしも良いものだとは限らないと思っています。
温度が高ければ、人はそれを長く持ち続けることはできません。
でも、大内さんの写真はずっと人肌の温度だから、自分の体の一部のようになってしまう。
そういう写真が撮れる人だから、
写真が大内さんを離さないんだと思います。』
谷津さん。
心からありがとうございます。
この写真で何杯お酒が進むでしょうかね?
私は最近、お酒を卒業してホットウーロン茶専門ですがウーロンハイの気持ちでお供しますね。
このように他者の写真をこんなにも温かく見守ってくれている人たちのおかげで、
私はここまで来ることが出来たんだと思います。沢山悩みましたし、沢山失敗しましたし、
沢山弱音も吐きました。だけど、いつも私をそばで支えてくれている沢山の愛に包まれて伸び伸びと
ここまで進ませてもらえたこと。実はすごい奇跡的なことだと思っています。
奇跡みたいな日常がもしかしたら私を魅了してくれているのかもしれません。
だからライフスタジオにここまで居続けることが出来たと思いますし、
これからは私自身が誰かを魅了できるような人になっていかなければいけないと思います。
また、今後も引き続き隣で一緒に走ってくれている谷津さんには、
水分補給を提供できるサポーターになっていられたら何よりです。
この一枚の写真は私がこのような雰囲気が好きだということもありますが、
被写体が持っている魅力が谷津さんが仰るように瞬間瞬間スローモーションで
見えた時があったので呼吸を合わせてシャッターを押していったときに見せてくれた場面でした。
被写体の呼吸と自分の呼吸を合わせること、これが私にとっての意思疎通のひとつかもしれません。
いい写真を撮りたいの気持ちの底には、技術的な側面を超えて人と人の繋がりを求めている私の命題が
見え隠れしているのかもしません。
Photography by ouchi akane
Coodi by kanasugi mayu
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