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Life Gift Blog 18
投稿日:2017/5/20
1211 2
『Question:お客様にとってライフスタジオとは?』
『Answer:一生お付き合いしたいスタジオ。』
永く長く続く、良い関係ってなんだろう?
家族という関係に似た関係を目指していきたい。
お互いの変化や成長、まるで親戚の集まりのようなアットホームな雰囲気。
私たちライフスタジオはそんなお客様とスタッフの垣根を越えて
まるで、家族のような関係を目指しています。それがFamily^^
もちろん、血は繋がっていないけど一年に一度は再会を約束し、
再会したらすぐに打ち解けられるようなそんな間柄を望んでいます・・・。
Writer Ouchi Akane
■Q ライフギフトに参加した感想をぜひお聞かせ下さい。
「日本の会社では考えられない心温まる対応」
ライギフト: 今回、はじめましての出会いでしたね。今まで、2010年から所沢店、国分寺店、大宮店、青山店、草加店、越谷店、下北沢店、草加店と沢山のスタジオに足を運んで下さり本当にありがとうございます。数時間の滞在でしたが最初の自己紹介の時からママさんがとても気さくにライフスタジオの歴史を語って下さっていたのがとっても印象的でした。
ママさん: 突然のお電話で最初はビックリしてしまいした。ですが、お電話で丁寧に説明してくださったお陰で安心しました。ギフトとして家族に焦点をあてた写真を撮って下さったり、沢山のサプライズな企画を準備して下さり、そういった発想が日本の社会では考えられない内容で本当に心が温かくなりました。そして、そんな一日をギフトしてくださり!!とっても太っ腹な会社だと思いました。また、その時に撮影していただいたファミリーフォトシーンでは子どもの写真を撮ることは夢中でも、正直私たち夫婦の写真を撮って下さるという機会があまり無かったので、今回はとってもいい機会になりました。このライフギフトという企画が考えに考え抜かれたアイディアだなと思いました^^
ライフギフト: 「日本の会社では考えられない」という言葉を聞いて、私は大げさですが社会人として、わたしのような存在が、少しでもこの社会の中で役に立てているのかな?という半信半疑な想いが小さな自信へと変わりました。単に自分のやっていることを喜んで下さっている人がいるということだけではなく、自分のやっていることが会社を通じて、この社会との繋がっているということを実際に体験することができました。この体験は非常に有り難いことです。本当にありがとうございました。
■Q今回ご覧になったスライドショーについてご感想をお聞かせ下さい。
「感謝に絶えません」
ママさん: 通常業務の合間をぬって用意していただいたのかと思うと感謝に耐えません。しかも古い写真データーまで残っていて二度ビックリです!!スライドショーの編集もセンスがあって自分にもそんなテクニックとセンスがあればいいなと思いました。毎回ライフスタジオを利用するたびに写真の出来栄えには感心させられていますが、沢山のスタッフを抱えても技術力が衰えないのは感動します!!
ライフギフト: スライドショーについての心温まるお言葉、ありがとうございます。正直、この企画が形になるまで手探りな状態で進めた企画だったので心配な点も多々ありました。少し話しが長くなりますが、このスライドショーを始めた経緯を聞いてください♪
ライフスタジオでは、撮影終わりのモニターで、お客様が涙を流すことがあります。またお客様が家に戻った後、スタジオに感謝の手紙を送ってくれることがあります。これらは、お客様がライフスタジオで過ごした経験に感動してくれたことを示しているのだと思います。お客様にとって本当に良い写真が撮れたのかもしれないだろうし、写真を見ながら被写体の美しさを再確認したのかもしれません。また、スタッフとお客様の会話が弾んで物凄く撮影が盛り上がったのかもしれません。何か一つの決定的なものがあるというよりも様々なものが関連してお客様は感動しているのかもしれません。いくらモニターで流した曲が雰囲気のあったものだとしても、お客様にとって良い写真でなければモニター中に涙を流すことはないと考えます。写真館での体験は全てのことが関連して感動が生まれているということ、感動は関係の中でつくられているということになると私たちライフスタジオは考えます。感動するまでにお客様が関係したものは、撮影された友達の写真、撮影した友達からの評判、ホームページに掲載されている情報、予約の電話を受けたスタッフ、撮影に入ったカメラマンとアシスタント、お客様と通り過ぎたスタッフ、撮影した空間、撮影された自分達の写真、購入した商品、これら全てが関係を持って感動が生まれていると考えます。
そしてこの関係の中でも特に感動において重要になるものが「人と人の関係」であると考えます。その理由を以下の二点で説明させて頂きます。
お客様にとって最も重要な写真と時間は人と人の関係によって創られる。
人が働くということは、人と関係をつくっていくということである。
写真館を利用するお客様の最大の関心事項は写真であると考えます。お客様は自分の姿を美しく表現し、写真に記録してもらいたいという目的があってスタジオを探し始めます。自分自身でそれができるのであれば、あえて写真館に訪れる必要はありませんが、特に家族写真となると家族の中で誰かがカメラマンの場合、その人は被写体になることができません。そのため写真館の役割は被写体の存在を美しく記録することであり、それが写真館で働く私たちが遂行すべき義務であると考えます。お客様は多くのスタジオの中から自分の目的を叶えてくれるスタジオを選択することになります。選択する時はホームページに掲載してある写真や友達から見せてもらった写真を参考に選択しているかと思います。そして、撮影の前段階でお客様は、写真のスタイル、撮影空間、撮影衣装、商品構成、撮影システムなど多くのことを知ることができます。しかし、唯一知ることができないのは自分達の実際の写真です。人は事前に知っていた情報についてはそれほど感動することがないと思います。サプライズで人を喜ばせるのもその理由です。そのため、感動の対象になるものは自分達がまだ見ていない自分達の写真であると考えています。よって当たり前の話ですが写真館では写真が重要になるということです。
では被写体の美しさが表現された写真がつくられるまでに主となるものが何でしょうか?
それがカメラマンと被写体の関係であると考えます。
美しい写真ができあがるためには光も必要ですし、撮影セットも必要になります。しかし、それらと被写体を関係させていくことは、カメラマンが被写体を動かすことによって違う要素と関連付けさせています。例えば窓から綺麗な光が差し込んできたとしても被写体が自らその光に近づいていくわけではありません。美しい写真を撮るためにその光と被写体を関連付けることもカメラマンの指示によるものです。また良い光と被写体を関連付けられたとしても、良いポーズ、良い表情を生み出すためにカメラマンが被写体に働きかけなければいけません。それはカメラマンと被写体の関係によって決まります。そのため細かく写真が出来上がる過程を考えてみても、主となる関係というのはカメラマンと被写体の関係であり、そこから全ての繋がりが連結していることになります。
良い光、良いフレーミング、良いレンズ、それらはどれも副次的なものになります。必要ないということではなく副次的なものであるということです。
私たちが良い写真を撮るために[人と人との関係]が重要であるということを、もう少し私の例をだしながら説明をしてみたいと思います。私が写真は[関係]によってつくられていると正確に認識したのは、マタニティー写真を撮った時の事です。当たり前の話ですが、成人写真を美しく撮っていくためには両親に正確なポーズをつけていかなければいけません。そこで唯一使える道具というのは自分自身の言葉(投げかけ)です。もちろん、撮影もそうですが、それ以外の時間も自分の言葉を使って的確にポーズの指示をしたり被写体の美しいポーズをつくらなければいけない状況でありますし、その空間に居るみんなが緊張しているのであれば、面白い話をして雰囲気を和ませてリラックスしてもらわなければなりません。しかし、私が的確に指示を出し撮影を進めることができればいいですが、それが全く行うことができない場合も多々有ります。なぜならば被写体はプロのモデルでなく、撮影の緊張もあるため、ポーズをとることも容易ではありません。その状況で自分の精神も弱まれば、それに影響して自分の指示も上手く伝えることができなかったり、被写体もぎこちない姿になってしまう可能性があります。緊張のため表情も終始堅いままになってしまいます。私はその状況を打破することができないまま、撮影を終了してしまいました。どのような写真が生まれたかは想像通りであると思います。私と被写体の[関係]がそのまま写真として表現されることになります。これが初めてのマタニティー撮影のデビュー体験でした。この経験によって自分が足りない技術を確認することができました・・・。‘ぎこちない関係’であれば写真も‘ぎこちない写真’になる。これを身をもって経験することとなりました。
もう一つ例を出してみたいと思います。自分の家族を撮影することを想像してみます。[関係の質]によって写真が変化すること理解することができると思います。同じ縁の下で育った家族であれば互いに緊張もなく、いつも通りの表情を見せてくれると思います。もちろん、カメラマンも気を使うことなく家族という被写体に支持を出すことができるだろうし、何気ない会話で自然と笑顔も出てくると思います。自然に出てきた被写体の美しい瞬間に合わせてカメラマンはシャッターを押せばいいのです。このような[関係]から、被写体が自然体の写真が生まれることになります。このような撮影が、カメラマンと被写体の双方にとって理想的だと考えます。このように写真はカメラマンと被写体の[関係の質]によって決定されるのです。カメラマンの義務というのは、被写体を日常的な姿にさせることです。そのためには現場で友人関係をつくるように、素早く人と関係を構築していかなければいけません。写真館は顧客にサービスを提供するために、必然的に[関係]に集中せざるを得ないということになるのです。ライフスタジオが[関係]を第一に考える理由もここにあります。また先ほども話しましたが、ライフスタジオは単純に撮影だけで価値を提供しているのではなく、その空間で過ごした総合的な時間までを包括した価値を提供しようとしているのです。撮影中以外の‘時間・空間’をどのよう作っていくのかどうかも関係によって決まってくるのです。これを整理すると・・・。お客様が望むものはまだ見ぬ美しい自分達の姿であり、その写真が感動の対象となります。そしてその写真をというのは人(スタッフ)と人(顧客)の関係から生まれるものであると考えます。つまり写真館の感動の主となるものは人と人の関係から生まれています。では、感動の持続性を考えたときLife Giftで実践されるべき内容は10年間の歴史を振り返り、一つひとつの関係の蓄積を総合した「関係の結晶」を見える化させることだと考えました。
これが、『Life Theater』です。つまり、日々準備させて頂いているスライドショーはお客様とライフスタジオの美しい関係だと考えます。
■Qライフスタジオに対してご意見などありましたらお聞かせ下さい。
「 幅 広い世代に愛されるスタジオに」
ママさん: ライフスタジオ=一生お付き合いさせて頂きたいスタジオなので幼児だけでなく、ジュニアからシニアまで幅広い世代に愛されるお店展開を期待しています!!
ライフギフト: まさに、人生の写真館ですね!!ライフスタジオはお客様の人生に寄り添って成長していける会社を目指しています。もちろん、その為にはスタジオで働くスタッフもここで働きながら自分の人生をどう過ごして生きたいのかを真剣に考えています。ぜひ、これからも長く関係を続けていけるようお互いの変化を成長を上手く共有しながらお互いの歴史にお互いの存在を刻んでいきましょうね^^
■Qご家族みなさんの夢をお聞かせ下さい。
「 海外旅行」
ママさん: いつか、家族全員で海外旅行にいってみたいです!!
ライフギフト:素敵な夢ですね^^私も同じく!!実は最近結婚した旦那さんは、一度も海外に行ったことがないのでハネムーンは海外がいいなと企んでいます♪♪ぜひ、その夢が叶ったら教えて下さいね~写真もいっぱい撮ってきてくださいね。
■Q人生において大切にしているものは何ですか?その理由は何ですか?
「 目標を決める」
ママさん:いつでも何か目標をおいて前向きに生きることです。なぜならば退屈な毎日を送りたくないからです。
ライフギフト:ママさんが仰るとおり、目の前のやるべき事に目標を立て立ち向かいのはすごく理想的な姿ですが意外とというかなかなか出来ないですね・・・。でもそれを大切なこととして常に意識することはとても大切なことだと思いました。私も明日からすぐに実践していきたいと思います。ちなみに、私はこのライフギフトを通じて日本の写真文化を変えていきたいと思います。その為にはお客様との関係が上辺の付き合いではなく心からお互い接しながら心地よい時間を過ごしていきたいと思います^^
一緒に同じ夢を見ながら、一緒にお互いの人生を考える事。
それは同じ時間を過ごして、語り合い、お互いを知ることから始まる。
知らない人から、知っている人になる。
たった数時間の間だけれど、その時間を大切だと思っていつも一生懸命。
自分に素直になると、相手にも素直になれる。
自分に嘘をついていると相手にも平気で嘘をつくようになる。
良い人になろう。良い夢を目指そう。そして、いい関係を繋いでいこう。
『Answer:一生お付き合いしたいスタジオ。』
永く長く続く、良い関係ってなんだろう?
家族という関係に似た関係を目指していきたい。
お互いの変化や成長、まるで親戚の集まりのようなアットホームな雰囲気。
私たちライフスタジオはそんなお客様とスタッフの垣根を越えて
まるで、家族のような関係を目指しています。それがFamily^^
もちろん、血は繋がっていないけど一年に一度は再会を約束し、
再会したらすぐに打ち解けられるようなそんな間柄を望んでいます・・・。
Writer Ouchi Akane
■Q ライフギフトに参加した感想をぜひお聞かせ下さい。
「日本の会社では考えられない心温まる対応」
ライギフト: 今回、はじめましての出会いでしたね。今まで、2010年から所沢店、国分寺店、大宮店、青山店、草加店、越谷店、下北沢店、草加店と沢山のスタジオに足を運んで下さり本当にありがとうございます。数時間の滞在でしたが最初の自己紹介の時からママさんがとても気さくにライフスタジオの歴史を語って下さっていたのがとっても印象的でした。
ママさん: 突然のお電話で最初はビックリしてしまいした。ですが、お電話で丁寧に説明してくださったお陰で安心しました。ギフトとして家族に焦点をあてた写真を撮って下さったり、沢山のサプライズな企画を準備して下さり、そういった発想が日本の社会では考えられない内容で本当に心が温かくなりました。そして、そんな一日をギフトしてくださり!!とっても太っ腹な会社だと思いました。また、その時に撮影していただいたファミリーフォトシーンでは子どもの写真を撮ることは夢中でも、正直私たち夫婦の写真を撮って下さるという機会があまり無かったので、今回はとってもいい機会になりました。このライフギフトという企画が考えに考え抜かれたアイディアだなと思いました^^
ライフギフト: 「日本の会社では考えられない」という言葉を聞いて、私は大げさですが社会人として、わたしのような存在が、少しでもこの社会の中で役に立てているのかな?という半信半疑な想いが小さな自信へと変わりました。単に自分のやっていることを喜んで下さっている人がいるということだけではなく、自分のやっていることが会社を通じて、この社会との繋がっているということを実際に体験することができました。この体験は非常に有り難いことです。本当にありがとうございました。
■Q今回ご覧になったスライドショーについてご感想をお聞かせ下さい。
「感謝に絶えません」
ママさん: 通常業務の合間をぬって用意していただいたのかと思うと感謝に耐えません。しかも古い写真データーまで残っていて二度ビックリです!!スライドショーの編集もセンスがあって自分にもそんなテクニックとセンスがあればいいなと思いました。毎回ライフスタジオを利用するたびに写真の出来栄えには感心させられていますが、沢山のスタッフを抱えても技術力が衰えないのは感動します!!
ライフギフト: スライドショーについての心温まるお言葉、ありがとうございます。正直、この企画が形になるまで手探りな状態で進めた企画だったので心配な点も多々ありました。少し話しが長くなりますが、このスライドショーを始めた経緯を聞いてください♪
ライフスタジオでは、撮影終わりのモニターで、お客様が涙を流すことがあります。またお客様が家に戻った後、スタジオに感謝の手紙を送ってくれることがあります。これらは、お客様がライフスタジオで過ごした経験に感動してくれたことを示しているのだと思います。お客様にとって本当に良い写真が撮れたのかもしれないだろうし、写真を見ながら被写体の美しさを再確認したのかもしれません。また、スタッフとお客様の会話が弾んで物凄く撮影が盛り上がったのかもしれません。何か一つの決定的なものがあるというよりも様々なものが関連してお客様は感動しているのかもしれません。いくらモニターで流した曲が雰囲気のあったものだとしても、お客様にとって良い写真でなければモニター中に涙を流すことはないと考えます。写真館での体験は全てのことが関連して感動が生まれているということ、感動は関係の中でつくられているということになると私たちライフスタジオは考えます。感動するまでにお客様が関係したものは、撮影された友達の写真、撮影した友達からの評判、ホームページに掲載されている情報、予約の電話を受けたスタッフ、撮影に入ったカメラマンとアシスタント、お客様と通り過ぎたスタッフ、撮影した空間、撮影された自分達の写真、購入した商品、これら全てが関係を持って感動が生まれていると考えます。
そしてこの関係の中でも特に感動において重要になるものが「人と人の関係」であると考えます。その理由を以下の二点で説明させて頂きます。
お客様にとって最も重要な写真と時間は人と人の関係によって創られる。
人が働くということは、人と関係をつくっていくということである。
写真館を利用するお客様の最大の関心事項は写真であると考えます。お客様は自分の姿を美しく表現し、写真に記録してもらいたいという目的があってスタジオを探し始めます。自分自身でそれができるのであれば、あえて写真館に訪れる必要はありませんが、特に家族写真となると家族の中で誰かがカメラマンの場合、その人は被写体になることができません。そのため写真館の役割は被写体の存在を美しく記録することであり、それが写真館で働く私たちが遂行すべき義務であると考えます。お客様は多くのスタジオの中から自分の目的を叶えてくれるスタジオを選択することになります。選択する時はホームページに掲載してある写真や友達から見せてもらった写真を参考に選択しているかと思います。そして、撮影の前段階でお客様は、写真のスタイル、撮影空間、撮影衣装、商品構成、撮影システムなど多くのことを知ることができます。しかし、唯一知ることができないのは自分達の実際の写真です。人は事前に知っていた情報についてはそれほど感動することがないと思います。サプライズで人を喜ばせるのもその理由です。そのため、感動の対象になるものは自分達がまだ見ていない自分達の写真であると考えています。よって当たり前の話ですが写真館では写真が重要になるということです。
では被写体の美しさが表現された写真がつくられるまでに主となるものが何でしょうか?
それがカメラマンと被写体の関係であると考えます。
美しい写真ができあがるためには光も必要ですし、撮影セットも必要になります。しかし、それらと被写体を関係させていくことは、カメラマンが被写体を動かすことによって違う要素と関連付けさせています。例えば窓から綺麗な光が差し込んできたとしても被写体が自らその光に近づいていくわけではありません。美しい写真を撮るためにその光と被写体を関連付けることもカメラマンの指示によるものです。また良い光と被写体を関連付けられたとしても、良いポーズ、良い表情を生み出すためにカメラマンが被写体に働きかけなければいけません。それはカメラマンと被写体の関係によって決まります。そのため細かく写真が出来上がる過程を考えてみても、主となる関係というのはカメラマンと被写体の関係であり、そこから全ての繋がりが連結していることになります。
良い光、良いフレーミング、良いレンズ、それらはどれも副次的なものになります。必要ないということではなく副次的なものであるということです。
私たちが良い写真を撮るために[人と人との関係]が重要であるということを、もう少し私の例をだしながら説明をしてみたいと思います。私が写真は[関係]によってつくられていると正確に認識したのは、マタニティー写真を撮った時の事です。当たり前の話ですが、成人写真を美しく撮っていくためには両親に正確なポーズをつけていかなければいけません。そこで唯一使える道具というのは自分自身の言葉(投げかけ)です。もちろん、撮影もそうですが、それ以外の時間も自分の言葉を使って的確にポーズの指示をしたり被写体の美しいポーズをつくらなければいけない状況でありますし、その空間に居るみんなが緊張しているのであれば、面白い話をして雰囲気を和ませてリラックスしてもらわなければなりません。しかし、私が的確に指示を出し撮影を進めることができればいいですが、それが全く行うことができない場合も多々有ります。なぜならば被写体はプロのモデルでなく、撮影の緊張もあるため、ポーズをとることも容易ではありません。その状況で自分の精神も弱まれば、それに影響して自分の指示も上手く伝えることができなかったり、被写体もぎこちない姿になってしまう可能性があります。緊張のため表情も終始堅いままになってしまいます。私はその状況を打破することができないまま、撮影を終了してしまいました。どのような写真が生まれたかは想像通りであると思います。私と被写体の[関係]がそのまま写真として表現されることになります。これが初めてのマタニティー撮影のデビュー体験でした。この経験によって自分が足りない技術を確認することができました・・・。‘ぎこちない関係’であれば写真も‘ぎこちない写真’になる。これを身をもって経験することとなりました。
もう一つ例を出してみたいと思います。自分の家族を撮影することを想像してみます。[関係の質]によって写真が変化すること理解することができると思います。同じ縁の下で育った家族であれば互いに緊張もなく、いつも通りの表情を見せてくれると思います。もちろん、カメラマンも気を使うことなく家族という被写体に支持を出すことができるだろうし、何気ない会話で自然と笑顔も出てくると思います。自然に出てきた被写体の美しい瞬間に合わせてカメラマンはシャッターを押せばいいのです。このような[関係]から、被写体が自然体の写真が生まれることになります。このような撮影が、カメラマンと被写体の双方にとって理想的だと考えます。このように写真はカメラマンと被写体の[関係の質]によって決定されるのです。カメラマンの義務というのは、被写体を日常的な姿にさせることです。そのためには現場で友人関係をつくるように、素早く人と関係を構築していかなければいけません。写真館は顧客にサービスを提供するために、必然的に[関係]に集中せざるを得ないということになるのです。ライフスタジオが[関係]を第一に考える理由もここにあります。また先ほども話しましたが、ライフスタジオは単純に撮影だけで価値を提供しているのではなく、その空間で過ごした総合的な時間までを包括した価値を提供しようとしているのです。撮影中以外の‘時間・空間’をどのよう作っていくのかどうかも関係によって決まってくるのです。これを整理すると・・・。お客様が望むものはまだ見ぬ美しい自分達の姿であり、その写真が感動の対象となります。そしてその写真をというのは人(スタッフ)と人(顧客)の関係から生まれるものであると考えます。つまり写真館の感動の主となるものは人と人の関係から生まれています。では、感動の持続性を考えたときLife Giftで実践されるべき内容は10年間の歴史を振り返り、一つひとつの関係の蓄積を総合した「関係の結晶」を見える化させることだと考えました。
これが、『Life Theater』です。つまり、日々準備させて頂いているスライドショーはお客様とライフスタジオの美しい関係だと考えます。
■Qライフスタジオに対してご意見などありましたらお聞かせ下さい。
「 幅 広い世代に愛されるスタジオに」
ママさん: ライフスタジオ=一生お付き合いさせて頂きたいスタジオなので幼児だけでなく、ジュニアからシニアまで幅広い世代に愛されるお店展開を期待しています!!
ライフギフト: まさに、人生の写真館ですね!!ライフスタジオはお客様の人生に寄り添って成長していける会社を目指しています。もちろん、その為にはスタジオで働くスタッフもここで働きながら自分の人生をどう過ごして生きたいのかを真剣に考えています。ぜひ、これからも長く関係を続けていけるようお互いの変化を成長を上手く共有しながらお互いの歴史にお互いの存在を刻んでいきましょうね^^
■Qご家族みなさんの夢をお聞かせ下さい。
「 海外旅行」
ママさん: いつか、家族全員で海外旅行にいってみたいです!!
ライフギフト:素敵な夢ですね^^私も同じく!!実は最近結婚した旦那さんは、一度も海外に行ったことがないのでハネムーンは海外がいいなと企んでいます♪♪ぜひ、その夢が叶ったら教えて下さいね~写真もいっぱい撮ってきてくださいね。
■Q人生において大切にしているものは何ですか?その理由は何ですか?
「 目標を決める」
ママさん:いつでも何か目標をおいて前向きに生きることです。なぜならば退屈な毎日を送りたくないからです。
ライフギフト:ママさんが仰るとおり、目の前のやるべき事に目標を立て立ち向かいのはすごく理想的な姿ですが意外とというかなかなか出来ないですね・・・。でもそれを大切なこととして常に意識することはとても大切なことだと思いました。私も明日からすぐに実践していきたいと思います。ちなみに、私はこのライフギフトを通じて日本の写真文化を変えていきたいと思います。その為にはお客様との関係が上辺の付き合いではなく心からお互い接しながら心地よい時間を過ごしていきたいと思います^^
一緒に同じ夢を見ながら、一緒にお互いの人生を考える事。
それは同じ時間を過ごして、語り合い、お互いを知ることから始まる。
知らない人から、知っている人になる。
たった数時間の間だけれど、その時間を大切だと思っていつも一生懸命。
自分に素直になると、相手にも素直になれる。
自分に嘘をついていると相手にも平気で嘘をつくようになる。
良い人になろう。良い夢を目指そう。そして、いい関係を繋いでいこう。
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