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札幌白石店
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to photogenic 91

投稿日:2017/3/31

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人に写真に自分自身に深く入っていきたい・・・

写真を撮るときにどんなイメージを持って撮影しているのか?

この問いかけをするかしないかで写真の仕上がりが本当に変わるのか?

私の考えはこうです。
絶対に変わると思う。です。

この話というのは写真の仕上がりという、カメラマンの立場の達成感だけで考えてはいけない。
私達は商業写真という業種であり、趣味で写真を撮影しているわけではない。お客様という相手がいて初めて成り立つ事なのである。

だから、お客様の立場を思考(イメージ)するところから私たちの撮影は始まっているのだ。


なぜ、お客様は写真館に行こうと思ったのか?

なぜ、数ある写真館の中からライフスタジオを訪ねてくださるのか?

お客様はライフスタジオにどんなイメージを抱いているのか?

お客様はどんな写真を求めているのか?

お客様は写真を通じて何かを得ることができているのか?また、それは何か?

お客様はライフスタジオの撮影を終えて、帰宅後
どんな生活を送るのだろうか?

ライフスタジオをまた訪ねたくなる時は、
どのような時か?また、それはなぜか?

このように、お客様の背景まで含めて深く思考することにより、ライフスタジオのアイデンティティが確立されるのではないだろうか?

更に突き詰めていくと、今の時代や社会が何を求めているのか?大きな視野を持って撮影していく事で、お客様とライフスタジオの求めている価値が一致、融合されライフスタジオらしい写真が産み出されるのだろう。

私はお客様が見たいもの、欲しいものを私も極力同じ目線で見たいと思っているし、欲しいと思っている。

だから、家族の一員の気持ちでお客様と交流するし対話もするし、お互いの考えるいい写真について語り合ったりもする。

イメージは相手を思い考え、それを含めて技術に乗せるのだ。


今回のイメージは、幸福感である。

幸福感を連想させやすいポイントを2つ



冬の15時すぎの光は、温かくてまろやかだ。
夏のように強すぎず、主張しすぎない存在感が
冬の光の持ち味である。また、空間全てを包み込むタオルケットのような心地よい風合いがある。写真では光の重要性もさる事ながら、私は写真全体の色味にも重きを置いている。
一枚の写真を視覚的に捉えるとき、色形は必須であり、今回のテーマである幸福感はクリーム色とベージュを足して二で割ったような、風合いのある色味である。
正直、何色と例えずらいが
環境(冬の光)
条件(白い前ぼかし、私が決めた露出)
被写体(被写体の髪や眉毛の色味)
など、まさに写真を成り立たせる構成要素がうまく融合して産み出した唯一無二の色味である。


表情

幸せは自分の心が決めるもの。
誰かが決めるものではない。
と、相田みつをさんが言っていました。
私も同じくそう思います。

また、幸せは自分が分かることだと思うし
その幸せさは滲み出ているものだと思う。

だが、幸せは目に見えるか分からない。
何故ならば、幸せは感情が満たされることを示すからだ。

であれば感情を一番表現できる方法は、
被写体を動かすことであると考える。
では被写体の何を動かすのか?
私は表情というものに着目している。

役者が表情で演技をして観客を魅了する事と同じ原理である。だから被写体の表情というものは写真の構成要素には欠かせないものである。

このシーンは、朝起きて枕を抱きしめながら今日という1日を喜びで始めよう。というストーリーである。目を閉じて口を少しあけて、両手いっぱいに枕をギュッとする。

『いつもそうしているよ!』

そう言っているかのような、彼の動作は私の心を攫ってくれた。

幸せが見えた瞬間だった。

イメージとは、いつもしている事を
いつも通りしている君に近づける事であった。

写真や人はやっぱり奥が深い…
まだまだ深く向き合っていきたい。

 

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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