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札幌白石店
to photogenic 90
投稿日:2017/3/15
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『HPに道がある』
ライフスタジオの社長が投げかけてくれた一言であった。
私たちにとってどんな意味があるのだろう。
自分なりの解釈を少ししていきたいと思う。
今回のHPに道があるの核心は『根拠をつくることである』
根拠とは辞書的な意味で言うと物事が存在する理由を示す。
つまり、ここで意味する根拠とは私なりの解釈でいうと
ライフスタジオが存在する理由を個人個人の魅力を最大限開花させ
それを全てHPに投げ出していこうという事ではないかと考えた。
つまり、スタッフ一人一人が自分言葉でライフスタジオの構成要素を紐解き、
再確認しながら、発信を通じて広めていくとう、
『確認・連結・拡大』の関連性をもってライフスタジオの道を自らが切り開いていこうというものである。
このような一連の流れは、HPの側面だけではないと考える。
写真でも同じようなことが言えるのではないかと思う。
私たちライフスタジオは、美しさを表現し思い出を記録する楽しみの空間
という定義を日本の写真館に対して代案した。
その意味というのは、時代が求めているものを共に求めたかった。
そんなシンプルな理由だったのではないだろうか。
今の時代は普遍的な価値を求めていると考える。その中でも私が今もっとも関心を強く抱いていることは
豊かさという価値である。この豊かさとは物質的、金銭的な側面での豊かさではない。
精神的な面であり、個人的に豊かになればいいというわけではない。
豊かさは共に創ることを意味し、それはお客様や働くスタッフ同士、
人と人が重なり合って共に創り上げてくことを目指している。
また、ライフスタジオという写真館も同じ価値観を持っていると私は信じている。
撮影では私たちができる最大限の行いをすることが、共に創る最大限の努力であるし、
それを通じていい写真を生み出していくというのは、私もそれを求めていることであるから、これは一方的な事ではない。
被写体の存在理由を見出すことは、あなたもわたしもしたい事であり、
それを通じてわたしたちは私達になっていくのである。
被写体の美しさの根拠は私達が作り上げる関係の結晶でもある。
MihiroちゃんFamiyは2年前草加店で出会っている。
今年は私を訪ねて越谷店まで足を運んでくださった。
恥ずかしさを胸に私は聞いてみた・・・。
なぜ、私に会いに来てくださったのですか?
『会いたかったら』
という心地よい言葉の響きと真っ直ぐな気持ちは私を和ませてくれた。
私はその瞬間その家族のことが好きになった。
そして、小さな反省もした。
同じタイミングで好きになりたかったと。相手も好きで私も好き。
人が人を愛することは目には見えないけど、会いたいという行動がその意味を証明している。
社長が昔から言っていた言葉が頭を過った。
人を好きになるとその人の写真も好きになるという単純な真理を
ライフスタジオのスタッフ皆が分かることを願っている・・・。
私はその意味を全身で感じた。
この一枚の写真のポイントを整理すると2つの内容を挙げることができる。
【目線】
この原本にはカメラ目線とそうでない目線の2枚が入っている。
今回フォトジェニックに選んだ写真はカメラ目線ではないこちらの写真を選択した。
理由は、クローズUPイコールカメラ目線という固定概念を超えた新しい発見をすることが出来たからだ。
そのお陰で、また自分なりの美しさの定義が更新された。
特にポイントである目線は意図的に外している。
なぜならば、彼女の美しい瞳は全体を緩やかに見渡す余裕さえ感じさせる、とても優しくて温かい目線であった。
その観察をもとに、その要素がカメラ目線では合わないことを直感で感じた。
その代案として考えたのが全体を見渡すように目ん玉をゆっくり左右に動かしてくださいという声かけだった。
そして、この四角の中をもっとも美しく満たしてくれる目線がこの瞬間であった。(左斜め下)
これが、トリミング、前ボケ、彼女の魅力、前髪の乱れ具合に調和を齎せてくれる最高な目線であった。
きっとこれが、右下や左上では調和が出せなかったと考える。
【スタイリング】
いい写真を生み出すために必要な要素の中で、私は遊び心というものを一つ重要視している。
こういった工夫が実は写真の表現方法をより自由に、そして無限大にしてくれる秘策ではないかと自分なりの考えている。
Mihiroちゃんと二年ぶりに再会したとき、彼女の髪型の変化に注目した。
以前はオールバックのポノーテールだった。
2年ぶりの再会で彼女は水原希子風のボブカットに変わっていた。
その彼女にひと手間加えるために、髪型を遊ばせようと考えた。
その瞬間私の美しい髪形レイダーに引っかかったのが、モデル、女優で活躍する中村アンさんを
彷彿とするかきあげバンクで美しい女性のイメージであった。
Mihiroちゃんには、モデル気分で思いっきり髪の毛をかきあげてみてと声かけをし
その様子をずっと観察していた。ワンレンの髪の毛は上下に移動し、その間を空気が通りぬけ
ふんわりを重なった編み物のような按配になった。
私は心の中で、キター!!!!!と思った。
このスタイリングはまさに、共に作りあげた過程で舞い降りた被写体から湧き出た美しさであった。
美しさは相乗効果によって産み出されることに
今回の一枚で確信が持てたような気がする。。
10年経ったら、流行りのカフェにでも行こうか^ ^?
そんな繋がりがこれからも続きますように。
色んなことを語りあいたいね。
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