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札幌白石店
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to photogenic 89

投稿日:2017/2/28

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人に写真に自分自身に深く入っていきたい・・・

ライフスタジオはあなたとわたしのための人生の写真館になっていきたい。
10年前からずっとこのことを考えてきました。

では、どのようにしたらそれが実現できるのでしょうか?
答えは私にも分かりませんが、ひとつ挙げるのであれば
私がここで働き続けることではないでしょうか?
そして、写真を通じてお客様へ共に働く同僚へ自らの想いを伝えることだと考えます。

今回の一枚は、人生に必要な『豊かさ』をイメージして撮影に取り組みました。

では、豊かさとは何でしょうか?
私が考える豊かさは、自らの意思で人生の目標を決めその道に向かっている過程の中で
得ることが出来る心の満足感が人生の豊かさだと考えます。
人は誰でも外的な影響で心の満足感を得やすいですが、必ずしもそれだけで心は満たされるとは思いません。

豊かさは自分の心が決めることであり、自分がそのように感じよう、
受け止めようとしたときに在るものを豊かさと認識することができます。

だから、豊かさは誰からか与えられるものではなく、自ら気が付くものだと思います。

そのことを今回の被写体である少年にいつか大人になって自分の映っている写真を見た時に

そんなことを思ってほしいと願いを込めてフォトエッセイを書きました。

 

越谷店では毎週木曜日にKatsuが写真の時間を設け、自分の考える写真主題の取り組みについて

みんなの前で発表をしてくれています。今回は形象化という主題のもと、その取り組みをより円滑に行うための

観察という取り組みについても分かりやすく説明してくれました。

その中で、Katsuも含め今後越谷店全員の課題である撮影空間についての定義をより

明確にしていかなければいけないということを、写真に深く入っていけばいくほどみんなが強く感じたと思います。

それは、ある意味越谷店の伸びしろになっていると思います。

面ごとにはそれぞれのコンセプトがあるのですが、空間事態となるとその定義はさらに本質的な内容をようするものになってくるので簡単には定義することが難しいと思います。

だから、ある一定期間は各自が空間撮影に集中して取り組み、それぞれの価値観を形成するときだと思います。

 

越谷店は床と壁がミスマッチです。

床は真っ白なのに対し、それぞれの面は赤や緑、レンガなど、床と壁の連結が創造しにくいというのが難点です。

越谷店で初めて撮影するカメラマンのほとんどは、最初は床に被写体を立たせ、インテリアとのバランスをとって撮影をしますが、パソコンでそれらの写真を分類した時には、20%足りない写真という印象を受けると思います。

その理由は、先ほども話したように被写体の足元と背後のインテリアに連結性が欠けるので、被写体が浮いているように見えるからです。つまり、被写体が空間の中に馴染んでいないという印象を受けます。

 

そのような観察に対する私なりの代案が、今回の一枚です。

 

『アイアンチェアーを使った床の底上げ』

『自然を連想させるグリーンの色を基調としたコーディ』

『あくびという仕草』

 

 

 

 

 

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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