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札幌白石店
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to photogenic 82

投稿日:2016/11/9

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最近、とある映画を見た。

その中で心に残っているのが、人と人との繋がりに対するメッセージの部分であった。

『糸は繋がって、離れて、絡まって、捩れて、また繋がって・・・』

人と人との関係もそのように同じことが繰り返されていくという話であった。

 

人と人との巡り合わせの不思議さは今に始まったことではないが、人生32年生きてくると

ふと、そんなことが時々ものすごく奇跡みたいに素晴らし事だと感じるときがある。

 

でももしかしたら、誰しもそのような奇跡を追い求めているかもしれない。

そして、その為に今を精一杯生きているのかもしれない。

 

例えば、人生は誰かと出会うためにあるのだとしたら・・・?

それは、一つの長い旅のような映画だ。

時として、自分は女優になれることもあるし、監督になれる時もある。

もちろん大工さんや演出家にだってなれることもある。

 

だが、この仕事をさせてもらえている時は、むしろ映画監督のようなものかもしれない。

なぜならば、脚本を考え、シナリオから演出まで、自分の考えを通して表現者としての役割を与えてもらえるからだ。

出会った人を映し出すという事は、その人の人生を映し出すことと同じようなものでもある。

皆がそれぞれに『人生』というタイトルの映画を記録している。。

 

記憶は保存することにより、記録になるし、

記録は蓄積することにより、思い出になる

思い出は保管することにより、その人の映画となる。

その映画のタイトルはまさに『人生』だ。

 

人生は何かしらの方法で、記録され、蓄積される。

その一番いい方法が写真ではないだろうか・・・?

 

この一枚に写る、2人は2人だけにしかわからない関係がある。

 

ゲーテの名言の中にこのような言葉があった。

 

人生でいちばん楽しい瞬間は、誰にも分からない二人だけの言葉で、
誰にも分からない二人だけの秘密や楽しみを共に語り合っているときだ

 

まさにその通りであった。

 

ママときみの間にあるその繋がりは、新しい人生の始まりを象徴する美しい瞬間であった。

 

私は、その瞬間をどのように記録したらいいのか考えた時に、もっとも自然にそれを

成してくれる自然の恵みに力を借りようと考えた。それが『光』である。

 

ふたりの世界に少しでも触れたい。

そんな気持ちで二人の関係を眺めるように写し出そうとした。

 

光の強さ、光の色味、光の方向、光とインテリアのバランス、光と被写体の関連などなど、

自然ありきの撮影だからこそ、自分がその恵をどう捉えるかが非常に需要であると考えた。

 

私にとって光は恵だ。

だから、その恵みに感謝して、その恵をありのままに受け入れ、
適切な技術で被写体と結びつけることで最高の瞬間が訪れた。

その瞬間、私は導かれるようにシャッターを押すことが出来た。

それが、わたしにとっては最高の機会であり

2人の門出にとっても最高の一枚になれたらと願う。

 

私は素晴らしい仕事に巡り合えたと思っている。

人と出会い、人の人生に触れ、その記録を通じて

自分も幸せになれるからだ。

 

ずっと続けるためには・・・

私はもっと人について、人生について学ばなければいけない。

その為にも次の新しい道をまた歩んでいきたい・・・。

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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