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photogenic65
投稿日:2014/4/10
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人に、写真に、自分自身にもっと深く入っていきたい・・・。
フォトグラファーの命題である良い写真とは何か?
私達は熱い気持ちをもって、常に答えを求めていかなければいけません。
常に同じを悩みを抱えるのではなく、読み・書き・討論をしていきながら良い写真の定義を常に変化させていく必要があります。そして、『これだ』という決定を常に繰り返していくのです。そうやって、人も写真も成長していくのではないでしょうか?
そして、常に私達の写真に対する理論の提案と対話を通じた相互依存関係を成立させていくことが必要です。それが、同じ目的を持った仲間との美しい人間関係なのではないでしょうか?そういった関係性が写真というツール以外にも多方面から繋がることによって私達ライフスタジオの目指す写真が常に変化発展していくのです。
しかし、その変化発展にも様々な壁が立ちはだかってきます。その壁は何でしょうか?
今までの経験の中でしか言えないのですが、写真館で働く私達にとって一番の壁は目に見える物質的なものではなく、目に見えない自分自身が作り出した自分なのです。では、自分自身が作り出した自分とは何でしょうか?ひとつあげるとしたら、見慣れた日常。つまり固定概念です。
例えば、この場所ではここから光がくるから被写体をこの位置におけば問題のない写真が撮れる。
このアングルであれば、人の輪郭が綺麗に表現できるというように、知らないうちに出来上がってくる習慣というものが存在します。もちろん、その習慣にも段階があります。しかし、3年以上撮影をしているフォトグラファーであれば、その習慣というものが次のステップアップへの障害になる場合があります。それはなぜかというと、人間は習慣の中で生きていく性質を持っているからです。習慣が出来てくると人はその習慣が心地よくなってきます。その心地よさはある一定を過ぎると楽ができる感覚に変化していきます。それを機械的になってしまった撮影方法だと批判することができます。もちろん、商業写真である以上安定した写真と撮るということは大前提であり、他の写真館と何が違うのかということを常に私達は定義していきながら、私達の存在理由を定義していくことが必要です。
しかし、その習慣を常に塗り替えていくことで新しい習慣を生み出していきながら物事が変化していくことを表現していくのです。それが、義務感でやっているというよりかは内なる自分が、自分の中にあるものを外に出していきたいというアクションに繋がっていくのではないでしょうか。それは、表現であり発信なのです。今回の一枚は、上記の文面でのべたような新しい習慣を生み出した結果、表現することができた一枚です。今回自分が行ったことは、条件を変化させるというよりかは、条件を一から創り出すということをポイントにしてみました。3月の中旬から始まった川口店リニューアルオープンで経験させて頂いた、イメージ考案からインテリアの買い付け、セッティングまでの流れを元に越谷店の新しいインテリア構築しました。そこまで大掛かりなものではありませんが、今まで用いた小物に対しての新たな活用方法をまずは最初に考えました。そして、雑誌の1ページに出てくるような、小物や背景が複雑なように見えて、統一感をもって配置された条件を考えて見ました。そして、この写真のポイントはそのインテリアに合ったコーディネートと視覚的な色味のイメージです。普段は原本を基本的に加工することは行っていませんでしたが、この写真を原本で見たときに後20%足りないスパイスを埋めてくれたのが色味の加工でした。加工をすることにより、この写真に+αという価値が生まれ、よりこの一枚の完成度が増したのではないかと考えます。今後も写真に対しての分析とそれを表現した文章、さらには私達の熱い魂が必要なのではないでしょうか。
Photo by Ouchi akane codi by Oikawa Yuko in koshigaya
フォトグラファーの命題である良い写真とは何か?
私達は熱い気持ちをもって、常に答えを求めていかなければいけません。
常に同じを悩みを抱えるのではなく、読み・書き・討論をしていきながら良い写真の定義を常に変化させていく必要があります。そして、『これだ』という決定を常に繰り返していくのです。そうやって、人も写真も成長していくのではないでしょうか?
そして、常に私達の写真に対する理論の提案と対話を通じた相互依存関係を成立させていくことが必要です。それが、同じ目的を持った仲間との美しい人間関係なのではないでしょうか?そういった関係性が写真というツール以外にも多方面から繋がることによって私達ライフスタジオの目指す写真が常に変化発展していくのです。
しかし、その変化発展にも様々な壁が立ちはだかってきます。その壁は何でしょうか?
今までの経験の中でしか言えないのですが、写真館で働く私達にとって一番の壁は目に見える物質的なものではなく、目に見えない自分自身が作り出した自分なのです。では、自分自身が作り出した自分とは何でしょうか?ひとつあげるとしたら、見慣れた日常。つまり固定概念です。
例えば、この場所ではここから光がくるから被写体をこの位置におけば問題のない写真が撮れる。
このアングルであれば、人の輪郭が綺麗に表現できるというように、知らないうちに出来上がってくる習慣というものが存在します。もちろん、その習慣にも段階があります。しかし、3年以上撮影をしているフォトグラファーであれば、その習慣というものが次のステップアップへの障害になる場合があります。それはなぜかというと、人間は習慣の中で生きていく性質を持っているからです。習慣が出来てくると人はその習慣が心地よくなってきます。その心地よさはある一定を過ぎると楽ができる感覚に変化していきます。それを機械的になってしまった撮影方法だと批判することができます。もちろん、商業写真である以上安定した写真と撮るということは大前提であり、他の写真館と何が違うのかということを常に私達は定義していきながら、私達の存在理由を定義していくことが必要です。
しかし、その習慣を常に塗り替えていくことで新しい習慣を生み出していきながら物事が変化していくことを表現していくのです。それが、義務感でやっているというよりかは内なる自分が、自分の中にあるものを外に出していきたいというアクションに繋がっていくのではないでしょうか。それは、表現であり発信なのです。今回の一枚は、上記の文面でのべたような新しい習慣を生み出した結果、表現することができた一枚です。今回自分が行ったことは、条件を変化させるというよりかは、条件を一から創り出すということをポイントにしてみました。3月の中旬から始まった川口店リニューアルオープンで経験させて頂いた、イメージ考案からインテリアの買い付け、セッティングまでの流れを元に越谷店の新しいインテリア構築しました。そこまで大掛かりなものではありませんが、今まで用いた小物に対しての新たな活用方法をまずは最初に考えました。そして、雑誌の1ページに出てくるような、小物や背景が複雑なように見えて、統一感をもって配置された条件を考えて見ました。そして、この写真のポイントはそのインテリアに合ったコーディネートと視覚的な色味のイメージです。普段は原本を基本的に加工することは行っていませんでしたが、この写真を原本で見たときに後20%足りないスパイスを埋めてくれたのが色味の加工でした。加工をすることにより、この写真に+αという価値が生まれ、よりこの一枚の完成度が増したのではないかと考えます。今後も写真に対しての分析とそれを表現した文章、さらには私達の熱い魂が必要なのではないでしょうか。
Photo by Ouchi akane codi by Oikawa Yuko in koshigaya
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