子どもの髪を結ぶ姿。
慣れた手つきでささっと結ぶ姿。

きっと日常でも溢れているこんなシーンでも自分ではなかなか残せないはず。
だからこそ、私たちが代わりに残します。
そう思ってシャッターを切りました。

この写真を撮りながら私自身のいろんなことを思い出しました。

「幼稚園の頃毎日母が髪を結んでくれたこと。」

「結ぶ時はいつも高めのツインテール。」

「小さなキラキラの球が付いたヘアゴム。」

小さな思い出は何かきっかけがないと思い出しずらいものです。
そんな小さな思い出の扉をノックをするのも私たちの仕事だと思います。
この子もこの写真を見て何か思い出せるだろうか。

結んでもらった髪型とか

よく使っていたヘアゴムとか

全て彼女が愛されていた証拠ですから。
いつか思い出す手助けができるように。

スタジオ撮影ではありますが垣間見える日常も残していきたいです。

これはそう思わせてくれたそんな写真