「いい写真」とは何か。

後輩カメラマンによく聞かれます。

 

私も一時期先輩カメラマンに同じ質問をし、早く一人前になれるように足掻きました。

それから沢山勉強もしたし、沢山写真に触れました。

 

今でも継続して行っています。

 

LIFESTUDIOでカメラマンをやって5年がたち、自分の中で何となくですが「いい写真」というものが抽象的なものから具体的なものに変わってきました。

 

改めて思うに僕のいい写真というのは１つだと感じていましたが、２つありました。

 

１つ目は「心に響く写真」

これはドキュメンタリー性が高い写真です。

泣き顔だったり、笑顔だったり、その瞬間を肯定してあげる写真です。

これは何となく想像できますね。

笑顔だけがいい写真ではないです。

笑顔もいいが〇〇もいい写真という考えです。

 

２つ目は「技術的にいい写真」

これは写真を見た際に各構成要素が高い基準にあるかです。

写真は構成要素からできておりその中に「光」や「構図」などがあります。

例えばいろいろある中で「光」と「構図」と「ポーズ」が高い基準だったらいい写真とか。

技術面で見た際にどれだけの構成要素のレベルが高いかで変わってくるという考えです。

そういった点では技術面で見た際の写真は加点式だと思います。

 

これが今現状の私の考えです。

きっとこれを3年後に読んだら、3年後の自分はきっとこう言うと思います。

 

「3年前の自分は何もわかっていない」

 

きっとこれからまた別の考えがインプットされて、それを元に新たな考えが生まれると思いますが今はこれが僕の考える「いい写真」です。