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札幌白石店
【 日常、光。】
投稿日:2022/11/1
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光にはいろいろな種類がある。
これは硬いとか、柔らかいとかの光の性質ではなく、光がもたらす表現とそれを感じる感性の話。
日常の中で普段から触れ、ありふれている光。
太陽からの自然光や、街頭や車のヘッドライトなどの人工光。
今ふと顔をあげても、いろいろな種類の光に包まれ生活しています。
エジソンが白熱電球を発明したのは素晴らしいものでした。
きっと当時は歓喜にわき、飲めや歌えやのどんちゃん騒ぎまるでお正月とお盆が
同時に来たような感じでしょう。
しかしそれが日常的になり、当たり前のように光がある生活。
それがどれだけ素晴らしいものかを忘れていったと思います。
カメラマンに重要な要素として人々が何気なく感じているものを美しく感じるセンサーが必要なんじゃないかと感じています。
木々からの木漏れ日、水の流れる様子、肌に当たる風、それらをどれだけ当たり前と捉えるだけでなく、美しさを見出せるのか。
日常の中で人々が美しいと感じやすいものが光による効果です。
これらは潜在意識から来てると個人的には思っているのですが話が長くなるので今回は省略します。
光がもたらす効果には反射だったり、影だったり、イメージなどがあります。
今回意識したのは効果のひとつ、反射です。
反射シート被写体を包み込み、そこに光を当てる、そうするとプリズムのように光り輝く。
しかしあくまで被写体がメインなので、被写体にインパクトを与えるため顔の半分にのみ光を当て陰影とつけました。
そうする事により周りの反射と被写体でバランスとれた写真になります。
今回伝えたいとは、普段日常的に感じているものはとても素晴らしく美しい物だという事です。
それらを美しいと感じ、表現し、写真にアウトプットする。
その結果生まれたのがこの写真です。
その意識を持って改めてスタジオを見ると新しい発見があるのはないでしょうか。
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