Staff BlogOmiya
- Yuka Zenke
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善家 由華
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ライフスタジオ大宮店の善家です。みんなからは「善ちゃん」と呼ばれています!
北国北海道出身で、保育士と幼稚園の先生をしていました★
関東にきてからカメラを趣味から仕事へ。
バンタンデザイン研究所へ通い、写真について学びました。
今の瞬間をお写真に残していけたらと思っております。
みんなでたくさん笑って、たくさん思い出とお写真を残せたらと思います♪
よろしくお願いいたします(^^)/
偶然だけど偶然じゃない1枚
投稿日:2023/2/9     更新日:2023/2/9
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この写真を撮ってから1ヶ月が経った。
それでも私がこの時シャッターを切り、
85カットに入れたのにはきちんとした理由がある。
この日、1歳記念でパパさんママさんと一緒に
大宮店の扉を開けてくれた。
家族写真では、絵本を読んだり
窓から外を眺めたり…
家族の温かさが漏れ溢れていて
その空間全てが優しかった。
撮影日はとても良い天気で、
この日コーディで入ってくれていためめちゃんから
ファーストシューズを持ってきている。
と事前に聞いていたので
みんなでお外に行こう!となった。
私が先にカメラを持って玄関に向かおうとすると
リビングでママさんパパさんが
「初めて履くね。」と
とても小さな靴を大切に彼に履かせようと
してくれていたので
せっかくなら初めて靴を履かせるところも
写真に残したい。と思い
お外で初めて靴を履かせてもらった。
初めての靴
それぞれみんな反応は違う。
違和感を感じて泣き出してしまう子
すぐ脱ぎたがってしまう子
でも彼は初めての靴でパパさんママさんと
手を繋いで楽しそうに立つことができた。
その後のシーンで
スーツにお着替えをし、スタジオの靴を履いてもらった。
最初は木琴で楽しそうに遊んでいて
どんどん前に移動。
そこで靴に気付き、彼は靴を自分で脱ぎ始めた。
コーディで入っていためめちゃんは
衣装を直そうと入ろうとしてくれていたが
私の「かわいい。そうそう。脱いでごらん」
という言葉で私の撮りたいイメージを
察してくれて見守ってくれた。
パパさんママさんも
私たちに任せてくれた。
インテリアを入れた広い写真ではなく
彼のこの靴に夢中な姿
可愛く立てた小指
今にも落ちてきそうなほっぺ
大切に握った木琴の棒
そしてすでに自分で脱げたもう一足
全てが愛おしく感じたので
この画角いっぱいいっぱいに詰め込んだ。
脱ぐだろう。と予測して履かせたわけではなかった。
それでも偶然靴を脱ぎ始めた彼
偶然だけど偶然じゃない1枚。
この時、めめちゃんが靴を直してくれたら撮れていなかった
誰かが声をかけるとカメラ目線になってしまっていた
シャッターを押したのは私だが、
見守ってくれて任せてくれていた
ママさん、パパさん
私の一声で察してくれためめちゃん
この空間にいるみんなのおかげで
残すことができた1枚の写真。
1ヶ月経った今でもこの時のことは
忘れられない。
素敵な時間をありがとうございました。
photo&white by zen
cordi by meme
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