Staff BlogOmiya

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大宮店

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鈴木 亮平(スズキ リョウヘイ) @soo1990
1990年生まれ福島県いわき出身の日本人カメラマン。1998年ゲームボーイカセット「ポケットカメラ」で写真活動を始め、日常風景撮影と写真集制作の趣味をもつ。2012年ライフスタジオ大宮店入社。本格的に写真を生業にする。同年からライフワーク「SAQ」鳥取砂丘での作品撮影を始める。2015年に日本人一般女性と結婚、2016年に長男が誕生。同年より大宮&代々木店で店長を務める。

#351 「ディズニーそうじの神様が教えてくれたこと」から考える仕事の本質

2019/1/25

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あらすじ


本書は、ディズニーランドを舞台に、カストーディアル・キャスト(清掃員)たちによって繰り広げられる感動物語である。

元オリエンタルランドの社員で、初代ナイトカストーディアル(夜間の清掃部門)のトレーナー兼エリアスーパーバイザーとして活躍し、「ディズニーのサービス哲学の神髄」を体験してきた鎌田洋氏が、自身の体験に基づいて書き記した感動ストーリー。

物語を通して、夢と感動で満ちあふれ、多くの顧客を魅了してやまないディズニーランドの秘密が明らかになると共に、「仕事とは?」「サービスとは?」「人生とは?」など、読む者に「働くことの本当の意味」を問いかける。

物語の舞台は、ディズニーの清掃部門、カストーディアル。そこで働くキャストたちの4つの人間ドラマで構成されている。そして、この4つの物語すべてに貫かれているのが、アメリカのディズニーランドの初代カストーディアル・マネジャーで、あのウォルト・ディズニーが最も信頼を寄せた清掃員として、ディズニーの世界で「そうじの神様」と称えられるチャック・ボヤージン氏の教えだ。

本書の著者の鎌田洋氏は、この「そうじの神様」ことチャック・ボヤージン氏から直接2年間にわたり指導を受けており、当時のチャック氏の教えを紹介できる唯一の存在と言っても過言ではない。

本書に収録されているのは、「夢の国の落とし物」「月夜のエンターティナー」「魔法のポケット」「夢の、その先」の4つの物語。どれも感動的で、ディズニーの魔法に満ちあふれた物語だ。ディズニーのそうじの世界に秘められた「仕事で人を幸せにするヒント」がきっと見つかることだろう。 

http://www.sinkan.jp/special/cleaning/より引用


「そうじ」の考え方


そもそも掃除というものは、やらなければならないけど、どうも面倒くさい…という印象が先立たないだろうか。ちゃんとした掃除なんてテスト勉強前にしかやらなかったですし。
とにかく掃除の優先度はかなり低いところにありました。本書に登場する清掃員のキャストさんも清掃という仕事に対して劣等感があった。掃除の中に使命感を生み出すのは簡単なことではないだろう。しかし掃除というものが人を幸せにするヒントを沢山もっているのは確かだと思います。

私も掃除や身の回りの整理整頓は仕方がなくやるタイプです。しかし社会人となり毎日掃除が仕事の一部となってから、少しずつそうじがどんな意味合いを持ち、そうじによって物事の本質がほんの少し見えてくるようになってきました。

 

そうじを楽しむ


「たのしいそうじ」って言葉だけでなんだかやりたくなってきちゃう。何でも楽しめるように人生を歩めたら陽気なものですが。自分がそうじすることで、誰かの気持ちのくなったり、幸せになることを想像してやりがいを感じることも必要でしょう。しかし何よりまずは自分自身がそうじを楽しむことこそ大切だと思います。
「埃が溜まりやすいところを把握し、今日はどれくらい埃が溜まっていて、それを早く掃除機でシュッと吸いたい…」
「コロコロで絨毯のゴミがどれくらいとれるだろう…」
「上腕三頭筋を意識しながら床拭きをしよう」
「普段掃除しない場所を見つけて埃をかっさろう」
毎日決められた時間の中でひとつでも楽しめるテーマをもってそうじする。べつにそれが誰かのためになれば良いし、ならなくてもいい。そんな心持ちでそうじをしたい。そしてそれが周りの人に波及して社員同士でそうじの楽しみ方を共有して、さらにアップデートされた「たのしいそうじ」をできたらなと思うのです。

 

仕事の本質


「そうじの神様」と呼ばれるチャックさんは、一度決めたゴミ箱の位置を何度も変えるのだとか、それはゲストがゴミ箱のを探さなくてもいいように、ベストな位置を探しているためだという。
仕事とは、楽する方が得とか、担当以外のことをしたら損とか、自分都合のためにやるものではない。「いかに楽をするか」ではなく、「いかにベストな環境を作るか」ということを各々が目標にすることで、社員同士がお互い支え合い、チームに結束力を湧かせるという。
店舗のリーダーシップを求められるポジションにいる身としてこのことがいかに大事であるかを思い知らされます。
そうじは奥深いことです。汚れが気になることは、綺麗にしようという一歩であり、汚れに気づくことは、少しの変化に気づける一歩でもあります。
そうすると身近な人の変化にも気づけるようになり、そこからどんな幸せを提供できるかが考えられます。

 

「あなたができるすべてをしてあげなさい。そして、できる限りきれいにしなさい」

ーウォルトディズニー

 

この言葉の意味が少しだけわかったような気がします。

 

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