Staff BlogOmiya

Chifumi Kozu
大宮店

高津 智文

高津智文(こうずちふみ)です!

自分から言うのは年甲斐もなく恥ずかしいですが、、
あだ名は「ちーちゃん」です。

2011年からライフスタジオ大宮店でコーディネーターとして撮影に入らせて頂いてます。


2児の母(9歳娘、1歳息子)です。
撮影では、ママさんパパさんとの子育てトークも密かな楽しみになってます♪

よろしくお願いします!

Image

2019/2/23

484 0

モデル志望の男の子。

赤ちゃんの頃から『写真を撮られる』ことを当たり前に経験してきた。

成長するにつれて、『写真を撮られる』ことがどういうことか、自分自身の中で感じ取るセンサーはきっと変わっていったに違いない。

学校帰りでママと2人で来店。

すごくおしゃべりというわけではないけど、そこにいたのは屈託ない表情で話す等身大の6歳の男の子。

 

ママに髪の毛をセットしてもらい、持ち込みの衣装も着て、撮影開始。

ママさんのご要望は、笑顔ではなく『少しすかしたような、生意気でかっこいい感じ』

「生意気って悪いことじゃん!」などと言いながらも、そんなイメージを受けてか、カメラを向けられた瞬間、彼の中にあるモデルスイッチが発動した。

 

カメラマンから話しかけられても受け答えしない。

まっすぐにこちらを見据えて、ポーズをきめる。

まるで、撮ってくださいといっているかのように。

 

カメラマンもそんな彼の反応に応えるように、シャッターをきっていく。

少し緊張感のあるそんな雰囲気が、いつもの撮影とはまた違った空間を作り出す。

赤ちゃん撮影などとは違い、「撮られている」ということを被写体の彼自身が意識している。

そして今までの撮影経験も彼の中の「モデルとはこういうもの」というひとつのイメージを作り出しているようにみえた。

 

撮影が進むにつれて、モデルスイッチの入った彼とは違った、自由奔放でちょっといたずらっこの彼もときどき出てくる。

そんな等身大の姿も75カットの中におさめられていく。

そして撮影が終了。

 

モニターで自分の写真が流れると、無言で見続ける彼。

見終わった後、「写真の意味が分かった気がする」と何か大きな発見でもしたかのように目を輝かせて言った。

 

その真意を聞いてみると「大きくなったり、小さくなったり…」ということ。

引きの写真、ミドルアップ、クローズアップ…75カットを流れで見ることによって、撮影でのことも思い起こされたのだろう。

そしてそれが写真という結果物として目の前に現れたときに、彼自身が「何か」を感じ取ったことは確かだ。

まだ6歳。それを言葉にすることは難しい。

今の彼の最大限の表現が「大きくなったり、小さくなったり…」であったということ。

 

「少しすかしたような生意気でかっこいい感じ」

 

カメラマン、コーディネーター、被写体、そこにいるすべての人が共有していた一つのイメージ。

衣装、髪型、インテリア全ての要素が融合し、そんなイメージが具現化された写真。

 

 

Photo Pon

 

この記事をシェアする