Life studio Omiya

Coordi coco

photo&write zen

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私がライフスタジオに入る前。

まだ、北海道にいた頃。

幼稚園で２歳の担任をしていました。

秋になって、子どもたちが園に慣れてきた頃。

朝、お迎えのバスの準備をしていると園に電話が入ってきて、

「パパがお休みがやっととれたので、七五三のお参りに行ってきます！」とママさんが嬉しそうに、でも少し忙しそうに話して電話を切り、

翌日には、七五三のお参りのお話をしてくださったことを覚えています。

子どもたちも、特に園をお休みして、家族でお出かけをした時は、翌日とっても嬉しそうに、あったことをお話ししてくれました。

 

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「家族の休日」

 

大宮店に「家族の休日」に来てくださるお客様たち。

それを改めて表現するのは、とても難しく思った。

なぜなら、そのままが「家族の休日」だと私は思ったからだ。

私が最初に「家族の休日かぁ。」と振り返った時、自分が子どもだった頃を思い出そうとした。

でも何かが違くて、何かしっくりこなくて。

色々なご家族と毎日触れ合い、撮影していく中で、ある日、子どもたちに「先生」と呼ばれて、

自分が幼稚園の先生だった頃の思い出を振り返ってみよう。と思った。

 

そして出会えたのがこの１枚。

 

パパさんとママさんとお子さん。

慣れない草履で歩きにくそうに歩くお子さんを

優しく見守って、転ばないように。ゆっくり。

そんな姿を私は切り取るように。

まるで、写真ではなく、記憶の１ページのように。

静かにシャッターを切った。

 

女の子の３歳の七五三。

普段着慣れない着物を着て、普段見慣れないママさんの着物姿。

スーツを着たパパさんと３人。

特別な日。

 

ご家族にとって、とても思い出深い日。

 

ちょっと特別な、普段とは違う、

「家族の休日」