Photogenic
大宮店
夏の思い出
投稿日:2020/8/20
3612 1
LIFESTUDIO OMIYA
Photo:Ueda
Coordinater:Masuyama
Photo:Ueda
移りゆく自然の流れの中で、そこに歩調をあわせていくこと。
当たり前に感じられるその営みの中に、自然な人の姿を発見することができる。
写真もまた同じで、移りゆく画面の中に、いかに調和をもたらすことができるか。
今回は「涼」というテーマを持ってこの写真を分析してみたいと思う。
季節は夏。灼熱の太陽光が容赦なく地面を照らし、うだるような熱気が立ち上る。
身体に纏わりつく服を脱ぎ捨てて、深い水の中に頭までつかりたくなるような、
そんな気分になる季節。
ただそんな暑い夏だからこそ、「涼」という言葉が際立って来る。
人は暑さを避けて涼を求めるが、その姿の中に自然で夏らしい趣を感じることができる。
舞台は緑溢れる夏の庭。上から降り注ぐ太陽の光が夏らしい光と影を生み出している。
肌が見える黄色い衣装と麦わら帽子。夏を表現するのにうってつけの脇役たちが揃った。
また今年のトレンド色であるシャーベットカラーを取り入れたことで、
夏らしい雰囲気の中であっても、暑くなりすぎずどこか涼し気な様子を感じることができる。
後に少しだけ写ったカラフルでシャーベットカラーなガーランドは、
緑あふれる画面の中でちょっとしたアクセントになり、画面に活気を与えてくれた。
こどもたちは少し離れた私たちの様子を伺う様に、こちらに視線を向けている。
そして、緊張感の中にある興味と関心の眼差しを、優しく包み込むかのようにシャッターを切った。
Coordinater:Masuyama
Story
夏の空とヒマワリ。
この季節に合う色だ。
少し人見知りな二人、小さな声で呼びかける。
そんな一瞬の一コマ…目のくらむ太陽の暑さが2人を照らし、
背景とのコントラストがストーリーをより際立たせる写真となっいています。
Coordinate
夏の定番、黄色いシャーベットカラーをチョイスしました。
大宮店では緑の映える庭があり、ナチュラルな色にし過ぎると色が負けてしまうため、
少し強めの黄色のワンピースと黄色いシャツを提案しました。
写真で分かるように被写体と少し重たい緑やインテリアの背景がコントラストとなり
被写体を引き立たせる写真になったと思います。
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