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大宮店
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幼い頃の思い出

投稿日:2017/6/5

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兄「重いぃぃぃ。ぎゃーー。」
弟「きゃー、はははは。下ろしてー。」

 
 
2人を見ていて私にもこういう時があったのかなと、ふと思った。
私には4つ年の離れた弟がいる。大きくなってからは会話することも減った。
正直お互いに何をしているかそこまで知らないし、ましてやこんな風に絡むこともない。
 
幼い頃の様子がビデオカメラを再生するように頭の中に映し出される。
はっきりとしないぼんやりした画面の中で、おかっぱで赤いほっぺの弟が笑っている。
そこにはもう1人の私がいて、写真の兄弟のようにおんぶをしてあげている。
私の表情は分からない。まるで消しゴムで消したように感情を読み取ることもできない。
でもなぜか体の奥の方からスーッと力が抜けていくような感覚を覚える。
 
あの頃はもう過ぎ去ってしまったもの。思い出はだんだんと色褪せていくようだ。
でもだからこそ思い出という画用紙に色を付けて、より鮮やかに残していきたい。
そしてその思い出を頼りに、いつでも昔のような仲に戻れたらいいのになと思う。
 
そんな一枚を、まだもう少し先の彼らの人生に向けて送りたい。

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美しさを表現し、思い出を記録する、楽しい遊びの空間

人生の写真館ライフスタジオという名前に込めた想い。
それは、出会う全ての人が生きている証を確認できる場所になること。
家族の絆とかけがえのない愛の形を実感できる場所として、
人を、人生を写しています。

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