ライフスタジオではいろんなタイプの家族写真を目にすることができます。

一般的に知られている家族写真といえば、きちんと椅子に座り姿勢を正したショットなど子どもの頃からよく目にしてきました。私自身も家族で旅行に出かけたときや七五三の時、何かのお祝い事などで家族写真を撮っていましたが、今見てみるとなんだかカメラをじろっと見ているふてくされた自分を発見してくすぐったい気持ちになったのを覚えています。このような写真が「家族写真」として私の中で思い出されるものですが、ライフスタジオではその固定概念を超える様々な家族の形を写すことに挑戦しています。

例えばお子様を夫婦で見つめる写真や、高い高いをして笑っている写真、家族がみんなでおもちゃで遊んでいる写真、後姿や足元だけなど様々な形で撮影しています。
それらは決してカメラを見ているというわけではありません。むしろ顔が写っていない後姿などもあるわけです。
ですが、そこには「家族の姿」が写っているのです。
その時、その瞬間のその一家庭一家庭、それぞれの姿が色んな形、色んな方法で写し出されているのです。私はそんなライフスタジオの家族写真が好きです。

今回大宮店では「家族写真」という題名で７月を様々取り組んできました。
家族のイメージカット、家族のクローズアップ、様々な方法で「家族の姿」が写されていました。

その中で私がひときわ目を引いた一枚
なんだか想像して心が和んだ一枚がこの写真でした。

「お兄ちゃんが不安でお父さんのおひざから離れられない妹のためにシャボン玉を吹いてあげてる」
私の想像ではありますが、可愛らしい末っ子の妹のためにパパとお兄ちゃんが一生懸命な姿がなんだかほほえましく、気に入ってしまいました。普段はきっと妹ちゃんはママといる時間が一番長いのではないでしょうか？お仕事で忙しいパパはあまり普段から一緒にいてあげられないかもしれない、でもこういう特別な家族での写真を撮る時間にみんなで力を合わせて可愛い妹の為に力を尽くす姿に胸を打たれました。

というのも、私も実はもうすぐママになります。
まだ実感があまりわかない中、色々と想像してしまいます。家族が増えたらみんなで何ができるかな？でも、今も仕事に忙しいパパは、子共と遊ぶ時間はどのくらいとれるかな？こんな事を考えたことがありました。そしてこの写真の家族のようにみんなで助け合い支え合い喜び合う家庭にしたいなとしみじみ思う今日この頃です。

「あなたの為に私にできることはなんだろう？」

その手助けが少しでもできる私たちでありたい。
家族の姿が少しでも多く残せる私たちでありたい。
その家族の力に少しでもなれる私たちでありたい。

と、この家族写真から学んだのでした。