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「ディズニーの教え方」から学ぶ「チームワーク」

投稿日:2017/6/27

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 ディズニーの教えから学ぶ「チームワーク」 討論                   書記:上田 

 

ライフアワードの受賞項目で、チームココハナがただ一つ受賞したことがないことがある。 

それは「チームワーク」現在ココハナでは「先輩、中間層、新人」というチーム構成になっている。今回の主題は「9割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニーの教え方」という本をテキストとして「チームワーク」について学習、討論する時間を持った。 

 

[ライフスクール当日までの準備討論] 

■大宮 

・仲が良いだけでは関係性は深まらない。 

・組織に所属するメンバーがその組織のビジョンを共有しておかなければならない。 

・そのビジョンをもとに価値を行動に表している、行動指針の必要性を感じた。 

・組織の向かう先で自分の姿はどうなっているかも変わってくる。 

■代々木 

・後輩との接し方についてそれぞれの意見を述べた。 

・人によってやり方が違い、はっきり言った方が良いという意見や自分で気づいてもらうためにアプローチしていく方が良いのではないかという意見が出た。 

・職場内(オフステージ)の関係性において、スタッフ同士いつも気を遣って笑顔でいる必要があるのか。逆に素直な姿を見せた方が、個々の今の状態に気付けるのではないか。 

 

■ライフスクールでの討論。各自が本を読んで話たい案件を集めて討論。 

 

2章 後輩との信頼関係を築く 

Q. 信頼関係を結ぶためにお互い意識していること。そもそも信頼しているか、されているか。? 

丸山:自分自身に関心を持ってもらったり気づいてもらったりすることで、相手に対して信頼感を持つことができる。自分が信頼されている感覚はまだない。 

増山:仕事においては、お互いがパートナーという立場で、お客様にある一定のクウォリティー(目標の一致、技術、接客等)を提供してくれると思えた時、お互いの事を信頼できるのではないか。 

信頼関係がない状態で、お互いに意見を話し合った時、本来話すべき筋から逸脱して、相手個人に対する不満や批判につながる恐れがある。チームワークにおいて信頼は大切。 

 

4章 後輩のモチベーションを高める 

Q. そもそもモチベーションとは何なのか。どうやってモチベーションをあげるのか? 

キーワード:やる気、動機、きっかけ、自分を動かしてくれる起点となるもの、出発点 

金子:モチベーションには二つの側面があるのではないか。外からやってくるものと、自分の内からでてくるもの。中から出てくるものが理想的なのかなと思う。人によってモチベーションの上げ方は違う。 

鈴木:シンプルに考えて自分のやりたいことをやっているとき。しかし、やりたくないことが自分に降りかかってきたときも、それをやりたいことに変えていくことでモチベーションを維持していくことができると感じる。 

上田:自分の場合は人に突っ込まれることでモチベーションが上がるが、人によってモチベーションの上がり方は違う。よって、基本的な軸は持ちつつも人によってケアの仕方を変えていく方が良いのではないかと思っている。 

増山:軸がないと時と場合によって発言が異なったりすることに繋がる。そうなると信頼関係も悪化していく可能性がある。 

 

Q. モチベーションに関係するフィードバックとして、どのタイミングでそれをするのか。 

北岑:人にいろいろと気を遣いすぎると言いたいことも言えない。また後々言うことになっても、その時思ったとこが変わっていたり、違っていたりすることがあるので、言えるときはすぐ言った方がいいのではないか。 

金子:すぐ言った方がいいと思う。改善は早い方がいい。言わないとだらだらといつまでも変わらない。変わらなければ変わるまで言い続けるべき。自分がよくできなかった時もすぐ相手にどうだったか聞いている。 

リーダー:時と場合によって言うタイミングは違ってくる。外見だけで判断を下すのは早計で、核心をつかむまで寝かしておく事柄もあるのではないか。 

増山:よく話すことが必要だ。自分の話を聞いてくれないと思うことがある。 

北岑:相手が何を言われているのか理解しなければ、ちゃんとした理解にはつながらない。もしよく分からないことがあれば、それに対して質問を返す必要がある。 

佐藤:まだ仕事に慣れていない中で様々なことに対してフラストレーションが溜まっていくことがある。なぜという部分に対する説明があるとありがたい。 

丸山:何か自分の枠を超えた課題を経験したとき、何が悪かったのか、どうしたら良かったのかを説明してもらえると理解しやすい。できれば早めに。 

 

5章 後輩の自立心・主体性を育てる 

Q. 相手の課題について気づいた時、それをどう伝えているか。 

金子:何が必要なのか出し惜しみせず言ってほしいと思っている。道に例えると、まずお互いに目的地を共有した上で、次にではどういった道のりを歩むのか一緒に考えたりした方が良いのではないか。目的地が分からないままでは道に迷ったまま、どこにもたどり着けない。 

鈴木:守破離という言葉がある。まずは型をマスターすることから始めるのが理想だと思う。その次に型を破る、個性を発揮するということができる。個人的にはその順序がバラバラなので、人に対する時悩むことがある。 

北岑:プロとアマチュアは違うという話。プロならばまずはお客様の前に出せる一定のクウォリティーを備えるべき。だからまずは基礎を固める守を、次にその基礎について疑問を抱き、自分を客観視しながら変わっていく破、そして自分の個性を発揮していく離という順序を踏んでいくことが良いと思う。 

伊藤:守破離と同じような流れ。子どもの教育でもまずはやっていいこととやってはいけないことを教えて、その次にやりたいことをやらせるようにしている。 

増山:スポーツと同じ。スポーツにはルールがある。ルールがなければゲームとして成立しない。まずは型をかためるべき。 

リーダー:「型をもって容を成す」という白鵬の言葉がある。ライフスタジオでは、どちらかというと後者の容を成す部分に集中してきた歴史があるが、今は型を作っていくことに集中している。順序が逆という話だが、それは会社の状態によって常に変わるものだとも思っている。 

 

Q. チームココハナに共有されている価値観はあるのか 

佐藤:何となく説明は受けて理解はしているが実感はあまり湧かない。 

丸山:よくわからない。 

齋藤:いろんな言葉が飛び交っているが、それがどう自分と繋がっているのかはよく分からない。チームココハナにある価値観が日々の現場の中で生かされているのか。 

リーダー:価値観が浸透するには長い時間がかかるもの。しかもその間に人によって意味や理解が違ってくることがある。だからお互いにコミュニケーションを取る中で、価値観の浸透と軌道修正を行っていく必要がある。 

 

(まとめ) チームワークについて 

仲良くご飯を食べたり遊んだりすることがチームワークの本質ではない。
チームワークとはそのチームに所属する各個人が同じ方向を向き、目的地に向かってお互いに向上し合える関係のこと。
各個人の違う考えを尊重する事とお互いに個性を生かしながら、チームとしての目的に向かっている時に、生まれる関係性が本当のチームワークである
と定義してみました。
  

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