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水戸店
一瞬の光を
投稿日:2019/1/21
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写真に写っている2人はとても仲良しな
しっかり者のお姉ちゃんと元気いっぱいの弟くん。
「じゃあ、2人でそのお花の匂いを嗅いでみよっか!」
と誘導してみるものの、弟くんは他の遊びに夢中になっていました。
するとお姉ちゃんが造花の匂いを嗅ぐ動作をして
「ほら、匂いがするよ!」と、お姉さんらしく弟くんを誘導してくれました。
私は、この2人が作り出す"瞬間"を必ず切り取らねば!とカメラを構え、光や構図・前ボケの位置・設定を数秒で確認し「ここだ!」という所でシャッターを切り、この1枚を創り上げることが出来ました。
弟くんがその後
「何も匂いしな~い!」
とニコニコしながら言ってくれたのがなんだか和んで、これまた可愛かった。
これからも仲良しちゃんでいてね。
来てくれてどうもありがとう。
とても楽しかったよ。
また会える日を楽しみに待ってるね。
私はこのライフスタジオでカメラマンの仕事をしております。
毎日大きな大砲のようなカメラとレンズを抱え、来てくださった方々の"ながーい人生の中のたった一瞬"を写真という形で永遠の思い出として残す、とても素敵な仕事です。
「ファインダー越しに被写体を捉えてシャッターを切る」なんて事だけなら簡単です。
ハイテク化が進み、人工知能なんてものが登場した世の中。
きっとそのうち機械に仕事を全て乗っ取られてしまうでしょう。
しかし、私達カメラマンは機械とは違い「様々な想い」を込めながらシャッターを切っています。
一瞬の感情・未来・希望・夢・その子らしさ
一緒に遊びながら、会話をしながら知り、想像し
心を通わせて1枚1枚の写真を創り上げる。
それは決してカメラマン1人で創るのではなく、みんなで楽しく創れるものであると私は思っております。
なんとなく撮った写真と、
楽しい思い出が残っている写真。
将来大きくなった時にアルバムを見返した時、
「そういえば、小さい頃写真を撮りに行ったなぁ。」
「遊びながら写真を撮って楽しかったなぁ。」
と、少しでも当時を振り返ることが出来るのは
やはり、楽しい思い出が残っている写真ではないでしょうか?
思い出の写真があればいつの時代も楽しかった瞬間にタイムスリップ出来る。
皆さんの楽しい"今"を切り取り、将来タイムスリップするための"切符" すなわち思い出の写真を創るお手伝いをするのが「カメラマン」という職業だと私は思っています。
そして、普段撮影している中で特に大切だと思うものが兄弟写真と家族写真です。
子供達は日々成長していく中で、当然ではありますが気持ちの面でも成長します。
幼い頃からずっと仲良しでいてくれることが1番ですが、みんながみんなそうはいきません。
思春期、反抗期。心に距離を感じることもあるかもしれません。
部活や遊びで忙しくなり、家族みんなで過ごせる時間も少なくなるかもしれません。
だからこそ家族の"今"を思い出として残せる兄弟写真、家族写真を大切に思います。
流れ星に例えるのならば、「光輝く、その一瞬」を写真という形で是非残して頂きたい。
思い出というアルバムの中で光り続けられるように。
私達はこれからもカメラマンとして、時にはアシスタントとして皆様と共に楽しく沢山の写真や思い出を創れるよう頑張って参ります。
是非、皆様の素敵な一瞬をライフスタジオで思い出として残してみてはいかがでしょうか。
photo by kazuki
coordinater by Toshi
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